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【日本リテラシー】ファミマの思惑に、まんまとはまった話

◆熊本の被災地の皆様。今日は40℃近い暑さと聞いています。熱中症に気をつけて過ごされることを願っています。そして、復旧・復興が一日も早く端緒につくことを心から願っています。

我が家から歩いて3分のところに、ファミマがあります。
週に何度か通う店です。

先日、お菓子の棚で、
サワークリームオニオン味のポテトチップスをカゴに入れようとして、
手が止まりました。

カワイイパッケージに、「ファミマ味」の文字。

ファミマ味?
思わず二度見です。

コンソメ、のりしお、サワークリームオニオン...
ここに来るのは、店の名前ではなく実在の味のはずです。
なのに「ファミマ味」?どういう意味?

ピリっ・まろやか・甘辛の3段階

さっそく、なじみのレジの人にインタビューです。
すると、

今年9月の創立45周年を記念した数量限定商品。
ファミチキ、ポテトチップス、お米スナックの3商品で発売。
「ピリっ・まろやか・甘辛」の3段階で味が変わる。
正体は「柚子こしょう味・マヨネーズ味・????味」で、
3つ目は食べて当ててほしいとのこと。

なるほど、そういうことか。
それではとファミマの“タクラミ”に乗って、
ポテトチップスとお米スナックを買ってみました。

気になるのは、味よりも狙い

僕の興味は、味よりもファミマの狙いのほうです。
プレスリリースと公式サイトをあたると、
一部はファミマ自身が語っていました。

味の正体を考えるワクワク感を味わってほしい。
同じ「ファミマ味」でも3商品で微妙に違うので、食べ比べてほしい。
SNSやキャンペーンで45周年を盛り上げてほしい。

さすがはファミマ。
「Japan Branding Awards 2025」でGOLDを受賞した会社です。
目のつけどころが秀逸です。

なぜ「ファミマ味」と名づけたのか

でも、僕が一番知りたいことが書かれていません。

謎の正体は、食後感と成分表示から「照り焼き味」だと察しがつきます。
では、なぜこの3つの味を「ファミマ味」と名づけたのか。

公式は何も語っていません。
なので、ここからは僕の推測です。

ひとつは、ブランド戦略
ブランドは、五感に残るほど強く記憶されます。

ファミマはこれまで、緑と青のロゴで視覚に、
「あなたと、コンビに、ファミリーマート」で聴覚に訴えてきました。
ちなみにこのメロディー、コンビニ業界初の音商標として登録済みです。

そこへ「ファミマ味」。
ブランドを、味覚の世界にまで広げようとしている。

もうひとつは、ファミマからのメッセージです。
この名前に「日本生まれのブランド」としての思いを込めたのではないか。

そう思わせた理由が、2つあります。

まず、パッケージの「日本生まれのコンビニ」という一言。
さらっと書いてありますが、考えてみると、
セブンイレブンはテキサスの氷屋さん、
ローソンはオハイオの牛乳屋さんが発祥です。

ファミマは、埼玉県狭山市のテスト店舗から始まりました。
大手3社で「日本生まれ」を名乗れるのは、ファミマだけ。

並べてみると、見えてくるもの

そして、3種類の味の選択。
柚子こしょう、マヨネーズ、照り焼き。

この3つを並べると、
日本で生まれたもの。
海外から来て、日本で育ったもの。
日本から世界へ広がったもの。

どこか、日本という国の歩みと重なって見えます。

「日本とは、自分たちの軸を守りながらも、
異なる文化を取り入れ、自分たちらしく育て、
新しい価値として世界へ送り出す国」

ファミマは、
「私たちは、こんな日本らしさを大切にするブランドです」という思いを、
この名前に託したのかもしれません。

本当のところは分かりません。
そもそも、3つ目が照り焼き味なのかも、まだ断言はできません。

でも、一つだけ確かなことがあります。
ファミマ味を何袋も買い込み、
ファミマの狙いについて深く考え、
こうしてnoteに投稿している時点で、
僕はファミマの思惑にまんまとはまっているということです。

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