見出し画像

雪国から生存報告させていただきます

日暮れがすこし伸びてきた気がする。
明るい時間が増えただけでうれしい。
雪国暮らし。
雪かきはたいへんだけれど、好きな光景もあって。
誰も通ってない、まっさらでフワフワな雪が……たまりません!



降り積もったあとはホイップクリームにしか見えない

このどこまでも続く真っ白な大地に、第一歩を刻むのです。
はしゃぎ過ぎた観光客ではなく。

長年、雪国に住んでいる大人の私が!

なんなら背中からダイブし、ありありとここに存在している証を残そうとも思う。

ということを子どもたちに熱心に教えています。
子どもたちにはウケています。

この教えに従い、カラスが先に足跡をつけようものなら、

「コラー!」

と、子どもたちは黒いやつらを追い払っています。

とはいえ、
「まぁきれいね✨」で済まないのが雪国というもの。
先日は大荒れの際は、普通にホワイトアウトになっていました。
なんっにも見えない。

家に帰るためにゆっくりと車で走っていたときのこと。
信号がポツンポツンとしかない田舎道でした。
順調に走るところなのに、前の車の進みが遅い。
そろそろ~っと走っていると突然目の前に……

割と大きめの木が! 吹雪で折れてる!!


道塞いでる!!


夜だったのでかなり見えにくく、私が運転していたら確実に突っ込んでいったでしょう。車が見るも無残になっていたことは確実。

夫が用心深くて九死に一生を得ました。

そして、誰もが安全運転で木を避けていく。
これが雪国住民の危機管理能力です。(私は運転得意じゃないんです)


雪は「きれいね~」だけじゃない。
雪道で車が横転した、スキー中にリフトから落ちた。
そんなエピソードを誰もが持っている。(たぶん)

それでも雪国から離れないのはなぜか。

かがやくまっさらな雪原。
音一つなく降り積もる美しさ。

何度も、「ほう……」と、ため息がもれるきれいな光景を知っているからだ。

まったく、いい景色を見せてくれるぜ。大寒。




#私の二十四節気

はしさんの企画に参加させていただいてます!


いいなと思ったら応援しよう!

藤澤コウ|看護師ストーリーライター 応援していただいたチップはこどもたちのみかんに変身予定です!