王育徳の伝記『台湾からの亡命者 王育徳の矜持』が出たよ!
王育徳の伝記『台湾からの亡命者 王育徳の矜持―一生を祖国の夜明けに捧ぐ』が出ました!
著者は近藤明理、つまり私の母、そして王育徳の娘です。
でも身内としての視点だけに據って書いているのではなく、
客観的に、王育徳がなしてきた業績を、
一つ一つ丁寧に、正確に、描写しています。
歴史家のような視点で書いているところが素晴らしい。
と同時に、
王育徳の日記を基にしているので、
リアルタイムな育徳の気持ちなども知ることができるし、
また、娘だからこそ知り得た当時の状況や家族の感情なども
盛り込まれているので、
まるで映像作品を見ているかのような、立体感のある人物像が描かれています。
こういう伝記、今まであまりなかったような気がする。
というわけで、身びいきっぽい感想ですが、
マジで良書なので、
ぜひお手にとってご覧ください。
戦後、台湾が、国民党政権に占領され、どのような状況に陥ったか。
大勢のエリートたちが、どのように殺されていったか。
それを避けて、日本へ亡命した台湾人達が、
如何にして、危険を冒しつつも、
台湾の自由を求めて、言論活動を展開していったか。
育徳が、いかにして、勉学に励み、
台湾語の研究を進め、台湾語を残すための努力をしていったか。
そして、台湾人元日本兵のために立ち上がり、
自分の命を削ってまで、彼らのために補償金を勝ち取ろうと奔走したか。
静かだけど、熱いドラマがここにあります。
ぜひお手にとってご覧くださいね。
14日頃から全国の書店さんに並びます。
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◆祖父が日本へ亡命する前の、幼少期~青年期をつづった自伝『「昭和」を生きた台湾青年』はこちら。これもすごく面白いですよ~!:
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