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「あれ、最近あいつと連絡取ってないな」──学生時代の友達と疎遠になったあなたへ

夜、なんとなくスマホを開いた。

LINEのトーク一覧をスクロールしながら、ふと気づく。

仕事のグループ。家族。ニュースの通知。またあのアプリからのお知らせ。

でも、あれ。

学生のとき、毎日みたいに連絡取り合ってたあいつ。最後のやりとり、いつだっけ。

名前を探してさらにスクロールする。

……ずいぶん下にある。

タップしてみる。最後のメッセージ。

「また飲もうね!」

あなたが送ったそれに、相手が「絶対!」と返してる。

日付を見る。

一年半前。

胸の奥が、ちょっとだけ冷えた。

この記事を開いているということは、あなたにも一度はこういう感覚があったはずです。

ケンカしたわけじゃない。
嫌いになったわけでもない。
連絡しなくなった理由も、特にない。

ただ、なんとなく。気づいたら、距離が開いていた。

それを「寂しい」と言っていいのかもよくわからなくて、かといって「別にいいか」と割り切れるわけでもなくて。

なんか宙ぶらりんな気持ちのまま、今日も夜を終える。

──この記事は、そういう感覚を持ったことがある方に向けて書いています。

先に言っておきますが、これはあなたが薄情なわけではありません。
その話をちゃんとしていきます。

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気づいたら、半年連絡してなかった話

私の話をさせてほしい。

社会人5年目の秋のことだ。

大学のとき、一番つるんでた友人がいた。

同じ学部で、入学初日に偶然隣の席だったやつ。それだけで仲良くなって、気づいたらバイトも一緒、飲みも一緒、深夜に意味もなくファミレスで時間をつぶすのも一緒。就活で第一志望に落ちた夜、電話してきたのもそいつだった。

卒業するとき、「社会人になっても変わらずにいよう」って言い合って。

それが本気だったのは、今でも疑ってない。

でもある日、ふと思った。

「あいつと、最後に話したのいつだっけ」

スマホをさかのぼる。

半年前。

しかも内容が「あけおめ!今年もよろしく」「こちらこそ!」で終わってた。

ゾッとした、っていうほど大げさじゃない。

でも、胸の真ん中に、ちいさな穴があいたみたいな感覚があった。

「変わらずいよう」と言ったのに、気づいたら変わってた。

意図してそうなったわけじゃない。

僕は転職して環境が変わって、毎日が目まぐるしくなった。向こうは結婚して、子どもが生まれてた。「おめでとう」をLINEで送った記憶はある。でもそこから先、なんとなく話が続かなくなった。

お互い、ただ「生活が変わった」だけ。

でもその「だけ」が、静かに積み重なっていた。

こういうこと、社会人になったら誰にでも起きます。
あなただけではないので、まずそこは安心してください。

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なぜ、学生時代の友達と疎遠になるのか

責める前に、一回整理しましょう。

なぜ、あんなに近かった人と、自然と離れていくのか。

理由はほぼ3つに集約されます。

ひとつめ。物理的に離れた。

進学、就職、転勤、引っ越し。

「会おうと思えば会える距離」じゃなくなると、関係って本当にあっさり薄れます。

学生時代は、キャンパスに行けば会えた。バイト先で会えた。「なんとなく会える場所」が存在していた。

社会人になると、その「なんとなく会える場所」がなくなります。会うためには、スケジュールを調整して、移動して、お金と時間を使って、という「コスト」が発生する。

意識的に動かないと会えない状況になると、そのままフェードアウトしていくことが多いです。

ふたつめ。使える時間が根本的に変わった。

学生のころ、時間は「余ってた」。

授業のない昼間、長い夏休み、何もしない週末。

「ひま〜」って連絡するのが普通だった。

でも社会人になると、自由な時間は奪い合いになります。

仕事の疲れ、家事、家族サービス、自分の体を休める時間。

連絡しない、じゃなくて、する余白がない。

気づいたら「今度連絡しよう」と思ったまま、三ヶ月が過ぎている。そういうことが重なっていきます。

みっつめ。ライフステージがズレてきた。

これが、正直一番大きいと思います。

結婚した人、していない人。子どもがいる人、いない人。転職した人、同じ会社で昇進した人。都市に出た人、地元に残った人。

「話の前提」がどんどんズレていきます。

悪意は一切ない。でも、なんとなく話しづらくなる。

相手の生活が想像しにくくなって、「元気?」の一言を打っては消す、みたいなことが起きます。

大事なのはここです。

どれも、あなたの性格の問題ではありません。

薄情でも、冷たいわけでもない。

環境が変われば、関係が変わる。それはごく自然なことです。

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大前提:疎遠は「失敗」じゃない

ここ、この記事で一番伝えたいことかもしれません。

僕らはどこかで、「友達は減らしちゃいけない」と思い込んでいます。

小学校のとき仲が良かった子、中学で毎日遊んだ子、高校の部活の仲間、大学のゼミの友人。それが全員「今も連絡を取り合えてる状態」でないといけない、みたいな強迫観念みたいなものを、どこかに持ってしまっている。

でも、ちょっと考えてみてください。

今、毎日連絡を取っている人って、何人いますか。

そのうち、学生のときから続いている人は何人いますか。

それって、あなたが薄情だから少ないんじゃなくて、それが普通なんです。
私は3人しかいません泣

人間は、その時々の環境のなかで、その場にいる人と深くつながる。
そしてその環境が変われば、つながりの形も変わる。

それは縁が切れたんじゃなくて、「保留」になってるだけだと私は思っています。

LINEのトーク画面が止まってるだけで、あなたとそいつの関係が終わったわけじゃない。

疎遠になること=失敗、じゃありません。
疎遠になること=お互いが前に進んだ証拠でもあります。

まずそこを、自分に許可してあげてください。

そのうえで、「でもやっぱり、あいつともう一回話したいな」と思う方がいるなら。

つなぎ直す方法は、ちゃんとあります。

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もう一度つながる5ステップ

ここからは超具体的にいきます。

今日から使えるものだけを選びました。

【ステップ1】「つなぎ直したい1人」だけ決める

全員に連絡しよう、と思うと絶対動けません。

まず1人だけでいいです。

「この記事を読みながら、顔が浮かんだ人」でいい。
「なんとなく気になっている人」でいい。

1人に絞ることで、初めて動けます。全員を追わなくていいです。

【ステップ2】謝罪・言い訳から入らない

「久しぶり!なんか急に連絡してごめんね」から入ると、相手も気を使います。

「いや全然!こちらこそ〜」という返しをさせてしまって、お互い気まずくなるパターンになりやすい。

疎遠になったのは、どちらか一方のせいじゃありません。だから謝罪は不要です。

言い訳もいりません。「忙しくて……」も要らない。

スッと「元気?」から入るほうが、空気が軽くなります。

【ステップ3】「思い出した」を口実にする

「久しぶり、元気?」だけだと、意外とハードルが高いです。

なぜかというと、相手が「どうした? 何かあった?」と構えてしまうから。

だから、きっかけを添えましょう。

「この前、◯◯(共通の思い出の場所・食べ物・話題)見て急に思い出した」

これが強いです。

「思い出した」という言葉は、相手にとって嬉しい。

「あ、こいつの中で自分の存在って消えてなかったんだ」と思わせる力があります。

実際に使える例文を置いておくので、そのまま使ってみてください。

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「久しぶり!この前◯◯の近く通って急にお前のこと思い出した笑 元気してる?」

「久しぶり〜!◯◯ってそういえばあったな〜って今日なんか思い出して。元気?」

「急に連絡するけど笑 ◯◯って今どうしてる?」
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軽さが大事です。重くしない。

【ステップ4】会う約束は「軽く」投げる

「今度ちゃんと飲もう」は、永遠に来ません。

経験上、これは断言できます。「ちゃんと」という言葉が、どこかのタイミングで二人の予定を合わせなきゃいけない義務感を生んで、それが億劫になって、うやむやになります。

コツは「ちゃんと」を「サクッと」に変えることです。

「来月あたり、サクッと飯でもどう? 平日の夜なら俺わりと動けるよ」

「近くに来ることあったら声かけて、お茶でもしよう」

この軽さが、実はちゃんと会える確率を上げます。

プレッシャーが低いほど、人は動けます。

【ステップ5】返信がなくても、自分を責めない

送ったのに返事が来ない。

それは拒絶ではありません。

相手もただ忙しいだけかもしれないし、見て嬉しかったけど返信のタイミングを逃しただけかもしれないし、どう返そうか迷っているだけかもしれない。

返事がなくても「嫌われたかな」と落ち込まなくて大丈夫です。

種をまいたことに意味があります。

1ヶ月後でも、半年後でも、また何かのタイミングで「そういえば」と投げればいい。

関係を続けることより、種をまき続けることのほうが大事です。

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まとめ

疎遠になったのは、あなたが薄情だからではありません。

環境が変わって、時間が変わって、ライフステージが変わった。

それだけのことです。

「保留」になっているだけで、縁が切れたわけではありません。

つなぎ直したいなら、謝らなくていい。重くしなくていい。

「思い出した」の一言と、軽い約束の投げ方を知っていれば、止まっていたトーク画面はもう一度動き出せます。

完璧なタイミングを待つより、今日、一通送るほうが絶対に早いです。

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最後に

この記事を読みながら、顔が浮かんだ人、いましたか?

いたなら、その人のトークを今すぐ開いてみてください。

「久しぶり」って打つだけでいいです。

「この前◯◯見て思い出した」でもいい。

送れたら、それだけでもう一歩進んでいます。

うまくいっても、いかなくても、よかったらコメントで教えてください。

こういう「人との距離感」の話、これからも書いていくつもりなので、フォローしていただけると嬉しいです。

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