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紫散歩💜創樹写真館

📷散歩・外出中に撮った、季節の花のフォトギャラリーです。
(スマホ撮影。昨年以前のストック含む)
紫陽花やクレマチス、藤にあやめなど、初夏~梅雨の時期を彩る紫系の花を中心に、約280枚の写真を収録しています。

🔖今回の特集は、紫陽花あじさいセレクションの二本立て📝
太閤山たいこうやまランドあじさい祭り(西洋アジサイ&新品種)
●中央植物園のあじさい(ヤマアジサイ&ガクアジサイ)
雨の中でこそ輝く、しっとりと優美なゆかりの世界をご堪能ください☔

(撮影地:富山県中央植物園/県民公園太閤山ランドほか)


💜ゆかりびより~紫陽花の街

街角で見つけた、紫陽花のスナップショット40枚を収録

紫陽花(てまり咲き)ブルーミックス

💟紫陽花の咲き方3タイプ💟
手まり咲き
大きな花びら(装飾花。受粉の補助や風雨よけ。ガクないしは葉に近い)がみっちり集まり、ボール状にこんもりと咲くタイプ。紫陽花と聞いて、多くの人が思い浮かべるポピュラーな形。
●ガク咲き(額咲き)
中心にある小さな花(真花/両性花。受粉用の本当の花)の周りを、額縁のように装飾花が囲むタイプ。日本古来の自生種に多く、和の風情を感じる落ち着いた佇まい。
●ピラミッド咲き(円錐咲き)
装飾花が縦に密集し、円錐状(ピラミッド型)に咲くタイプ。カシワバアジサイなどに代表され、洋風の庭にも映えるスタイリッシュな存在感がある。

*てまり咲き*

紫陽花の名前通りの青紫。いかにも梅雨の花らしい風情
ハワイアンブルー
目の覚めるような青が魅力。pH値によっては青紫になる
カーリースパークル
波打つ花弁が特徴。空色~青の大輪てまり咲き
澄んだ青が美しい、中~小輪種のヒメアジサイ(姫紫陽花)
植物学者の牧野富太郎博士が1928年に発見・命名した日本原産の品種
珍しい星型半てまり咲き。やや盛りを過ぎ、緑がかった水あさぎの退色加減も趣深い
白に近い淡い空色。咲き進むとやや青が濃くなる
ガクアジサイ(手前赤紫)との混植。色彩の濃淡が鮮やか
水色~薄紫のグラデーションカラー✨
土壌成分の微妙な違いや、枝(花柄)の分岐による偏り、および開花の時間差などにより、
同じかたまりの中でも色が違う(まざる)ケースがある
ピンク~青紫のグラデーションカラー
中~小輪先のパステルミックス。
白×紫バイカラー(複色)八重
ピンク小輪八重咲き
赤紫×白の覆輪八重。中心に両性花がやや覗く半てまり咲き
ピンク・紫のソフトトーンミックス
定番カラーのピンク一重
赤花。日本の土壌では青花の方が咲きやすく、これだけはっきりした赤は意外と珍しい

*ガク咲き(ガクアジサイ)*

ロイヤルブルーの八重。良い色
水色の一重。中心の両性花のしべが白いため、二色咲きのようにも見える
コンペイトウ
星型のガク弁に白覆輪。後述するが、元々の色は全く違う。色変わりが顕著に出る品種
日陰に映えるシンプルな空色一重
薄紫の細弁八重。半てまり咲きに近いガク咲き
桜色の丸弁咲き半八重。咲き進むとやや色が抜ける
梅雨の定番、紫陽花にカタツムリ
紫陽花には毒があるから実際は寄り付かない。と言われた時期もあるが、普通にいる
大きな葉の影で日差しや天敵を避けている様子(たまに裏に張り付いて休眠している)
なお、葉は食べない(多分固くてまずい)が、樹皮や樹皮につく藻類はかじる事もある
赤紫のフリル型八重。中心の両性花も花弁が大きくボリュームのある品種
ダンスパーティー
赤紫~紫の星型ガク咲き八重。白い線はあえての蜘蛛の巣――🕷
両性花(拡大)。装飾花の中心および、ガクアジサイの中央に固まってつく。
粒状に丸まった蕾が開いた姿は、小さな星のようで案外と可愛らしい
電車道にガクアジサイ。花色の紫と、電車の黄色ラインのコントラストが素敵

*ピラミッド咲き(円錐咲き)*

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)
白い装飾花の中に緑の両性花が詰まった一重タイプ
装飾花が重なる八重タイプ。花房が重いので下垂しがち
咲き進むとピンクや緑に変化。秋には紅葉も楽しめる
退色中。これはこれで綺麗。赤みを帯びる頃に切ってドライフラワーにしても
※来年の花を見事にしたい場合は、花後(7月頃)早めに剪定するのが吉

*ヤマアジサイ*

山地の沢などに自生する原種・野生種。ガクアジサイを慎ましくしたような花
白(水色)を基調に、紫や青、ピンクなど色変化が多彩
葉が赤紫を帯びる銅葉タイプ
淡いピンク花。やわらかい印象
珍しい赤花(変色中)
一般的な紫陽花は土壌pHにより変化するが、紫外線によって白→赤に変化(つまり日焼け)
ピンクてまり咲きタイプ。盛りを過ぎ、やや黄緑を帯びている
水色八重。ガク咲きの両性花が花後に脱落。咲き終わりのアンニュイ感が梅雨らしくて好き
ガクウツギ(額空木)系の交配種か? 樹形がウツギに似るアジサイの仲間
装飾花のガク片は4枚だが、大きさが不均等で、1枚が縮小あるいは3枚に退化したものも
激レアの冬紫陽花(富山県中央植物園にて開催の、山野草展で撮影)斑入り葉
台湾などに自生するトキワアジサイと西洋アジサイの交配種。2~4月頃に開花(室内管理)

💟紫陽花の花色と土壌pH値の関係💟
酸性(日本の雨や一般的な土) →青色
中性〜アルカリ性(ヨーロッパなど) →ピンク・赤色
※白・緑色の紫陽花は、花びらにアントシアニン(色素)を含まないため、土の影響を受けない。→白のまま

紫陽花は土壌のpH値(酸性度)で花の色が変わる事で有名である。
日本の土は雨の影響により酸性に傾きやすく、自然と青いアジサイが増えるが、庭土や用土に石灰を混ぜるなどしてアルカリ性に近づけると、同じ株でもピンク色に咲かせる事ができる。
※元の品種の色が完全に抜ける事はないので、実際は中間色になりやすい。👇下記のように、一部品種では完全に色が切り替わるものも存在。

(左)購入当時のコンペイトウ ⇒ (右)20年後のコンペイトウ
ただ地植えにしただけなのに……同じ株とは思えない。

*おまけ。紫陽花じゃないよ~初夏のそっくりさん*

カンボク(肝木)。5月頃にガクアジサイに似た白い花を咲かせる
紫陽花(アジサイ科)ではなくガマズミ科。秋には赤い実をつける
ヤブデマリ(藪手毬)。数種存在し、こちらはおそらく日本海側に多いケナシヤブデマリ
5裂する装飾花のガク片が、1つだけ極端に小さいのが特徴

💜ゆかりがたみ~紫陽花セレクション

💟太閤山ランドあじさい祭り2026

ただいま絶賛開催中!(2026年6月末時点)
富山県を代表する紫陽花スポット、太閤山ランドのあじさい祭り。約150種2万株が咲き誇る紫陽花の園から、ポートレート50枚を収録。

園内児童施設「こども未来館」と紫陽花

【県民公園太閤山ランド】
富山県射水市にある富山県立の都市公園(広域公園)。1983年7月16日に、にっぽん新世紀博覧会の会場としてオープン。1989年7月25日には日本の都市公園100選に選定。1992年にはジャパンエキスポ富山の会場になった。
敷地内には大型プール、バーベキュー広場、展望塔、子ども向けの遊具施設が充実。四季折々の自然を楽しめるほか、夏に開催される季節のイベントで県内外から多くの人が訪れる。

【太閤山ランドあじさい祭り】
毎年6月中旬から7月上旬にかけて園内の「あじさい通り」で開催される人気イベント。全長500メートルの通りに約150種・2万株の紫陽花が咲き誇る。期間中の週末にはお茶会などの体験イベントが催されるほか、土曜日限定で夜間のライトアップや「Night Park(夜間開園)」も楽しめる。

*あじさい名鑑*
※主に園芸品種の西洋アジサイ(ハイドランジア)を収録しています

パラダイス
水色~青に白覆輪のてまり咲き一重
セレナーデ
青紫に白覆輪のてまり咲き一重
ありがとう
白と青紫のバイカラーてまり咲き
品種未詳。水色の星咲き八重
アラモード
バイカラーのガク咲き八重。花色はピンクから紫、青まで変化が大きい
スポットライト
水色~青紫のガク咲き八重
ティンカーベル
細い白覆輪の入るガク咲き八重。花色はピンク~青まで変化が大きい
九重ここのえの桜
青~青紫のガク咲き八重
綾波あやなみ
青~青紫のガク咲き(半てまり咲き)八重。中心の両性花も大ぶりの八重咲きで豪華
アナベル(アメリカノリノキ)
中~小輪がびっしり集まる、緑~白のてまり咲き一重
アナベル(満開)
蕾~咲きはじめは緑⇒開花につれて純白に変化。咲き進むにつれて再び緑を帯びる

*新品種の紹介*
太閤山ランドでは、毎年のように新たな紫陽花が追加植樹されています。
今年度より仲間に加わる10種をご紹介。

新品種展示コーナー
※今年度(2026年)作出された品種ではなく、今年園内に導入されるという意味
ハイムーン
オランダで作出されたHIシリーズの新品種。白地にピンクの覆輪てまり咲き
ゆるやかに波打つガク片は咲き進むと黄緑を帯び、まるで月食のような変化を見せる
ラブストーリー
白地にピンクの細いエッジが入るてまり咲き。咲き進むにつれ純白⇒ピンク⇒緑に変化
レモンキッス
デンマークのスクロール社作出。ガク片がフリル状に切れ込むてまり咲き
グリーン⇒白・ピンク(仕立て方次第ではブルー)とライムグリーンのバイカラーに変化
アフタヌーンドリーム
デンマークのスクロール社作出。パステルピンク~水色のてまり咲き
満開時には装飾花の縁に赤いエッジが入る
花柄(軸)が濃い黒~赤なのもユニークな特徴。下垂ぎみに開くと独特の艶めかしさがある
フローリア
薄紫~水色の星型八重のガク咲き。大きめの両性花はグリーンを帯びた青
マジカルチョコレート
オランダのコルスター社作出。紫とグリーンのバイカラーがアンティークな印象
咲き進むにつれ深みのあるチョコレートカラーに変化。水色の両性花がアクセントに
ベルベットビューティー
オランダに拠点を置くハイドランジアブリーダーズ協会(HBA)作出
ワインレッド~土壌により濃青のてまり咲き。庭植え向きの西洋アジサイHBAシリーズの一種
HBAグロッシーリップス
ハイドランジアブリーダーズ協会(HBA)作出。ガク片に細かな切れ込みが入るてまり咲き
つや感のある赤~紫とライムグリーンのバイカラー
HBAスターダスト
日本ハイドランジアブリーダーズ協会(HBAJ)の登録品種
「星くず」の名前通り、星型の装飾花をちりばめたガク咲き。ピンク~紫と白のバイカラー
HBAエルフィ
ハイドランジアブリーダーズ協会(HBA)作出。薄ピンク~紫のてまり咲き
ガク片の縁にはっきりしたエッジが入り、覆輪にも見える

*園内散策スナップ*

お祭りのぼりと顔はめパネルがお出迎え
あずまや・生け垣が配され、和と涼を感じるフォトスポットが点在
茅葺き屋根がトレードマークの「太閤山荘」
6/20(土)・6/21(日)の2日間限定。おきがえ処KIPPOによる浴衣・キッズドレスレンタル
他、楽器の生演奏やお茶会など、期間中様々なイベントを開催
全長500mの園内あじさい通りには、約150種2万株のあじさいがずらり
定番の西洋アジサイから人気の園芸品種、野生種(原種)など豊富なラインナップ
アジサイ苗即売コーナー。「うちの子」が欲しくなった方のために
アデュラ
薄紫に紫のエッジが入る涼やかなてまり咲き
カレン
白の星型てまり咲き八重。装飾花の縁に紅~紫のポイントが入る美麗種
女神降臨
八重のガク咲きが、咲き進むにつれ両性花も開き、てまり状に変化する半てまり咲き
個性的&人気の品種で即売約済みに(……私も欲しかった💧)
挿し木体験用の切り枝(花つきなのは品種確認のため。挿し木時には花を落とす)
座敷スペースの紫陽庵しようあん。自由に立ち位置・閲覧可
期間中は草木染め体験や押し花教室、ハーバリウム体験などが週替わりで開催
あじさい通り(遊歩道)の紫陽花。雨後のしなだれ加減も美しい
6月半ば(開催初期)に撮影。ちょうど見頃に差し掛かったところ
植え込みと虹色ベンチ(7色あります)
ブルー×ブルー
園内を廻るトレーンとヤマアジサイ(乗車は要予約)
広場は西洋アジサイメインだが、高台の展望塔付近にはヤマアジサイ・野生種が豊富
夜間はライトアップも楽しめるスタートレーン
展望塔と特設の天空カフェ(cafeしえる出張営業)
エレベーターと螺旋階段の2ルートあり。今回は階段で(158段。ビル8~9階相当)
開催初週はアイシングクッキーの製作体験も。イベント後半はmegurieに店舗チェンジ
標高92m(建造地点が標高60m+タワー高32m)の眺望。周回して360℃見渡せる
視界良好なら富山湾や立山連峰も望める(写真は富山平野方面を撮影)
傾斜地に設けられた散歩道。色とりどりの紫陽花が咲き乱れる
パステル
スカイ
スイート
カラフル
ビビッド
🩷💙斜面まるごと紫陽花畑🩵💜
壁面の蔦がおしゃれなこども未来館(こちらにもカフェが併設)
ミュージアム(展示型)機能を備えた日本初の児童館だそうな


💟中央植物園のあじさい

6月初旬~中旬が見頃の和アジサイ・古典品種を中心に、植物園内で見られる紫陽花写真を40枚収録

ウズアジサイ(渦紫陽花)
江戸期からの流れを汲む古典品種。別名オタフクアジサイ。赤花は梅花紫陽花とも

【富山県中央植物園】
約25haの広大な敷地に、約5,000種の国内外の植物を収集・展示する、北陸最大級の県立植物園。
熱帯・亜熱帯植物、高山・稀少植物、中国雲南省の植物を展示する温室の他、国や植生ごとに区分された屋外展示場があり、四季折々の自然や花々の観賞、植物研究・学習が楽しめる。

*あじさい名鑑(品種別)*

ヤマアジサイ(
ピンクと青が混在する、バイカラー(虹)系のガク咲き一重
ヤマアジサイ(七変化
咲きはじめの淡い青⇒青~紫、ピンクとグラデーションがかかるガク咲き一重
ヤマアジサイ(楊貴妃
熊本県原産。丸弁のガク咲き一重。土壌によりピンク~青まで変化が大きい
ヤマアジサイ(藍姫
鮮やかな青のガク咲き一重。多花性で見応えがある品種
ヤマアジサイ(黒姫
濃い青のガク咲き一重。花柄が黒くなる黒軸タイプでシックな印象
ヤマアジサイ(九重山ここのえやま
大分県原産。淡色のガク咲き一重。葉全体に白黄色の散り斑が入る
ヤマアジサイ(清澄きよすみ
千葉県原産。白地に赤い覆輪が入るガク咲き一重
トカラアジサイ(トカラの桜
トカラ列島原産のヤマアジサイ。縁の切れ込んだ繊細なガク咲き一重
園芸品種にやや青みの強いトカラの空もあり
アマチャ(甘茶)
ヤマアジサイの変種。葉に強い甘みがあり、乾燥・発酵させて生薬や飲料として利用
※毒性があるため生葉の使用は厳禁!また濃く煮出す&大量の飲用で中毒被害の報告も
専用の市販品を適正量飲用し、観賞用や自生種の紫陽花を自己判断で採取・加工しない!
シチダンカ(七段花)
ヤマアジサイの変種。星咲きの八重で、両性花は早期に脱落、装飾花が残る
江戸時代にシーボルトが『日本植物誌』で紹介しながらも、長らく実物が確認されず
「幻のアジサイ」と呼ばれるも、昭和中期に130年ぶりの再発見となった
ヤマアジサイ(白富士
純白のガク咲き八重。両性花が早期に脱落し、装飾花が残る
ヤマアジサイ(|美方八重《みかたやえ》
兵庫県原産。水色~青の星型ガク咲き八重。両性花が少なく、大ぶりな装飾花が目立つ
ヤマアジサイ(伊予てまり/伊予獅子てまり
愛媛県原産の小型種てまり咲き一重。パステル系の青~ピンク
ヤマアジサイ(紅てまり
純白~咲き進むと薄紅を帯びるてまり咲き一重
ガクアジサイ(大瀬
伊豆半島原産。フリル弁大輪ガク咲き一重。クリームイエローに淡緑のポイント⇒白に変化
ガクアジサイ(伊豆の華
伊豆半島原産。青のガク咲き八重。はじめは白~水色だが、咲き進むと青が濃くなる
ガクアジサイ(城ケ崎
伊豆半島原産。青~ピンクのガク咲き八重(唱歌『城ケ崎の雨』にちなんで雨ショット)
ガクアジサイ(マクラタ
斑入り葉が涼しげな白~薄青(ピンク)のガク咲き一重
ガクアジサイ(花火/隅田すみだの花火
※隅田の花火が正式だが、流通名として『墨田の花火』と表記される場合も
白の星型大輪八重ガク咲き。土壌pHにより淡い水色~ピンクに変化
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花
白のピラミッド咲き。葉が柏に似る。画像の株は一重だが、八重咲き品種もある
ガクアジサイ(ポージィブーケ・グレイス
純白のガク咲き(半てまり咲き)八重。ボリュームのある装飾花が重なり豪華
ガクアジサイ(ポージィブーケ・スージー
ポージィブーケ・グレイスの姉妹品種。ピンク~青のガク咲き(半てまり咲き)八重
アジサイ(ポージィブーケ・エビータ
ポージィブーケシリーズのてまり咲き品種。明るいピンク~紫、土壌によりブルー
ガクアジサイ(ポージィブーケ・ミミ
ポージィブーケ・グレイス、スージーの姉妹品種。艶やかな赤紫~青のガク咲き八重
ガクアジサイ(ミューズファクトリー・ドラゴンアイ
鮮やかな赤(赤紫)のガク咲き一重。装飾花の中心にある個別の両性花も綺麗に開く
アジサイ(ユーミーフォーエヴァー
青またはピンクの半てまり咲き八重。浅く切れ込んだ華やかな装飾花と両性花
ヒメアジサイ(姫紫陽花)
小輪の装飾花がこんもりとまとまるてまり咲き。花色は明るい水色・ピンク・青・紫など
アジサイ(ホバリア・ホミゴ
澄んだブルー~淡い紫。丸みのあるフリル弁のてまり咲き一重
アジサイ(エンドレス・サマー
青系のてまり咲き一重。多花性&短期間で大株に成長。仕立て方次第では二度咲きも
アジサイ(ドウモトイ/十二単
装飾花が不規則に重なる、石化てまり咲き八重。花色は水色~薄紫
ウズアジサイ(おたふく
別名ポップコーン。小ぶりな装飾花が立体的にカールするユニークなてまり咲き
花色は白⇒ピンクや水色、青など土壌pH値により多様に変異
ウズアジサイ(アーイーシャー
こちらもおたふくアジサイ。枝ごとに色が違ってカラフルだった
ジョウザンアジサイ(常山紫陽花)※園内の雲南温室にて展示
中国原産の半常緑低木。紫陽花の近縁種。花後、秋に青い実をつけることから「碧の瞳」とも

*散策スナップショット*

咲きはじめのライムカラー
水辺に並ぶ紫陽花
ピンクミックス
ニュアンストーン
フラワーパレット
色とりどり

☕小休紫~ゆかり茶房

天空カフェのあじさいソーダとあじさいメレンゲ
(提供:cafeしえる/太閤山ランドあじさい祭り限定メニュー)
バタフライピーのティーソーダ。レモンを入れると色が変わる。
すっきりした甘さの奥に香水がほのかに漂うような、不思議な味
メレンゲクッキー(持ち帰って盛りつけてみました)
ふんわり可愛い紫陽花カラーの詰め合わせ
そのままつまむ他、お砂糖代わりにホットドリンクに浮かべても
紫にちなんで、今回はブルーベリーソフト
提供:富山県中央植物園内カフェ「ココナッツアイランド」

💜ゆかりあつめ~百紫野行

紫陽花だけじゃない💜初夏~梅雨に楽しめる紫の花を約140種収録
(撮影地:富山県中央植物園・太閤山ランドほか)

💟ゆかりの~あそーと💟

*クレマチス-Clematis*
キンポウゲ科 センニンソウ属の園芸種および野生種の総称。
紫陽花と並んで初夏のガーデニングシーンを彩る蔓性植物。花色は紫・ピンク・白・青・緑など。

紫の大輪系クレマチス。テッセン(鉄線)・カザグルマ(風車)の通称も
※それぞれ個別の種名だが、日本では園芸種のクレマチス全体を指すこともある
H.F.ヤング(パテンス系/早咲き大輪)
青紫系の代表格とも言える定番品種。強健で花付きの良い大輪
楊貴妃(パテンス系/早咲き大輪)
赤みがかった紫(ワインレッド)~濃ピンクの大輪
ブラックティー(パテンス系/早咲き大輪)
黒みがかった紫のベルベットのような花が美しい
星のタンゴ(パテンス系/早咲き大輪)
白地に赤紫の覆輪が入る。覆輪の幅は生育環境により個体差が大きい
カーナビー(パテンス系/早咲き大輪)
濃い赤紫に淡いピンクの覆輪が入る
ドロシー・トルバー(ジャックマニー系/遅咲き大輪)
赤紫~紫の大輪。遅咲きには区分されるが、気象条件によっては早くから開花
紅小町(ラヌギノーサ系/四季咲き大輪)
鮮やかなピンク地の中央に赤線が入る。中~大輪で多花性
むさし(フロリダ系/四季咲き中輪)
淡い青紫色に斑点(散り斑)が入る。開花から徐々に花色が変化するのも魅力
ヴェノサ・ヴァイオレシア(ビチセラ系/四季咲き中輪)
濃い青紫の中央に白い刷毛模様が入る
ミケリテ(ビチセラ系/四季咲き中輪)
ビロードのような光沢のある臙脂の一重咲き
カスム(ビチセラ系/四季咲き中輪)
深い紫色(赤紫)の地に赤い筋が入るシックな色合い
赤紫中輪八重咲き(品種未詳)
クレマチス・アルピナ(アトラゲネ系/高山性原種)
ヨーロッパの高山帯に自生する原種。うつむきがちに咲く、透き通るような青紫色が美しい
キルホサ系(シルホサ系とも。冬季咲き原種)
冬に開花期を迎える原種グループ。クリーム色のベル型の花をうつむきがちに咲かせる
アルマンディー(アルマンディー系/常緑大株)
春先に小さな白花を鈴なりに咲かせる常緑性の一重咲き品種。甘い香りがある
カザグルマ【風車】(野生種/栃木県塩原産)
日本に自生する原種。細身で端正なガク片の白と、赤紫のしべとのコントラストが鮮やか
シロバナハンショウヅル【白花半鐘蔓】(野生種/日本原産)
日本の山野に自生する原種。優美にうつむく鐘形の白い花が特徴

*スイートピー - Sweet pea*
マメ科レンリソウ属の宿根草または一年草。
春から初夏にかけ、甘い香りの蝶形花を咲かせる蔓性植物。花言葉は「門出」で、春のギフトシーズンには多くの切り花が出回る。定番色のピンクや白、紫のほか、赤や複色咲き、咲き分けなどバリエーションが豊富。

スペンサー・ブルー・リップ
エンシャンテ
クリーム・エッグス
ヴァレリー・ハロッド
ピンク・キューピッド(矮性種)
パンデモニウム
アメリカ
クパニ
マッカナ
ボージョレー
オールモスト・ブラック
ニンバス
チャーリーズ・エンジェル
オックスフォード・ブルー

💟歌が現実を動かした(?)~赤いスイートピー誕生秘話💟
日本でスイートピーといえば、多くの人が松田聖子さんの名曲『赤いスイートピー』(1982年発表)を思い浮かべることだろう。実は曲のリリース当時、日本の市場に赤いスイートピーは存在しなかった……!
作詞家の松本隆さんもその事実を知らず、イメージで書いたそうな(笑)
しかし、曲が大ヒットしたことで「本物の赤いスイートピーが見たい!」という要望が殺到。これに応えるべく、日本の育種家らが猛烈な努力を重ね、曲のヒットから20年後、ついに鮮やかな赤いスイートピーが誕生した。
今私たちが切り花や庭園で赤や赤紫のスイートピーを楽しめるのは、あの名曲のおかげかもしれない。

……と、どや顔で締めたくなるイイ話だが、実は続きがある😆

イギリスの古典品種、キング・エドワード7世(1903年作出)

日持ちや栽培難易度等の関係で、当時の日本に赤いスイートピーが流通していなかった(主に切り花用途)のは事実だが、遡ること80年ほど前、イギリスには既に真紅のスイートピーが存在していた(何なら1800年代からあった)
あくまで、日本国内になかった(入手困難だった)だけである。
結果的に現在、国産の赤いスイートピーの切り花が出回るようになったのだから、やはり『赤いスイートピー』は歴史を変えた名曲と言えるだろう。

*アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ-Iris*
アヤメ科アヤメ属の球根植物。
初夏の水辺を彩る紫三姉妹(細かく分ければもう少しある)
いずれあやめかかきつばた~などと言われるくらい、優劣がつけがたいというか、見分けにくい花の代表でもある💧

アヤメ(文目)
紫系の中輪で、比較的乾いた陸地に多い。濃い紫、まれに白
外側の花弁の付け根に網目模様(文目)があるのが命名の由来
ノハナショウブ(野花菖蒲)
原種のハナショウブ。湿地を好む。赤紫の花弁の付け根に黄色いラインが入る
ハナショウブ(花菖蒲)
園芸品種。水はけのよい場所を好むが、開花期には多くの水分が必要
アヤメ類では大輪。花色は多岐にわたりつつ、花弁の付け根が黄色い点は共通
※5月5日のしょうぶ湯のショウブ(サトイモ科)とは別種なので風呂に入れないこと
カキツバタ(杜若/燕子花)
湿地~水辺に群生。すっきりした青紫の中輪花で、付け根に白いラインが入る
シャガ(射干)
胡蝶花とも。中国原産の帰化植物だが、学名はアイリス・ジャポニカ
染色体が通常より3組多い三倍体植物。種子を作らずクローンで増殖、各地で雑草化している
ヒメシャガ(姫射干)
シャガの小型種。小ぶりで色はやや濃いめ
イチハツ(一初)
中国原産。アヤメ類では最も早く開花。外側の花弁に白いとさか状の毛羽が立つ
ジャーマンアイリス
西洋で交配された園芸品種。大きくゴージャスな花と華やかな色彩が魅力

💟一紫一会~あらかると💟

*花木/藤本*

フジ(藤/別名ノダフジ)
マメ科フジ属
キリ(桐)
キリ科キリ属
ライラック(ムラサキハシドイ)
モクセイ科ハシドイ属
ブッドレア(バタフライブッシュ)
ゴマノハグサ科フジウツギ属
ハナズオウ(花蘇芳)
マメ科ハナズオウ属
タイワンコマツナギ(台湾駒繋)
マメ科コマツナギ属
センダン(栴檀)
センダン科センダン属
セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
シソ科ハマゴウ属
サルスベリ(百日紅)
ミソハギ科サルスベリ族
バラ(ノヴァーリス)
バラ科バラ属

*野草・山野草*

ノアザミ(野薊)
キク科アザミ属
ヤナギタムラソウ(柳田村草)別名:ヤナギバアザミ(柳葉薊)
キク科ヤナギタムラソウ属
ヤナギラン(柳蘭)
アカバナ科ヤナギラン属
キランソウ(金瘡小草)
シソ科キランソウ属
ウツボグサ(靭草)別名:セルフヒール
シソ科ウツボグサ属
ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科ニワゼキショウ属
マツバウンラン(松葉海蘭)
オオバコ科マツバウンラン属
ムラサキツユクサ(紫露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属
ムラサキセンダイハギ(紫千代萩)
マメ科ムラサキセンダイハギ属
ハマエンドウ(浜豌豆)
マメ科レンリソウ属
ツルスミレ(蔓菫)別名:パンダスミレ
スミレ科スミレ属
ヒナソウ(雛草)
アカネ科ヒナソウ属
ホシギキョウ(星桔梗)
キキョウ科ホタルブクロ属
ホタルブクロ(蛍袋)紅花
キキョウ科ホタルブクロ属
ハクサンシャジン(白山沙参)
キキョウ科ツリガネニンジン属
玉山沙参(日本名 ニイタカシャジン)
台湾の山岳地帯固有種。キキョウ科ツリガネニンジン属
タマシャジン(玉沙参)
キキョウ科タマシャジン属
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
キジカクシ科ギボウシ属
ウバタケギボウシ(姥岳擬宝珠)
キジカクシ科ギボウシ属
シラン(紫蘭)
ラン科シラン属
青花シラン
ウチョウラン羽蝶蘭※当て字)
ラン科ニイタカヒトツバラン属
エノモトチドリ(榎本千鳥)
ラン科ヒナラン属
コバノタツナミ(小葉の立浪)
シソ科タツナミソウ属
ヤクシマナミキ(屋久島浪来)
別名:ヤクシマシソバタツナミ(屋久島紫蘇葉立浪)
シソ科タツナミソウ属
ムシャリンドウ(武者竜胆/武佐竜胆)
シソ科ムシャリンドウ属
ラショウモンカズラ(羅生門葛)
シソ科ラショウモンカズラ属
イワタバコ(岩煙草)
イワタバコ科イワタバコ属
チョウジソウ(丁子草)
キョウチクトウ科チョウジソウ属
ハナシノブ(花忍)
ハナシノブ科ハナシノブ属
チシマフウロ(千島風露)
フウロソウ科フウロソウ属
クロユリ(黒百合)
ユリ科バイモ属
コマクサ(駒草)
ケシ科コマクサ属
レブンソウ(礼文草)
マメ科オヤマノエンドウ属

*原種系(海外原産野生種)-Species*

アルストロメリア・パウペルクラ(Alstroemeria paupercula)
【ユリ科アルストロメリア属】原産地:チリ
イキシア・ヴィリディフローラ(Ixia viridiflora)
【アヤメ科イキシア属】原産地:南アフリカ原産
モラエア・アリスタタ(Moraea aristata)
【アヤメ科モラエア属】原産地:南アフリカ
ミクラントゥス・トゥブロスス(Micranthus tubulosus)
【アヤメ科ミクラントゥス属】原産地:南アフリカ
シンフィアンドラ・ワンネリ(Symphyandra wanneri)
【キキョウ科シンフィアンドラ属】原産地:バルカン半島
アデノフォラ・カシアナ(Adenophora khasiana)
【キキョウ科ツリガネニンジン属】原産地:インド北西部・中国南西部など
デルフィニウム・トリコルネ(Delphinium tricorne)
【キンポウゲ科デルフィニウム属】原産地:北アメリカ東部
ネクタロスコルドゥム・シクルム(Nectaroscordum siculum)
【ヒガンバナ科ネクタロスコルドゥム属】原産地:地中海沿岸
ディケロステンマ・コンゲスツム(Dichelostemma congestum)
【キジカクシ科ディケロステンマ属】原産地:北アメリカ西部
コドノリザ・コリンボーサ(Codonorhiza corymbosa)
【キジカクシ科コドノリザ属】原産地:南アフリカ
ノトリリオン・トムソニアヌム(Notholirion thomsonianum)
【キジカクシ科ノトリリオン属】原産地:ヒマラヤ〜アフガニスタン
ラケナリア・ゼイヘリ(Lachenalia zeiheri)
【キジカクシ科ラケナリア属】原産地:南アフリカ
ラケナリア・ムタビリス(Lachenalia mutabilis)
【キジカクシ科ラケナリア属】原産地:南アフリカ
ラケナリア・グラウキナ(Lachenalia glaucina)
【キジカクシ科ラケナリア属】原産:南アフリカ原産
ヒスイカズラ(Strongylodon macrobotrys)
【マメ科・ヒスイカズラ属】原産地:フィリピン
ヒスイカズラ(落花)
人がいっぱい浮いてるように見えてシュール……
ムラサキツクバネカズラ(Petrea volubilis)
【クマツヅラ科ペトレア属】原産地:中南米熱帯地域
紫の濃い部分が花。花が散った後の薄紫のガクもそれ単体で花のよう

*草花(園芸品種)*

アジュガ
シソ科キランソウ属
キャットミント
シソ科イヌハッカ属
サルビア・ネモローサ
シソ科アキギリ属
サルビア・ファリナセア
シソ科アキギリ属
サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)
シソ科アキギリ属
サルビア・ランセオラタ(ラスティーセージ)
シソ科サルビア属
フレンチラベンダー
シソ科ラベンダー属
モナルダ (ベルガモット/タイマツバナ)
シソ科ヤグルマハッカ属
アゲラタム
キク科カッコウアザミ属
ヤグルマギク(矢車菊)
キク科ヤグルマギク属
ストケシア
キク科ストケシア属
キセランセマム
キク科キセランセマム属
センニチコウ(千日紅)
ヒユ科センニチコウ属
レゴウシア
キキョウ科レゴウシア属
ベルフラワー(オトメギキョウ)
キキョウ科ホタルブクロ属
キキョウ(桔梗)
キキョウ科キキョウ属
ペチュニア(寄せ植え)
ナス科ペチュニア属
ニゲラ(クロタネソウ)
キンポウゲ科クロタネソウ属
アリウム・丹頂
ヒガンバナ科ネギ属
アリウム・ギガンテウム
ヒガンバナ科ネギ属
イベリス(キャンディタフト)
アブラナ科マガリバナ属
クレオメ(風蝶草)
クレオメ科・クレオメ属
セリンセ・マヨール(キバナルリソウ)
ムラサキ科セリンセ属
シラー・カンパニュラータ(ツリガネズイセン)
キジカクシ科ヒアシントイデス属
ギリア・レプタンサ
ハナシノブ科ギリア属
フロックス(オイランソウ)
ハナシノブ科フロックス属
アンゲロニア
オオバコ科アンゲロニア属
クフェア(メキシコハナヤナギ )
ミソハギ科 /クフェア属
スーパーベナ・アイストゥインクル (バーベナ交配種)
クマツヅラ科クマツヅラ属
ヤナギハナガサ(三尺バーベナ )
クマツヅラ科クマツヅラ属
アスペルラ・オリエンタリス(タマクルマバソウ )
アカネ科・アスペルラ属
ベロニカ
オオバコ科クワガタソウ属
ペンステモン
オオバコ科ペンステモン属
ジギタリス・プルプレア
オオバコ科ジギタリス属
トレニア
アゼトウガラシ科ツルウリクサ属
ツルニチニチソウ(蔓日々草)
キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
ビスカリア・ブルーエンジェル
ナデシコ科マンテマ属
フウロソウ(ゲラニウム)
フウロソウ科フウロソウ属
ポピー・アメージンググレイ
ケシ科・ケシ属
ユリ(ランコン)※ランコンゲンセ×鉄砲ユリ交配種
ユリ科ユリ属


🌂今回のお散歩は以上になります。
梅雨明けも近付き、いよいよ太陽が本気を出してきます🌤️
休み休み、無理せず行きましょう。

それでは、また次回の散歩道で🫐

富山県中央植物園オックスフォード・ティーパーティー会場より
撮影日:2026年6月28日