趣味に優劣をつけたがる人たちについて思うこと
全ての事に白黒、善悪、優劣をつけたがる昨今、趣味にも優劣をつける人がいます。
「その趣味、何の役に立つの?」「もっと生産的な趣味にしたら?」「その趣味は低俗だよね」みたいな。
読書は高尚で、ゲームは低俗。
クラシック音楽は上品で、アイドルは下品。
登山は健康的で、インドア趣味は不健康。
こういった価値観を持っているのは良いのですが、それを他人にも押し付けてくる人もいます。
趣味というのは、本人が楽しければそれでいいはずですよね。
誰かに迷惑をかけているわけでもないですし、法律に違反しているわけでもありません。本人が好きでやっていることに対して優劣と言うのは実に不思議です。
そもそも趣味に「役に立つ」を求めること自体、ずれているように思います。趣味は「楽しむため」にやるものであって、「役に立てるため」にやるものではないはずです。
役に立つことをしたいなら、それは趣味ではなく仕事や勉強です。
「でも、せっかくなら成長できる趣味の方がいいでしょ?」という意見もあるかもしれません。でも、それは本人が決めることです。
成長したい人は成長できる趣味をすればいいし、ただ楽しみたい人はそうすればいい、他人が口を出すことではないと思います。
趣味に優劣をつける人の心理を考えてみると、たぶん「自分の趣味を正当化したい」のかなと思います。
「自分は高尚な趣味を持っている」と思いたい。
「あいつらより上だ」と感じたい。
趣味を通じてマウントを取りたいんですよね。
でも、趣味でマウントを取っても、何も得られません。相手は不快になるだけだし、自分の趣味が楽しくなるわけでもない。
ゲームが好きな人がいてもいい。
アイドルが好きな人がいてもいい。
何もしないでボーッとするのが好きな人がいてもいい。
全員が読書好きで、クラシック音楽を聴いて、登山をする世界なんて、つまらないですよね。
趣味が多様だからこそ、世の中は面白いんだと思います。
自分の趣味を大切にして、他人の趣味も尊重する、それだけでいいはずです。
趣味に優劣をつけて、他人を見下すような人とは、あまり関わりたくないなぁと思います。
