一手間かける楽しさ
カメラを実質Leica M6のみにしてから写真を撮る枚数が減った。
今まではちょっと地元の寂れた商店街を歩くだけでも数十枚は撮影していたのに、先日通った時には時間に制限もあったりはしたが、4、5枚しか撮影しなかった。とりあえず気になったらシャッターを切るという撮り方から、このタイミングを押さえたいというタイミング重視な撮り方に意識が切り替わったように思う。
AIが大抵の相談に乗ってくれるようになった現代に於いて、いまだに筆者の生活にはアナログが息づいている。
冒頭のフィルムカメラ然り、写真集は勿論小説などの文芸書も紙媒体で購入する。タブレットにKindleは入れてるが、スマホを弄ってる感覚の延長線的な感覚でどこか疲れてしまう。その点、紙媒体だと切替ができるし、電池の心配もない。
読み終わればメルカリで売れるというもの紙媒体を買う理由だ。
また、音楽はレコードを購入して聴いている。
小学生の頃に何か映画のシーンでレコードを聴いている場面をみて、憧れて1万円くらいのレコードプレイヤーとジャズのレコードを買ってもらったのが始まりで、当時のレコードプレイヤーはもう壊れてしまってないが、新しいレコードプレイヤーを購入して、レコード盤を購入して聴いている。
賃貸に住んでいる時はどうせ引っ越すときに荷物になるからと、サブスクの音楽サービスで音楽を聴いていたが、家を建てたタイミングでレコードを集め出した。最近の曲も結構レコードで出てたりするし、特によく聴くのが竹内まりやと山下達郎だ。
昨日音楽を聴いていてふと思った。竹内まりやはそれぞれの曲がそれぞれ違う曲という認識があるが、それが良いか悪いかは置いておいて山下達郎はどの曲を聴いても山下達郎で金太郎飴感があるなと。
RIDE ON TIMEやSPARKLEなど個々でいい曲も勿論あるが、夏のイメージと山下達郎という存在感が全面的に出てくるイメージ。
それはそれで他のアーティストには真似できないことなので凄いなと思う。
俯瞰してみると、何にしても一手間が楽しいし、人生を豊かにするのだと思う。フィルムを巻き上げて露出を自分の感覚で測るのもそうだし、レコード一枚聴くのも針の手入れや盤の埃を取ったり、3、4曲聴き終えたらひっくり返したり、そういうことが趣味なんじゃないかと思った。
