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やさしいnoteのはじめかた #はじめてのnote

こんにちは!

「創作をはじめたいけど、何からやればいいか分からん!」

そういうとき、ありませんか?

小説を書いてみたい。絵を描いてみたい。noteをはじめてみたい。やってみたいのに、いざ始めようとすると、なぜか手が止まっちゃう。こういうとき、才能とか根性とかの問題だと思わなくて大丈夫です。

それって、たぶん単純に「やろうとしている行動が大きすぎる」のです。

私はゲームクリエイターとして十年以上働いてきて、これまでいくつもゲームのチュートリアル、つまり最初の操作説明を創ってきました。

ゲームって、最初から「好きに遊んでください!」と言われても、けっこう困るんですよね。移動のしかたも分からない。攻撃のしかたも分からない。どこへ行けばいいかも分からない。分かんないことだらけ!

だからチュートリアルでは「まずここを押してみよう」「次はこの場所まで動いてみよう」という感じで、やることをめちゃ細かく分解して、一個ずつプレイヤーにやってもらいます。

創作をはじめるときも、これと同じ方法が役に立ちます。

コツは、とにかく「やることを細かく分解すること」

たとえば夏休みだし、せっかくだからnoteをはじめてみたい、と思ったとしましょう。このとき「noteをはじめる」をそのまま目標にすると、実はかなりアクションとしては大きいんですよね。

そこには「noteのアカウントをつくる」「記事を書く画面を見つける」「何を書くか考える」「タイトルを決める」「文章を書く」「画像を入れる」「公開する」といった、たくさんの行動が含まれてます。

これを全部まとめて「よし、noteをはじめよう!」と考えると、頭のなかでは一気に何個もの判断をしないといけませんよね。すると「えーっと、まず何からやればいいんだっけ?」となっちゃうわけ。

スタンフォード大学ビジネススクールの教授のチップ・ハースも著書でこんなことを言っています。

気の遠くなる作業と直面して、本能的に逃げたいと思ったときは、作業を細分化するべきだ。つまり、変化を細かくするのだ。絶対に実現できるくらいまで変化を小さくしよう。ひとたび一部屋を掃除すれば、またはひとつの負債を返済すれば、恐怖は消え去り、状況は雪だるま式によくなっていくはずだ。

チップ・ハース&ダン・ハース『スイッチ!』早川書房

なので、やりたいことを細かく細かく分解して、まずは「次にやる一個」だけを目標にしてみましょう。

たとえば、noteの記事を一本公開するまでを、こんなふうに分けてみます。

(1)noteのサイトを開く
(2)noteのアカウントをつくる
(3)記事を書く画面を開く
(4)書きたいことを一つ決める
(5)仮のタイトルをつける
(6)最初の一文を書く
(7)続きを書いて最後までいく
(8)読み返して少し直す
(9)必要なら画像を入れる
(10)公開ボタンを押す

どうでしょう。

「noteをはじめる」と考えると大仕事に見えますが、「noteのサイトを開く」なら、わりとやれそうですよね。
(この記事にたどりついている時点で達成できてますよ!)

ここで大事なのは、先のことを全部やろうとしないことです。

あなたはいま、何番目にいるでしょうか?まだnoteを開いたことがないなら、まず(1)だけ。アカウントはもうあるなら(3)だけ。書く画面まで来ているなら(4)だけ。

今日は、その番号の次のアクションを1個達成できたら合格、くらいにしてみてください。

面白いのは、一個できると、次の一個もやりたくなることです。

「せっかくサイト開いたし、アカウントだけつくるか」
「アカウントつくったし、書く画面も見てみるか」
「画面まで来たし、一文だけ書くか」

みたいに、少しずつ勢いがついていきます。

こうした、作業を始めることでだんだん気分が乗ってくる現象は、一般に「作業興奮」と呼ばれたりします。

まあもちろん、毎回うまく乗れるとは限りません。一個だけやって、そこで終わる日があってもいいと思います。でも、それでも一歩前進です。

大切なのは、最初から立派な記事を完成させようとしないことです。それはゲーム開始直後にラスボスと戦うようなもんです。

最初の一歩に必要なのは、上手さよりも着手。小さく始められれば、それだけで次へ進みやすくなります。気楽にいきましょう。

小さな一歩を積み重ねているうちに、気づけば「noteをはじめる」という最初の大きな目標が達成されているかもしれません。

そしてこの方法は、これから創作をはじめる人だけではなく、いったん創作から離れてしまった人にも役立ちます。

前は書いていたけど、最近ぜんぜん書けていない。絵を描くのが好きだったけど、しばらくペンを持っていない。

そんなときも「また創作をはじめる」と大きく考えなくて大丈夫です。

自分はいま、何番目にいるだろう、と考えてみてください。ノートを開く。昔の作品を見る。書きたいことを一個メモする。そのくらい小さなところから、もう一度始めればいいんです。

創作って、始める前はすごく遠くにあるように見えることがあります。でも実際には、最初の一歩は失敗するのが難しいくらい小さいほうがいいです。

大きな目標を、小さな行動に分ける。そして、次の一個だけやる。

もし創作をはじめたいけど、何からやればいいか分からん!」と思ってるなら、まずは今日できる最小の一歩を探してみてください。

ではまた!


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小牧幸助|小説・エッセイ 牛乳を買って金曜よるに一杯やります。