なぜ仕事が楽しくなかったのか
今、わたしはSESとしてIT業界で毎日楽しく働いています。
月曜日も楽しみでワクワクした気持ちで出社して、楽しすぎてどうしようと思いながら働き、だいたい定時で帰っていますが残業もまったく苦ではありません。
IT業界に入る前は遊園地など主にサービス業をしていたのですが、そこまで仕事にエネルギーを注ぐことができず、憂鬱な気持ちで職場に行き、仕事中もあと何時間で仕事が終わるか指折り数えていました。
仕事が楽しすぎてしょうがない私が、なぜ過去は仕事が楽しめず、つまらないと感じていたのか。
仕事がつまらなかった理由を分析してみます。
毎日同じことの繰り返し
遊園地で乗り物の係員として働いていた時は毎日の業務が決まっていて、ザ・ルーチンワークでした。
朝に出社して着替え、控え室に行き、朝礼で情報共有を行い、自分が担当する乗り物へ向かい、清掃や試運転など準備をして、営業時間になったら接客をして、営業時間が終わったら締め作業をして、夕礼をして帰る。
例外なく、毎日同じことの繰り返しです。
今の仕事では仕事のスケジュールや優先度を見て今自分は何をやるべきか考えることが好きです。
以前の仕事では、やることがすべて決まっていて、自分の作業について考える必要性がないというのがストレスだったようです。
何も考えたくない人にとっては良い職場かもしれませんが、創造性を発揮したい私には辛い仕事でした。
やることがない時間が多い
私は工数や時間のムダが嫌いで、とにかく不必要なことは省きたいと考えていますが、遊園地での仕事ではムダだと感じる時間がとても多かったです。
仕事自体に楽しさを感じられていなかったので、今振り返ればその職場にいることこそがムダな時間だったと考えていますが、特にムダな時間だと感じたのがお客様がまったく来ない時間です。
私が勤めていた遊園地は、休日はそれなりにお客様が来園されるので営業時間中は休みなく全力で動いていますが、平日はほとんどお客様がいらっしゃらないので暇な時間が長いです。
酷いときは自分が担当する乗り物にいらっしゃるお客様が一日数人程度だったりするので、当然接客している時間より何もしない時間の方が多くなってしまうのです。
人は成長していることを実感できるときにモチベーションが高められるといいます。
接客からは対面のコミュニケーションスキルが磨かれますが、何もできない時間からは一体何が得られるのでしょうか。
お客様が来ないからといって、本を読んだりするわけにもいきません。
私は周辺をくまなく清掃したり、今講習中のことを振り返ったりしていましたが、将来の自分のためになるような行動だとは思えませんでした。
暇な時間が長い方が楽な人にとっては良いかもしれませんが、私は自分の時間は少しでも生産性を高めること、今後の人生にとって有益なことに使っていきたいです。
ステップアップできなくなった
これは私の問題もあると思いますが、社内でステップアップする機会がなくなりました。
私は遊園地の乗り物の係員で、自分が担当できる乗り物を増やすためには数日間の講習を受ける必要があります。
私が唯一この遊園地で仕事へのモチベーションや自己肯定感が高まる瞬間は、自分が担当できる乗り物が増える瞬間でした。
入社当初は誰でも簡単に操作出来て、非常時の対応も難しくないような初級者向けの乗り物を担当しますが、そこでの働きが信頼されれば、ちょっと操作や非常時の対応が難しい乗り物や、ジェットコースターなど適切に安全確認や運転が行えなかった場合のリスクが高い乗り物を任せてもらえることになります。
自分が担当する乗り物が増えれば増えるほど社内での信頼が高まっている、会社にとって必要な存在になれていると実感できたので、乗り物の講習の時間は私にとって楽しみな時間でした。
ところが、ある日から私の講習がなくなってしまい、後から入社した方の講習が優先されるようになりました。
私は他の仕事が決まるまでの繋ぎとして入社したことをはじめから伝えていたのでその影響もあるかもしれませんが、講習がないとモチベーションが落ちる一方だったので上司に講習をやってほしいことを強く志望しました。
それでも私の講習は始まることはなく、毎日毎日同じ乗り物を担当する日が続きました。ルーチンワークが嫌いなのに毎日同じ仕事、変化や成長が好きなのに唯一のモチベーションとなる講習もない。
私の気持ちは死んでいく一方でした。
提案しても通らない
私は会社にとって改善が必要だと感じることは、直接上司に意見を伝えていましたが、その提案が通らなかったのもモチベーションを下げる要因でした。
例えば、マニュアルの非常時の対応に誤字脱字レベルではない明らかな間違いを発見し、非常時の対応に影響が出る可能性が見られたのでそれを伝えましたが、早急に修正を行う動きは見られませんでした。
それに、クレームの原因となる問題点があったので、お客様のためにも従業員のためにもそれを解決する必要がある旨を伝えても動く意思が見られませんでした。
どんなに自分自身にやる気があっても、それを上層部に受け止める気持ちが見られないと頑張る気は下がってしまいます。
自分の価値観を満たす仕事をしよう
タスクの優先順位などを考えて自分の仕事を決めるのが好きなのにルーチンワークだったり、生産性のない時間が嫌いなのに暇な時間が多かったり、成長したいのにステップアップの機会がなくなったり、自分の嫌いなことが詰まっている仕事だったからワクワクできなかったわけです。
私はもともと遊園地に入社したのは、なかなか転職活動が上手くいかずそこしか決まらなかったからですが、自分の仕事に対する価値観が理解できておらず、全く価値観にはまっていなかったから楽しめなかったのです。
IT業界に入社した時も自分の価値観など理解していませんでしたが、結果的に自分に必要な欲求を満たせる場所に行くことができました。
自分がどんな仕事だとワクワクできるのか、逆にどんな仕事だとワクワクできないのか。
就職活動や転職活動をする前、今後のキャリアステップを考える上で、まず自分が働く上で何を大切にしていきたいのかを明確にすることが大事です。
おまけ
以前までは仕事が楽しめなかった私ですが、今は仕事超楽しいです。
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