見出し画像

【 イザナミノミコト 】 ② 2002

『〜執り成しの祈り〜②』

何故
彼女が祈っている時に
涙がとまらないのか

不思議でした。

一緒にその場所に訪れた
彼女を守って…と
主に祈りながら涙が
止まりませんでした。

〜イザナミノミコト〜

イザナミノミコト…

神々の母…

火神カグツチノミコトを産み
灼かれて亡くなったという。

嘆き悲しんだ父の
イザナギノコトは

カグツチノミコトを切り殺してしまう。

そんな神話のこの地へと

神は私に何故に祈り行くよう
示したか…。

何故に
嘆きの声がする…。

あやふやな神話と同時に
事実、悲しみ嘆きの声もする。

最近不思議なことに
あの執り成しに 行った場所に
当時、住んでいた女性に偶然にも出逢う。

その頃の彼女は
涙がとまらなく…

その場所に
花をそなえたくなったという…。

女の嘆き…

愛おしい子

愛する人…

何故に
嘆きの声がする…。

あやふやな神話の地から同時に
現実の嘆きの声がする…。

十字架の神を知ったばかりの頃だった…。

あの三山を見上げながら
湯に浸かり
じっと見つめていた時だった。

押し迫る黒い巨大な山々は

こう言った…。

(わたしが神だ…!)

厳かで
厳粛なる日本の神々…

私は
その黒々した山々を見上げながら めまいがした。

何だったのかと
我にかえり

後々気付いた事は
その温泉は
あの三山を参拝する前に
修験者、修業なる人々が
身を清めたと言われる
場所だった…。

私はあの山々から聞こえた声を今でも忘れない…。

夢でみる細道は実は参道だった。
あの峠にたどり着く…

それは
お伊勢参りから
三山に向かう為の参道で
その長い道のりに

火事や遊郭もそこにあった…。

そして
イザナミノミコト…

その地は
今や多くの人が
訪れるけれど…

あやふやな神話の地に
何故か今の現実
嘆きの声がする…。

何故か
この頃
ある女性達に出逢う…

それは
毅然として何もないような
明るさをもつ女性達…

けれど
本当は悲しみを内に秘めている…。

女だからこそ女の悲しみを
気づく事もある…。

ふれてはいけない
秘めた想い…。

また
一人で あの地に行こうか…

想いだせそうで
出せない懐かしい風…

女の嘆き…
子供の祈り…

あやふやな神話
塗りかためられた地…

何故にそんな地に
執り成しにいくのか
わからないけれど

愛おしい人
愛おしい子…

私の子…。

そんな声が聞こえてくるのは
気のせいだといってほしい…

ひんやりとした岩…
古い細道…

石階段の上は峠…

見渡す青い海…。

また
私はいつかその地に
足を置き

祈りにいく事になりそうよ…。

感謝します…。



黒でもなく
白でもない
それは人の心模様のグラデーション

不完全な人の独り言


感謝します。


2015 3/8.   Facebookにて

いいなと思ったら応援しよう!