継手
真継ぎ、持ち出し継ぎ
柱の頂部で継ぐことを真継ぎ、柱芯より持ち出した位置で継ぐことを持ち出し継ぎといいます。

鬢太
鬢太 (びんた)とは丸太を製材したときに落とされる外側部分を指しますが、建物では鬢太は片側、あるいは両側も直行する材を覆うように伸ばすことを意味し、強度も増し、また見た目もすっきりとなります。
木余り
木余りとは仕口より先端に残っている部分で、軒桁などの側面より飛び出している部分を指します。飛び出させることで木組は強くなります。抜け防止に鼻栓や込み栓などを打ち込みます。

ホゾ
ホゾとは、木材を接合する際に、一方の材に開けた穴にはめ込むために他方に作った突起を指します。穴はホゾ穴と呼び、この接合方法をホゾ継ぎといいます。ホゾの根元の平面の部分を胴付きと呼び、隙間が無いように加工します。片側のみホゾを伸ばしたものは片胴付きホゾ。三方に胴付きがある三方胴付きホゾなどがあります。より強固に接続したい場合には接合部の反対側から割りクサビを打ちます。

継手の基本

梁の継手
梁を途中で継ぐことは構造的な意味で避けるべきですが、継ぐ場合は力のかか らない所で継ぎます。
台持ち継ぎ
大きな梁材などを継ぐ場合に用いられ、ダボと上木上部からの荷重によって固める継ぎ方です。特徴として滑り段の部分が45度で造られます。角材、丸太どちらでも加工できます。

追い掛け大栓継ぎ
梁や桁の持ち出し継手として用いられ、材同士を引きつけて密着させます。取り付け方法は上から下に上木を滑り込ませ、側面の肉厚の大きい方から大栓を互いに打ち込んで止めます。大栓を打たない場合には追掛け継ぎといいます。

