初期研修中断Any%RTA最速記録:1month
はじめに
こんにちは、引きこもりギャンブル依存双極症発達障害系バーチャルYouTuber兼、Medical Doctorの亜成羽目 太陽(あなるはめ たいよう)です。
バーチャルYouTuberだけ嘘です。すみません、kokurenと申します。
(ケツ穴確定はしたいのかよ……)
今年の2月の医師国家試験になんとか滑り止め合格を果たし、国家資格的には医師という日本国内最強資格を手に入れました。
しかし、この度初期研修を中断する運びとなりました。
多分これが最速だと思います。
正確には現在は病気による休職という扱いになっているのですが、2年間の初期研修で90日以上休職をとることは制度上できず、私自身にも復帰する意思がないので、このまま中断する流れになると思われます。
5月の頭ごろからこれ以上の安定した就労は不可能であると感じ始め、5月中頃から有給と傷病休暇を全消化、6月から正式に休職扱いとなりました。
休み始めてからは1か月ほどほぼ寝たきりだったのですが、一か月ほどたち少しは身体を動かしたり意欲を取り戻しかけてきたので、こんな駄文を書いてる次第でございます。
とはいえ、医者という職業に復帰するつもりは毛頭ないのですが。
暗黒の8年間
そんなに職場が大変だったかと言われると、正直まったくそんなことはありませんでした。
指導医の先生方も皆優しい人ばかりでしたし、僕はまともに研修医としての就活をしていなかったので、拾われたドハイポ自大学病院でぬくぬくと研修生活を送っていました。
それなのに研修をたった一か月で中断するわけを話すには、僕自身の持病と、魂の形についての話をしなければなりません。
おいおい、急にスピってきてうさん臭さ全開じゃねーかと思われるかもしれないのですが、ここでいう「魂の形」とは自らの精神性や美意識、生きていく上での精神的指針、といったニュアンスを表現しています。
まず、病気の話をしましょう。
冒頭でも記した通り、私は精神の疾患・障害を3つほど抱えています。神経発達症(発達障害)、双極症(双極性障害)、ギャンブル依存症です。
おそらくもともとは神経発達症が生まれつきの神経学的背景としてあったのだと思うのですが、20歳前後で双極症が、23歳前後でギャンブル依存症が生えてきました。
現在は26歳です。大学自体は現役で入学できたのですが、上記の疾患群の発症や再燃により、2回ほど休学をしているためです。
次に、魂の形についてです。
私の魂は、医者という職業を明確に拒んでいました。
というのも、入学前から在学時、実習中から初期研修開始に至るまで、臨床医の業務に1ミリの興味も魅力も感じなかったのです。
1ミリも、というのは語弊があるかもしれません。
理屈としてやりがいがあるのは理解できるけど、自分自身のマインドセットや、持病を含めた性質との相性が全く合わないことを本能で察していました。
人は興味のあるなしで仕事をしているわけではないというごもっともな意見もあるとは思うのですが、私は内発的動機付けのない作業はどうしても継続できないのです。
じゃあなんで医学部来とんねん!という突っ込みが飛んでくるでしょう。ごもっともです。
正直医者の仕事には全く興味がなく、医者家系ですらなく、そもそも最初は医学部以外を志望していたのですが、なまじお勉強ができてしまったために、教師と親に半ば強制的に斡旋され面接ではパチこいて潜りこめてしまいました。
長年教師や親を恨んでいましたが、しかし今思えば主体性や自我のなかった自身の過ちであると感じています。
それからは暗黒の8年間でした。
持病は増えていって保護室という名の独房に閉じ込められるし、せっかく現役で入学したというのに、たまたま金持ちの家に健康に生まれてきたの運だけのバカガキに追い抜かれていくし、愛する恋人ができても自身の病気が理由で別れることになるし(それも二度も)、たった一人の妹もこの間亡くなりました。
福祉のお世話になろう
と、重暗い話が続いてしまったのですが、今は元気ではないものの前向きな気持ちではあります。というのも、ようやく嫌々しがみついてきた医者の道から外れることができるからです。
なお、初期研修を修了しない場合は基本的に診療行為を行うことができないため、医師免許の意味は実質的にありません。(一応食品衛生管理者にはなれるっぽい)
すなわち、高額アルバイト的なことや、美容痩身クリニックでマンジャロばら撒いて年収2000万オーバーみたいな下品極まりない稼ぎ方もできません。
つまり、少し医学知識と国家資格があるだけのノースキルアラサー障碍者の爆誕です。でもハイパーインフレーションのグレシャムはこう言っていました。
……ん?
人生を懸けた計画が
失敗するなんて
べつに
普通のことでは
ないか
でもまあ、仮に医者をやっていたとしても生きてるうちに間違いなくAIに取って代わられる(ギュられる)未来は確定していたと思うのでOKです。
ありがたいことに両親はしばらく実家で休養していてもよいと言ってくれているので、しばらくはニート生活を謳歌しようと思います。
また、現在主治医から自立支援医療のついでに精神障碍者保健福祉手帳の取得を勧められ、その準備中であります。
これがあると映画館で映画が1000円で見られるようになったり、自治体の公共交通機関の助成が効いたり、市民体育館などを無料で使えるようになったりします。絶賛引きこもり中なので外出のきっかけになれたら嬉しいです。
障碍者年金ももらえるとなおうれしいのですが、まだそこまでは不明です。
おわりに
白河の清きに魚の住みかねて、とは言いますが、私が医者の世界に感じている嫌悪感・違和感のニュアンスはこれに近いものがあります。
これは自慢でも自虐でもないのですが、私は中学校までは所謂コウリッチュー、高校は自治体で一番のところ、大学も自治体で一番の医学部、と進んできました。
その過程で、自身の所属するコミュニティの人員がハイソで高級なものに変わっていくのを実感していました。
下品に言えば、たまたま金持ちや医者の家系に生まれただけの運だけのバカガキ率が有意に上昇していきました。
彼らは昆虫で例えるならば、ブリーダーに育てられたヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなのです。一方で私は野生のヤマトゴキブリといった感じです。これは決して自虐ではありません。昆虫としてはゴキブリの方がカブクワよりも個人的には好きなんです。
(つまり、どういうことだってばよ……?)
籠の中の高級ペットよりも、野生のゴキブリの方が自由で泥臭く、生き方として魅力的であるとも捉えられるということです。
