旅50-マイ ベスト コロニアルシティ
メキシコにあるサカテカスという街。全然有名でない街である。
日本人にとって、メキシコ自体がメジャーな国ではないようである。
新型インフルによるGWのメキシコ旅行キャンセルについて、
「メキシコだったから、大手はまだ打撃が少ない」
なんて報道がされているのを見た。
そんなメキシコの、コロニアルシティの、旅行者にマストでない、
サカテカスという街の人気はもっと上がるべきと思うのだ。
メキシコと言えば・・・、今更ながら考えてみる。
日本人にとってのメキシコのイメージ・・・
まず“サボテン”、次に“テキーラ”、“コロナ・ビール”、“タコス”。
そんな所ではないだろうか。
しかし、この国は、面白い。人気旅行先なんて未訪問者の評価だ。
長期旅行者はツイツイ長居してしまう国、それがメキシコ。
スペイン語を話す人の数、コーラの消費量は世界一だ。
そんなメキシコの、メキシコシティから北にある高原都市群、
これらの街の特徴は、『コロニアル』という言葉で表わされる。
『コロニアル』とは『植民地の』という意味らしい。
つまり、スペイン占領下に作られたヨーロッパ風の街、である。
僕にはヨーロッパの街より美しい、こっちのが好きと感じている。
通常、ガイドブックで一番お勧めとされているのが、グアナファト。
これは確かに文句の付け難いくらい素晴らしい街である。
僕は16泊して、2日に1度は息を切らして丘の上に上り、
夕暮れの、夕闇の街の景色を見てボーっとしていた。
何回見ても綺麗だ、また来ようと結果8回以上、汗をかいた。
でも、街自体を比べると、サカテカスの方が頭1つ上かもと思う。
何故か?
サカテカスがグアナファトよりメジャーになれないのは何故か?
これはおそらく、街の色どりが地味でメキシコシティから遠い、
この2つに理由だと思う。
確かにサカテカスの建物は淡い色が多い。
確かにメキシコシティからはグアナファトの倍、時間がかかる。
けれど、
サカテカスの街の広がりはグアナファト以上で、とても落ち着く。
8時間の道のりは、夜行バスで行くにはちょうどいい。
グアナファトに勝るとも劣らないコロニアルシティ観光地、と思う。
そして、サカテカスには、ピピラの丘より高いブーファの丘がある。
夕暮れの眺めが最高だ。



ケーブルカーはこちらの方が長い。それも街の上を通っている。
食事がうまくて安い。ORDENという牛煮込み料理が特にいい。
代表的な安宿はより安く、屋上からカテドラルの全景が見える。


ミュージアムの数が多い。博物館は同等も、美術館は完勝だ。
『歩き方』には載っていない見所がある。
まず、F. Goita美術館の北にある、“Fatima”寺院。
この寺院の美しさは、特別だ。優雅な外観には圧倒されてしまう。


F. Goita美術館南のエンリケ・エントラーダ公園。
この公園の噴水は、軽快なリズムに合わせて踊るように噴き出す。
そのレパートリも多く、1時間いても全然飽きない。
その表情たるや、D.F.でみたあの、ウゲウゲ系がさらにパワーアップ!



















更に、より遠いのにメキシコシティからのバス料金は安い。
より高地にある(2400mで200mくらい高い)ので、より涼しい。
繰り返し言うが、僕はグアナファトも大好きな街だ。
でも、サカテカスの方が更にいいと思うのだ。
難点を挙げれば…、代表的安ホテルのキッチンがイマイチ。
コンロの火力が弱く、パスタを沸騰水で茹でられないことか。
プラス、ホテルで洗濯ができないこと。120円/kgだけど。
普通の観光客にはあまり関係ないことばかりだ。
サカテカスはお勧めです。是非、選択肢の1つに入れるべきだと。
それから、サンルイス・ポトシ。
ここは行ってないけど写真を見た感じではメチャメチャ綺麗。
グアナファトに住んでいる人が勧めるくらいだから。
サンミゲル・デ・アジェンテもすごくお洒落な街でした。




ヨーロッパ風の街並みが好きな方、ヨーロッパを行き尽くした方、
より安く、よりファンタスティックなメキシコに訪れて、
コロニアルシティ巡りを楽しむ、なんてのはいかがでしょう。
