見出し画像

"どうでもいい"話


#なんのはなしですか

こんなハッシュタグがあるのを知って読み漁ってたら自分でも書きたくなりました。
日本らしい素晴らしい言葉でくだらなくて最高です。


「どうでもいい」「別に」「どっちでもいい」「まあいいよ」「知らんがな」——
これらの言葉ほど、便利で奥深いものがあるだろうか。
一見、ぶっきらぼうで適当で冷たい言い方に聞こえるかもしれない。ネガティブなイメージがある。

しかし、これらの言葉は各々の関心の取捨選択をするための言葉であると思う。
日本語の中でも最強クラスのフレーズであり、使いこなせれば人生のストレスが激減する魔法の言葉である。

使いこなせれば、という条件付き

一昔前に女性俳優の沢尻エリカさんの舞台挨拶での
「別に」が話題になった。
あのような公の場で、かなりの不機嫌モードで発言すれば悪い意味で話題にもなるだろう。
そのことを擁護する記事ではない。
明らかにあの場であのような態度は取るべきではなかったと思う。
何年経っても私のように覚えてる人は多いだろう。

何にでも言えることだが、TPOは重要だ。

「どうでもいい」は最強のブキになる

先述したように、TPO(時間・場所・場面)さえ間違わなければ「どうでもいい」は最強のブキになる。

たとえば、SNSで炎上案件を見かけたとする。
「なんてことだ!」と怒りのリツイートをするのもいいが、一歩引いて「興味ない」「ふーん(棒読み)」と唱えた瞬間、心の平穏が訪れる。
どれほど議論が白熱していようとも、火中に行かなければ火事にはならない。

あるいは、友人が「最近の若者は○○だからダメだよな」と力説してきたとする。
この瞬間、賛同するか反論するかの二択に思えるが、ここで「あんまり興味ないな」「どっちでもいいな」を発動すると、面倒な議論を華麗にスルーできる。
相手も「お、おう…」となり、会話はスムーズに終息する。

当たり前だが、言っていい人・ダメな人がいる。
上記の例は、気が置けない友人に対してだから言っているわけで、営業先のお偉いさんに同じことを言うとどうでもよくないことになる。

「どうでもいい」は最強の防御

人間関係でも「どうでもいい」は非常に有効だ。
たとえば、会議で「これはA案にするべきかB案にするべきか」と不毛な議論が続いたとき、「どっちでもいいっすね」「なるようになるでしょ」と言えれば、ストレスフリーで生きられる。
(ただし、発言のタイミングには要注意。上司に「やる気ないのか?」と詰められるリスクが非常に高い)
(正直なかなか言えない)

恋愛でも「どうでもいい」の精神は重要だ。
「既読がついたのに返信が来ない!」と落ち込む前に、「まあいいか」「この世は無常だ」と思えれば、精神的安定が手に入る。思えれば。
そもそも、相手に返事を強制する権利など誰にもないのだけど。

「どうでもいい」と言えないときこそ重要

しかし、何でもかんでも「どうでもいい」と言えばいいわけではない。
世の中には、本当に大事なときがある。

もちろん状況を鑑みて言えないなんて時ではない。

「どうでもいい」と言えないとき、それは「自分が本気で関わりたいこと」があるとき。
それに集中するためのフィルターとして「どうでもいい」を使うのがベストだ。

たとえば、自分の夢や大切な人に関すること。
これには「どうでもいい」と言わず、真剣に向き合うべきだろう。
それ以外の雑音に対しては、迷わず「知らんし」「宇宙規模で考えたら誤差」と言って切り捨てる。
人生の限られた時間を、本当に価値のあることにだけ使うための魔法の言葉なのだ。

もちろん無意識に言っている人もいるだろうが、お人好しで優しい人は言えないことも多いだろう。
意識して優先順位をつけることが大事だ。

「どうでもいい」を極める

「どうでもいい」は、無関心、ぶっきらぼう、冷たい言葉ではない。
自分の時間を最大限有効に使うため、関心の取捨選択をする魔法の言葉だ。
本当に大事なことを見極め、それ以外を上手にスルーするための知恵なのだ。

次に誰かが「〇〇ってどう思う?」と聞いてきたら、こう答えよう。

「どうでもいいな。そんなことよりラーメンのトッピングの話をしようよ。」

大事なことを選び取る。
それが「どうでもいい」の本質なのだ。

...

これ、なんのはなしですか

いいなと思ったら応援しよう!