柱の根継ぎ
柱の継手(根継ぎ)
木材の欠点は湿気や水分に弱く柱で傷みの激しい部分は地面に近い根元になります。柱下側の腐った部分を新しい材料に交換することを根継ぎ(ねつぎ)といい、継ぎ方は一般的に金輪継ぎ(かなわつぎ)が用いられます。


金輪継ぎ
木材の根継ぎのひとつで、小屋梁、合掌梁、土台、出桁、敷桁、柱などに用いられます。継手の長さは木材の成(せい)の三倍程度で上木下木とも同じ形で区別はありません。横架材などでも使われます。
四方鎌継ぎ
社寺などに使われる根継ぎの方法です。装飾的な意味合いがあり、対角線の方向から滑り込ませて組み合わせます。
箱継ぎ
二つの面が見え掛りになるよう対角線から半分ずつ上下の柱材を欠き取り、中央に継ぎ目を補強するために打車知栓を打つ根継ぎの方法です。
大黒柱に差し鴨居などを取り付ける雇いホゾ四方差し
差し鴨居が構造的に有効なのは、柱に長ホゾで組まれることによりホゾのめ りこみ、耐力を生み出すためです。また差し鴨居は2〜4方差しなどの複雑 な仕口で組まれます。


車知継ぎ
車知継ぎ(しゃちつぎ)は通し柱の四方から梁が差し込まれる部分などに用いられます。車知栓の打ち込み加減や、後からの増打ちで継手の胴付き部分の隙間を密着させる場合に用いられます。

