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【神界ワンチューブ Vol.4】弁財天のすべてを癒やす櫛ASMR!

「はいどーもー!神界の食い倒れ担当、阿形っす!第1弾の4日目は、満を持して弁財天の姉さんが登場っすよ!」


自信満々で鎮座する弁財天。手元には輝く櫛が一本。


「……髪をとかす音……」


美しい声でささやき、自分の髪に櫛を当てる。AD獅子が最新の最高級コンデンサーマイクを緊張気味にスッと向けた。


「…………サ、スゥ―――――……」


「……あ、あはっ、……ちょっと…シュールっすね」


阿形が漏らすと、弁財天がニヤッと妖艶に微笑んだ。そこへ、モニター室から長老Pの寿老人が、いつもの鹿と一緒にスタジオ入りしてくる。


「……髭をとかす音……」

寿老人は弁財天に背を向けて座ると背後から、手を伸ばし髭に櫛をあてる。

「…………サ、スッーー……サ、スッーー……」


寿老人の立派な白い髭に、弁財天が優しく櫛を通す。見入る阿形、聞き入るAD獅子。


「……鹿をとかす音……」

弁財天が「ここに寝て」と膝を叩いたので、鹿は弁財天の膝枕で横たわった。

「…………サ、スッー……サ、スッー……」


今度はまさかの鹿の毛並みをサスサス。マイクを向けるAD獅子の表情が、なんだか心地よさげにとろけていく。


「……獅子をとかす音……」


「え?!」


弁財天は「これ持ってて!」と、阿形にマイクを持たせ、
AD獅子に、「はい、ここにきて」と膝を叩く。
照れながら、弁財天の膝に頭を乗せるAD獅子は目をパチパチして緊張している。


「…………サ、スッー……サ、スッー……」


さわさわさわーーーー さわさわさわーーーー


「あぁー、すっかり撫でられてるわ……」


あまりの懐きっぷりに呆然とする阿形。完全に目を閉じ、ご満悦のAD獅子。


「…………サ、スッー……サ、スッー……」


「……んっ、ごっ!……んっご……」


「はぁーい!落ちた落ちた!! 完全寝たっす! 撤収、撤収ーーー!!」


AD獅子が完全に理性を忘れてイビキをかき始め、強制終了!

すべてが浄化されたスタジオの中、吽形は静かに筆を走らせていた。


【吽形・夢見心地の獅子と、美しき櫛の魔力】

髪から髭へ 鹿の背へ 巡るよ巡る 櫛の旅

神の警護の 荒獅子も 姉の手にかかれば 仔猫のよう

マイクを忘れて 夢の中 「んっご」と響いた 幸せの音

長老P(かみ)の髭すら 艶めいて 今日のスタジオ 桃源郷

                        ―― 吽形・風のポエム


呆気にとられた長老Pがモニター室から出てきてポツリ。


「ずいぶんと、あっけなかったのう……」


「こんなもんじゃろ〜」


弁財天がフフッと笑う。 
神の警護の猛獣も、姉さんの前では形無し。
長老Pはあきれ顔のまま戻っていった。


結果:弁財天の極上ASMRにより、AD獅子が完全に寝落ちして強制終了!

(※裏でプロデューサー陣が「寝かしつけ動画として100万回再生されるぞ」と大喜びで即アップした)


***


次回は、毘沙門天の旦那の『神界最強の武神が挑む!激辛地獄ハバネロラーメン完食チャレンジ!』をお届けするっすよ〜!お楽しみに!








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