損得勘定だけの人が集まる理由とその先の孤独
うつ状態になりやすい人が見落とす心の危険信号
表面的な成功や「豊かさ」に目が向きやすい現代。けれど心の奥に違和感を抱えながら、まわりに合わせるように生きていると、心と体のバランスを崩してしまうことがあります。
うつや引きこもりといった「内側の声」に気づくタイミングが遅れると、取り返しのつかないほど心が疲弊してしまうことも。
今回は、人間関係やお金にまつわる価値観を見直す視点から、心を守るために大切なことを綴っていきます。
私の体験談も記述しております。
ぜひ参考にしてみてください。
私は引きこもりや生きづらさを感じている方々にカウンセリングを行っています。
ご相談をご希望の方は、下記のURLをご覧ください。
1. 心がすり減る「金優先」の人間関係から離れよう
・表面だけでつながる関係がもたらす空虚さ
多くの人が「お金を稼ぐこと」を第一目標にして生きています。もちろん、生活のためには必要なもの。しかし、優先順位を間違えてしまうと、心の深い部分が冷え切ってしまいます。
SNSで見る「成功者」の中には、高級なワインを飲み、洗練されたファッションに身を包みながら、内心では不安や孤独を抱えている人も少なくありません。笑顔の裏にある目の虚ろさ、相談をしても「損か得か」でしか返答しない冷たい態度。こうした人間関係に身を置いていると、どんなに華やかな暮らしをしていても心は報われません。
心理学的にも、共感性のない人間関係は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を高め、慢性的な疲労感や無気力感を引き起こすといわれています。長期的にはうつ症状に発展する可能性もあります。
まさに、私の父親が昔そのような人間でした。
・「損得」だけで動くと、心に腐食が広がる
金銭的に成功しているように見える人が、なぜか周囲に本当の友人がいない。その理由の多くは「人を大切にしない」選択を繰り返してきたからです。
仕事相手に対しても、情よりも利を優先し、使い捨てのように関係を終わらせる。そんな生き方の上に積み重ねられた資産は、表面上は「勝ち組」に見えても、内側では空洞になっています。
実際に、経済的成功者の中でも心の病に苦しむ人は多く、米国では富裕層のうつ病率が中間層よりも高いという研究もあります。どんなにお金があっても、信頼できる誰かがそばにいなければ、心は壊れてしまうのです。

私のただ1人の友人の起業家の先輩が、大変お金持ちで有名ですが、周囲の取引先からは「目が笑っていない」とよく言われており、会話をする中で出てくる口癖は、「そんなのは早く切り捨てたほうがいい」です。まず、お金持ちに成り上がったテクニックの代表的な1つが、イグジットまたは出口戦略です。
この成功者のパターンでは、ある程度会社を大きくしてから大企業の役員だった人をヘッドハンティングしてナンバーツーに設置した後、急遽会社を売却することになったから、君がついてほしいと言うことでバトンタッチしました。
しかし、損得勘定だけで企業を大きくした組織体は腐敗しており、雰囲気が重たく人間関係に問題が多くあり、受け継いだ社長が「この会社は問題だらけ、こんなの引き継がなかったらよかった」と言っていたそうです。
そもそも無名の中小企業に、大企業の役員がヘッドハンティングされると言うことから、よっぽどの魅力的な理念があったのか、それとも金銭的な報酬が圧倒的だったのかなどちらかです。しかし、その大金持ちの先輩は売り抜けて大金を手にして、今は投資家として様々な企業に手を出しながら、なおかつセミナーで弟子の育成をしつつ、東京の某有名な超高層タワーマンションの上のほうに住んでいるそうです。
彼の家族は幸せそうですが、彼を慕うものはおらず、むしろ黒いうわさが非常に流れています。損得勘定とは、“勝つか負けるか“の資本主義に組み込まれた有益なメソッドですが、人間性を捨て去ることも同義であり、幸せを呼ばないことも人生の先輩が実証してくれています。
2. 真の豊かさとは「心が軽くなる選択」ができること
・うつ病になってからヨガや瞑想を始めても遅い
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