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子どもの幸せを喜べない母と過ごした日々

子の成長を拒む母の心理とは?サポートされなかった私の物語

母との関係は、時に人生の方向さえも左右します。

私の母は一見「良い母」として周囲から賞賛されていましたが、私にとっては、成長や努力を応援する存在ではなく、むしろ制限してくる存在でした。

実家からの自立を望みながらも、子どもが離れていくことを拒む矛盾。

その複雑な関係のなかで感じた葛藤や気づきを綴ります。


私は引きこもりや生きづらさを感じている方々にカウンセリングを行っています。
詳しくは、下記のURLをご覧ください。


1.聖母のようになる母の矛盾した愛情


・応援されない成長と病気の歓迎


私の母は、私が何かに挑戦したり成長しようとすると、まるでその努力を認めたくないかのように反応しました。

目に見えて頑張っていることも、応援どころか無関心。

反対に、体調を崩したり気分が沈んでいるときには、急に「聖母マリア」のような顔をして近づいてきて、過剰に世話を焼こうとするのです。

まるで「あなたは弱っているほうが私の手の届く範囲で都合がいい」と言われているようでした。

母の愛情は、私が成長して羽ばたく姿を喜ぶものではなく、どこか「手元に置いておきたい」という所有感を伴ったものでした。

・自立を望むようで望まない母の心理


表面的には、

「一人暮らししてみたら?」
「そろそろ独立したら?」

と促すのに、いざ私が動き出すと、どこか不機嫌になったり、突然体調を崩したり、悲しそうな表情をしたり。

母自身が自立を促しながら、私が本当に遠くへ行ってしまうことを嫌がっているのが、肌感覚で分かるのです。

これはいわゆる「ダブルバインド(二重拘束)」という心理状態で、子どもはその矛盾に混乱し、身動きが取れなくなります。

口では応援しているのに、行動で引き止められる。

その矛盾が積もり積もって、自己肯定感が低下していきました。

2.マイナスからゼロ、そしてゼロのままの人生


・プラスに向かうことが許されない日々


私の生活には、常に「マイナスからゼロに戻る」ことばかりが求められていました。

何か問題が起きれば「普通に戻りなさい」、落ち込めば「元気になりなさい」と言われる。

しかし、それ以上の「夢を持つ」「挑戦する」「好きなことを極める」といったプラスの行動には、妙な圧力を感じるのです。

「どうしてそんな無理をするの?」「それで失敗したらどうするの?」「え、うん、いいんじゃない」という言葉の裏には、母自身の不安やコントロール欲が見え隠れしていました。

・母の「いい母」像と現実のギャップ


母は私の友人や近所では「優しいお母さん」として評判でした。

誰にでもニコニコして、手土産を持たせてくれたり、挨拶を欠かさなかったり。その姿はまさに「理想の母」だったかもしれません。

しかし、家庭の中での母は違いました。

私のマイナスの感情には関心がありながらも、プラスの感情には無関心で、自分の思い通りにならないと、絶妙な沈黙で圧力をかけてくる。

外では評価されても、内では自己主張の許されない空間が続いていました。

3.八方美人な母と祖母の系譜


・他人の評価を最優先する姿勢


大人になってから気づいたのは、母がまるで祖母のコピーのような存在だったことです。

祖母もまた、外面はとてもよく、周囲の人々から好かれていました。

しかし、家族内では悪口が多く、自慢が多い人でした。

また特徴として、お金を数えると頭が真っ白になり、数えられなくなったり、外出すると「なんだかおかしい」と言うのは決めゼリフで、どうやら頭が真っ白になる癖が非常に多かったようです。

母は、その姿勢をそのまま引き継いでいたのです。

他人からの評価が何よりも大切で、決めゼリフは、
「大なり小なり」
「人それぞれ」

です。

一見聞こえは良いものの、私が20代前半の頃に「こんな辛い思いをしたんだよ」と言う話をした時、このようなセリフで逃げようとします。

確かに、「ごめんね」「私が間違えていた」と言う事は、ご縁にとっては非常に難しいことでしょう。

多くのご家庭では、「覚えていない」「あの頃あんたがこんなことしたから」「あの頃は正しいと思ってやったの」と言うセリフを聞いたことがあるのではないでしょうか。

老年期に入れば入るほど、若者についていけず、自分の身の上話ばかりする人の背景には、新しい意見を受け入れてしまうと、これまでの人生を否定された、なかったことにすると脳が直結的に考えてしまうため、受け入れられないのです。

これが、子供が大人になった後に、昔育てられたときの話をされた場合にも、同様に適用されるのです。

・家庭の中の沈黙の支配者


母は表向きは優しく接しながらも、家庭内では沈黙で家族を動かすタイプです。

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