最初のサイレントからその後
🚃彼が突然いなくなった…
前回の続きです。
いつも近くにいて、目が合って…。
ただそれだけでも、ほんのり幸せだった時間。
それが、ある日突然、ぷつんと途切れてしまった。
前日まで、彼は本当に「いつも通り」だったのに。
「もしかして、私…気持ち悪いと思われたのかな…?」
そんなマイナス思考が、頭の中をぐるぐる。
「ああ、避けられちゃったんだ…」
理由もわからないまま、ただただ悲しみだけが募っていった。
💻仕事でもトラブル発生…
そんな中、仕事でも突然の波乱。
急に同僚が2人も辞めてしまって、4人でやっていた業務を、残された私たち2人で回すことに。
しかも、小さな会社特有の「仕事の全体像が見えない」問題。
引き継ぎもなければ、聞ける人もいない。
その上、私のほうが年齢もキャリアも上…当然、仕事の負荷は私に。
心も体も限界。
恋も仕事も、両方どん底に感じた。
🌱泣きながら過ごす毎日
心が、毎日ジェットコースター。
泣きながら、でも「やるしかない」と、必死で立っていた。
そして、恋についても一つ決めたことがある。
「今度彼に会えたら、声をかけよう」
年齢差?女性から話しかけるのが恥ずかしい?
もうどうでもよかった。
これは、私の最後の賭けだった。
🕊️決めた次の日…
なんと翌日。
時間帯を変えていたはずの彼が、そこにいた。
しかも、いつもはイヤホンをしているのに、その日はしていなかった。
雨の朝、ホームはなぜか私と彼だけのように感じられて…。
勇気を出して言った。
「おはようございます!」
彼は驚いたような顔で、声は出さずに、でも深く大きく会釈してくれた。
🗓️そして1週間後…
それから、彼はいつもの時間帯に戻ってきた。
階段を降りて、いつもの場所に彼の姿を見つけた瞬間、涙が出そうだった。
それからは挨拶ができるようになり、少しずつ話すようになった。
彼の声は優しくて誠実で、やっぱり…素敵な人だった。
「これからもっと仲良くなれたらいいな」
そう思っていた、ほんの1ヶ月後。
また突然、彼は姿を消した。
…そう、2回目のサイレント期間の始まりだった。
▶️次回へ続く
