その人の自信の高さとは物の数でわかる。
さて、昨日は「捨てられない話」でした。
読んでくださった中で、「物、捨ててみたよ」って方がいたら嬉しいです。
まず何を捨てましたか?
今日は少し視点を変えて、なぜ物が多くなるのかという話です。
理由は人それぞれですが、
私が今回伝えたいのは、
「物の多さは、自分への自信のなさの現れかもしれない」ということ。
最近よく見かける言葉、目が痛くなるほど目にする言葉に、
「自己肯定感」や「自己効力感」ってありますよね。
どちらも似ているようで、実は少し違います。
自己肯定感は、「できる・できない」に関係なく、
“どんな自分でも大丈夫”と思える感覚。
自己効力感は、「やればできる」と、
自分の行動を信じられる感覚。
では皆さん、この二つ——自己肯定感と自己効力感、
自分では高いと思いますか? それとも、ちょっと自信がないなと思いますか?
「私は大丈夫」と思える人は、物ではなく、
気持ちや言葉で自分を表せる場所があれば、それで満たされるものです。
「自分ならできる」と信じられる人は、
今あるものを活かして、どう動けるかを考えられる。
だから、むやみに物を増やす必要がありません。
彼らは、“物”よりも“自分”に価値を置いているんです。
でも、自分の価値を低く見積もっている人ほど、
代わりに物や数字に価値をつけたくなってしまう。
物の数、物の値段——
たとえ自分がどれだけ小さく感じても、
高価な物を前に置けば、自分を隠せるような気がする。
でも、その“隠れ場所”が増えていったとき、
本当にあなたは、誰かに見つけてもらえるのでしょうか?
よくニュースで見ませんか。
“物に囲まれたまま亡くなっていた”という孤独死の話。
一方で、「物が一つもなかった部屋で亡くなっていた」なんて話は、あまり聞かない。
物は、自分を守ってくれるわけじゃない。
むしろ、見えなくさせてしまうものです。
「隠れるな」なんて言いたいんじゃない。
そうじゃなくて、
“自分に自信を持てること”を、小さくでいいから始めてほしい。
自信が少しずつ育っていけば、
自然と物は減っていくと思います。
なぜなら、自信がある人にとって、物は身動きを取るのに邪魔だから。
金の時計をつけている人がいたら、
その人の目よりも、まず時計に目がいってしまうように。
あなた自身が、物に埋もれて見えなくなってしまう前に。
物、一つずつでいい。捨ててみましょう。
