東大卒、元官僚のエリートから見えた日本のサラリーマンのリアル現状
最近、かつて官僚として働いていた東大卒の同僚と、オフィスのパントリーでランチをしていた。
「ここ空いてます?」と、彼は気さくにテイクアウトの弁当を手にやってきた。
彼は50代の元官僚らしく毎朝ジョギングを欠かさないバリキャリ親父。
「最近どう?」と会社の話をしながら、ふと彼は言った。
「外資でバリバリやってる同期なんて、俺の周りにはほとんどいないよ」
彼によると、彼の同級生の50代のサラリーマンの多くは、もはや仕事に情熱を持っていないらしい。
「ずっと同じ会社にいた連中だから、新しいことに挑戦する気もそもそもない。40代・50代になってもバリバリ働こうって発想自体がないんだよね」
彼の言葉は、半分は自分への納得と自負、半分は今の日本のサラリーマンのリアルを映す風刺のようだった。

50代のリアル:天下り、早期退職、そして旅行三昧
「この前飲んだ同期なんて、早期退職して毎週国内旅行してるよ」
「天下りや子会社で2、3年働いて、その後は退職を見据えてるやつがほとんどだ」
50代にもなれば、日系の大企業では”役職定年”の波が押し寄せる。
それまで役員クラスに属さない社員は、"シニア社員”として閑職に追いやられるか天下りか、出向か、半沢直樹で描かれた世界が現実のようだ。
「結局、会社に早めに見切りをつけて退職金をもらい、のんびりした方が得だと考える人も多いんだよね」
60手前にして”ゆっくりする人生”を選ぶ人たち。
でも、今の時代は80年、いや100年生きるのが当たり前になりつつある。
そんな中で、"50代でキャリアを終える”という感覚は、一体どんな感覚なんだろうか?
「この前までニュースなんて見てなかった奴が、急に昼のワイドショーの話をし始めてさ…」
彼も驚きを隠せない様子だった。
外資で働く人材との温度差
「日本のサラリーマンなんてこんなもんですよ」
「外資は変化が多くて面白いけど、疲れるのも事実。どっちがいいかは人それぞれかな」
彼の周りの東大卒の同級生たちは、揃って”日本型サラリーマン”の道を歩んでいるらしい。
正直、私は目が点になった。そう、終身雇用。
外資でのキャリアは、3~4年で人事も経営層も変わるのが当たり前。40年同じなんぞとは、どこやらのテレビ局だけの話ではないらしい。
転職を繰り返しながらキャリアを築いてきた私にとって、“ひとつの会社に40年”という生き方は、もはや異世界の話のようだった。
ただ、彼によると、省庁や大企業でも、昔のように”終身雇用”を当たり前だと思う人は減りつつあるらしい。
特に官庁では、ここ数年、新卒の正社員採用を絞りすぎたため、人手不足に陥り、転職者を採用する流れが増えているという。
「でも、なかなかいい人材は来ないみたいだよ」
それで、転職者の離職率もあがったので、再び正社員枠を増強しているらしい。
彼も、今の日本の雇用環境に疑問を持っているようだった。
キャリアの正解はどこにあるのか?
かつての”安定”や”肩書”にしがみつく人生は、すでに幻想になりつつある。
それでもなお、そのレールの上を歩き続ける人たち。
彼らにとって、キャリアとは何なのだろうか?
安定?肩書?レールに乗った人生?
おそらく、そのすべてなのだろう。
でも、その幻想はすでに崩れかけている。そう思うのはわたしだけではないはずだ。
あなたなら、どんな道を選びますか?
レールに乗り続けるか、それとも、自ら新しいキャリアを切り開くか。
もはや”正解”のない時代に、どの道を選ぶのか——それが、これからの私たちに突きつけられている自由意志選択の覚悟と、その舵取り。
あなたは旧体制派ですか、これからの100年時代派ですか?ぜひ、あなたらしくキャリアをデザインして選びとってください。
お読みいただきありがとうございました。
<転職を考えたら読んでほしいおすすめ本#29>
読んでみます?😆
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