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平日8対2、週末5対5を目指す理由|KOKU RAMENの店づくり #05

お店を続けていく中で、理想としているお客様の比率があります。

平日は現地の方が8〜9割、日本人の方が1〜2割。週末、特に土曜は、日本人の方が4〜5割、現地の方が5〜6割。

これは数字の話ではありません。どんな店でありたいかを考えていく中で、少しずつ言葉になってきた感覚です。


平日は、現地の方に日本の入口を開いておきたい

平日に現地の方が多い店であることには、大きな意味があると感じています。

ラーメンをきっかけに、日本のことを少し好きになる。日本に行ってみたいと思う。そういう流れが少しずつ生まれていくのは、とても嬉しいことです。

だからこそ、平日は現地の方が気負わずに入ってこられる空気を大切にしたい。日本食が「特別なもの」ではなく、「また来たいもの」になっていくことが、店としての一つの役割だと思っています。


週末は、日本人の方にとって"帰ってこられる場所"でありたい

一方で、日本食の店なのに日本人のお客様がほとんどいない、という状態には、少し違和感があります。

海外で生活していると、日本食が恋しくなることがあります。味の問題だけではなく、どこか気持ちがほどけるような時間を求めていることもあるのかもしれません。ベルギーで暮らしていても、「ここに来ると少し気持ちが楽になる」と思える場所は、誰にとっても必要なものだと感じています。

だから週末は、日本人の方にも自然に来てもらえて、少し心が休まる場所でありたい。5対5、そのくらいのバランスが、今の自分の中ではしっくりきています。


どちらかに寄りすぎることへの、正直な気持ち

現地の方だけに支持される店にも、日本人の方だけが集まる店にも、それぞれの良さはあると思います。

でも、私たちがやりたいのは、その間にある店です。

現地の方にとっては日本文化の入口として。日本人の方にとっては少し気持ちが休まる場所として。その両方の役割を持てた時、KOKUは本当の意味で「海外で日本食をやる意味がある店」になれる気がしています。

どちらかに寄った瞬間、もう一方の役割が薄れていく。それがずっと怖いと思っています。だからこそ、このバランスを意識し続けることが、私にとっての店づくりの一部になっています。


まとめ

平日8対2、週末5対5。この比率を目指すのは、売上のためだけではありません。

店がどんな場所として存在したいのかを、自分たちなりに確かめる作業でもあると思っています。平日は現地の方にとっての日本の入口であり続けること。週末は日本人の方にとっての、少し心が帰ってこられる場所であり続けること。

その両方を同時に大切にしていくことが、今の私たちの店づくりにつながっています。簡単ではありません。でも、その両方を諦めたくないと思っています。

— KOKU RAMEN 店主 Yū


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