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【番外編】オセロガチ勢の私が初心者に「オセロの勝ち方」を聞く理由

単刀直入に言おう。私はオセロが強い。

どれくらい強いかと言うと、趣味の領域では「最強クラス」を自負している。

ネット対戦で世界チャンピオンに土をつけたこともあるし、世界数万人のプレイヤーランキングで2桁にいた時期もある。

白黒つける盤上の格闘技において、私は猛者なのだ。

そんなオセロ狂いの私には、ひとつ「悪趣味な楽しみ」がある。
それは、オセロを嗜む人に、あえてこう質問することだ。

「ねえ、オセロってどうやったら勝てるの?」

性格が悪いと言わないでほしい。これには深い理由がある。

返ってくる答え一つで、その人の「オセロの理解度」が残酷なほど丸裸になるからだ。
この回答の分布が実に面白い。

【お遊び勢】
•初心者
「とにかく四隅を取れば勝てる!」
• 中級者
「序盤はあえて取らないことだね」
• 上級者
「確定石(ひっくり返されない石)の管理がすべて」

【ガチ勢】
• 有段者
「定石暗記と計算力」
• ワールドクラス
「研究」

……おわかりだろうか。

同じ「オセロで勝つ」という目的でも、見ている景色、やるべき努力がまるで違うのだ。

そして、ここからが本題。

人間というのは悲しいもので、ほとんどの人が「自分の一つ上のレベル」までは理解できても、二つ以上離れると宇宙語に聞こえてしまう。

もし私が、四隅を取りたがっている初心者に「研究量が勝敗を分ける。ライバルの使う定石から、その外し方を研究しろ」と熱弁したらどうなるか?

間違いなく、「こいつ何言ってんだ?」とポカンとされるだけだ。

この現象が、営業の現場やnoteでも起きていないか?という話がしたかったのだ。

私はnoteで泥臭い営業の基本や心理、実践テクニックを発信している。

内容はレベルの高い営業マンや経営者には少し物足りないだろう。

しかしそれが、私が真に届けたい若手の営業マンの悩みだと思うから。

大事なことは、まず相手のレベル(現在地)を確認すること。
ネット越しなら、想像力をフル稼働させて特定すること。
その上で、「相手のレベルよりも、ほんの少しだけ高い視点」を提供する。

「四隅を取りたいんですよね。じゃあ、確実に四隅を取るために、序盤はここだけ我慢してみませんか?」

これなら相手も「なるほど、それならできそうだ!」と前のめりになる。

手が届きそうな階段だけが、人を次のステップへ、つまり「契約」へと動かすことができる。

オセロや営業だけでなくnoteという盤面でも、まずは目の前の相手を「読む」ことから始めてみてはどうだろうか。
(自戒も込めて)

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