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セッション定番曲その256:Milestones by Miles Davis

ジャズセッションの定番曲。マイルスのモード曲ですが、ファンク的解釈も出来てファンクセッションでもコールされます。実は歌もあります。
(歌詞は最下段に掲載)


ポイント1:Giacomo Gates

何でも歌ちゃうオジサン」のひとりであるGiacomo GatesがMiles Davisが奏でたテーマをなぞって歌っています。歌詞は「Milestones(一里塚、道標)」にちなんで、とにかく突っ走るしかないだよ、というもの。ファンクとして解釈すると意外と歌いやすい曲です。


ポイント2:Mark Murphy

もうひとりの「何でも歌ちゃうオジサン」Mark Murphyも歌っています。ヴォーカリーズ系の人って歌自体はあまり上手くない人も多いですが、この人は歌手としても魅力的です。

こちらはライブバージョン。ほとんど楽器のソロに任せています。


ポイント3:Miles Davis

1958年録音。マイルスが「モード(奏法)」に取り組み始めた初期の作品。リハーサルで配布された譜面(メモみたいなもの?)のあまりのシンプルさに参加メンバーは戸惑ったという話も。

1964年ライブ録音になると、どんどん曲の輪郭が無くなってテンポも速くなって、緊張感のあるアドリブ演奏が延々と続くようになっていきます。


ポイント4:曲の構成

Bパートはワンコードという潔さ。

リードシート例


ポイント5:様々なバリュエーションを聴いてみましょう

Bill Evans Trio、1961年ライブ録音
バラードのイメージが強いアルバム「Waltz for Debby」の最後の曲がこれです。モードの申し子Bill Evansはもちろん、Scott LaFaroの駆け回るベースが聴きもの。


Roy Hargrove Quintet
、1992年録音
ファンク/R&B寄りの作品もあったRoy Hargroveですが、ここでは「現代的なジャズ」のあり方を提示するような演奏。1990年代って「ジャズ氷河期」と捉えれられることもありますが、ちゃんとジャズは生きていました。


The Great Jazz Trio
、1978年録音
Hank Jones, Tony Williams, Ron Carterの超強力トリオ。ロック感覚もあり、私はここからジャズを聴き始めました。Ron Carterの動き回るベースが無茶苦茶カッコいいです。


SATB Vocal Jazz Ensemble

実はジャズコーラスグループにも人気のある曲です。


子供の情操教育にも・・・

@trumpetband

Trumpeter Mark Kelly playing “Milestones” for a 3rd grade class in 2017. The tune was requested by one of the students. . For more follow @trumpetband 👈🏻 . . #jazz #jazzmusic #jazzmusician #trumpet #jazzvideo #trumpetband #trumpetplayer #trompete #trompeta #jazzlegend #jazzlover #music #musician #children #childrenmusic

♬ orijinal ses - trumpetband


ポイント6:同名異曲

ややこしいですが、同じタイトルでより古いスタンダード曲があるのも知られています。リクエストする際には要注意。こっちはいかにも「Bebop曲」という感じです。

Charlie Parker, Miles Davis


◼️歌詞


Here we go now, time to go now
Ain't stop, no, not now

Maybe you'll see what you can be
no, don't stop, not now

Each stone, you pass is just one class, and there's miles ahead
Pick up your speed, it's what you need, you can't stay in bed

Now you got it, once you spot it,  go on straight ahead



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