鶏とめのない話

うちのなかで鶏の胸肉を一番上手に扱えるのは俺だと思っている。
(※この記事は酔っ払いが書いています)

趣味で料理をするようになって2年くらい、その短い期間の中でも一番使った食材が鶏の胸肉だと思われる。安いし皮を剥げばヘルシーだから(どのナリで)
買ってきたらまずはブライン液に漬け、火入れはその時の室温も考慮しつつ、沸騰したお湯に火を止めてから20分~25分ほど潜らせ、同程度の時間、お湯から出して休ませる。
スライスした時の断面が”生”って感じではない、ほんのり桜色になっていればもうOK(ただし俺はno licence)。くっきり真っ白なお肉のしっかりしっとりした歯触りの仕上がりも良いが、生なのか生じゃないのかギリギリくらいの食感のが俺は興奮する――ッ!!

大前提として母の作るご飯は全部美味しいのだが、鶏チャーシューだけは、焼くか茹でるかの違いもあるだろうけど大体水分が抜けきっていてあまり好みじゃない。俺が料理を始めたての頃には、俺が作った鶏胸のネギ塩ダレ和えの柔らかさに驚いていたくらいだった。全部リュウジのバズレシピのおかげなんですけど。

先月86歳になった祖母は未だに腰も曲がらず、あちこちに湿布を貼っている俺よりも健康体のように見えるのだが、指の動きがあまり良くないのと、以前に体調不良(コロナだったのかは不明)になって以降嗅覚がほとんど無くなってしまったと話していたのもあってか、ここ最近はスーパーの出来合いのものか、タレで焼いた肉しか出てこなくなってしまった。
しかしOne Day!(3XL)いつものようにタレを絡めただけの鶏胸肉のソテーを口に運んだ瞬間思わず目をmihiraku GTとろけちゃうダンディ~うわこのチキンう~まっ!と感動する事案あり。正直言って母の作る胸肉料理より美味しいと思った。
実際のところ、新潟の方言でいうところのちょちょらな火入れが奇跡的に柔らかな仕上がりになっただけなのかもしれないし、まぁ俺の方が上だなとは思ったけど(ぉ

そんな祖母が最近、ブライン液に鶏肉を浸す俺を見て「それは何をしているんだ」と聞いてきたので説明した数日後、たまたまテレビで『塩と砂糖を入れた水に鶏肉を漬けておくと柔らかくなる』という内容の番組がやっていて、「ほんとなんだねぇ」と感心していた。嘘言うわけあるか。
もしかすると今後、祖母が振舞ってくれる鶏胸料理がめちゃくちゃ美味しくなってくる可能性があるなと思うと、久しぶりにテレビ番組も捨てたもんじゃないなと思った。

3回くらい推敲して「主婦に怒られない記事になっているかどうか」を確認しましたが、怒らないでね、怒らないで。

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