なぜ漢字の世界とアルファベットの世界では、ものの「見え方」が違うのか?
※この記事では、Webサイト「世界はなぜでできている」の記事 「なぜ漢字の世界とアルファベットの世界では、ものの「見え方」が違うのか?」の内容を一部ご紹介しています。 記事の全文はこちらからご覧ください→ 記事を読む
休日、駅で友人を探すとき。
スーパーで棚からいつもの調味料を見つけるとき。
私たちは「見て」「探す」ことを、ごく当たり前に行っています。
しかし、京都大学の研究が明らかにしたのは、
日本人と欧米人では、その「見え方」が根本から異なるという驚きの事実でした。
しかも、その違いを生んでいるのは「文化」ではなく、
私たちが日々読み、書きしている「文字」そのものだったのです。
日本語の世界では、「土」と「士」、「未」と「末」のように、
わずかな線の長さの違いが意味を左右します。
私たちは幼いころから、この「長さ」の違いを見分ける訓練を重ねてきました。
一方、アルファベットの世界では、「b」と「d」、「p」と「q」のように、
角度や向きの違いが意味を決めます。
欧米の子どもたちは、どちらに傾いているかを見抜く訓練を積んで育ちます。
つまり、漢字の世界では「長さ」に敏感に、
アルファベットの世界では「角度」に敏感に、
脳そのものが最適化されていくのです。
読む文字が違えば、働く脳の領域も違ってくる。
こうした積み重ねが、やがては「世界の見え方」さえも変えてしまいます。
この研究が教えてくれるのは、私たちは同じ世界を見ていても、同じようには見ていないということです。
その違いを知ることは、異なる文化を遠ざけるのではなく、互いを理解するための第一歩になるはずです。
👉 詳しくはこちら:
https://kojiroo.com/naze/why-kanji-alphabet-shape-perception/
