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保育士の本音:我が子より他人の子が好き⁈



最近になって、ふと思うことがある。

私、我が子とちゃんと遊んでたっけ?
……いや、遊んでない気がする。うん、してない。

以前、後輩に言われたことがある。
「○○先生って、お子さん小さい頃、いっぱい遊んであげてたんでしょうね〜」

笑顔で言われたこの一言に、私は笑顔を保ったまま、固まった。

……いや、してないよ。
たぶん、うちの子が一番よく知ってる。

私は妊娠を機に保育の仕事を辞め、子育てに専念した。

……と書くと、いかにも子ども中心の暮らしだったように聞こえるが、
実態は「公園に連れて行って、放牧」スタイル。

本人がどこに行ったかは、
なんとなく風の動きで察知していた。

その後、あらゆることを幼稚園に丸投げして、私は日々を乗り切っていた。


それが“ダメ母”だったかと聞かれれば、
……うん、ちょっとダメだったと思う。
でも、それがあの頃の限界だった。



そんな私が、仕事に復帰してしばらく経った頃のこと。
家に自作のツルツル泥団子を大事に持ち帰り、
廃材をせっせと集めるようになると、子どもたちは目を丸くした。

「え?ママが泥団子?
持ち帰った時、家の中に入れるなーって大騒ぎだったよね」

「廃材……え? 取っておくの?」


笑った。けど、胸がちくっとした。

はい。
人生で一度も我が子と泥団子など作ったことはございません。

かつて廃材は——
迷わず、一般ゴミ行き(笑)



今になって泥団子をつくる私は、いったい誰のためにそれをしているんだろう。

そういえば、ママ友にも言われたことがある。
「保育士って、やっぱり自分の子にも優しいんでしょ?」

……いやいやいや。

保育と子育ては全くもって別世界の出来事。

私は我が子と遊ぶよりも、仕事の中で“他人の子”と遊ぶ方がずっと楽?
いや、好きだった。

「だいすき」
「ありがとう」
「さすが先生」
と言ってもらえる。
なんなら、お手紙ももらえる。


でも、我が子が嫌いだったわけじゃない。
むしろ、心底かわいかった。
だからこそ、余計に、
うまくできなかった。


そう……
愛があるほど、
不器用になることってある。



今になって泥団子を丸めながら、
それを静かに思い出す。

……あの頃、ちょっとは一緒に泥をさわればよかったなあ。
せめて一度くらい、廃材製作に目を向けてやればよかった。

でもまあ、あの時の私には無理だったんだよ。
正直、がんばってたよ。自分なりに。



あれから時は流れ、泥団子マイブームは去った。

現在は、「段ボール&廃材&100均製作」一択人生。

使えそうな段ボール、空き箱や廃材を、今では成人した我が子たちが
実家に来るたび持参してくれる。



……そう、わざわざ実家に。
別に深い意味はないと思うんだけど、
なんだかちょっとだけ、あの頃の自分が報われてるような気がする。
不思議。


それでもありがたく、
今日も私は空き箱を切り刻む。


私が走らない理由も載せてます↓

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