大阪・関西万博の記憶を未来へつなごう~2025年の夏は熱かった~
大阪・関西万博へは6月上旬4日間、7月上旬の3日間の合計7日間行ってきました!新しい情報、視点、学び、提案、建物、展示、食べ物、そのすべてが楽しくて面白くてワクワクする時間に満ち溢れていました。
この感動を「あー楽しかった」で終わらせるには、あまりにもったいない!この膨大な記憶をどう未来へつないでいくのか考えてみました。自分自身にも、周りの人にも、世界の未来へもつないでいけるといいな。ちょうど2025年も終わりを迎える今、振り返ってみたいと思います。
心を揺さぶれたシグネチャーパビリオン
2025年のはじめ、万博に興味を持ったのは、シグネチャーパビリオンのクリエイターメンバーの顔触れを見たから。落合陽一さん(null²)、石黒浩さん(いのちの未来)、宮田裕章さん(Better Co-Bing)、、小山薫堂さん(EARTH MART)、福岡伸一さん(いのちの動的平衡館)、河瀨直美さん(Diarogue Theater-いのちのあかしー)。今回初めて知った、河森正治さん(いのちをめぐる冒険)、中島さち子さん(いのちの遊び場 クラゲ館)。
まず、シグネチャーパビリオンを制覇することが、今回の万博へいく目的でした。彼らが全力で創り上げるパビリオンから、わたしが何を受け取るのか。そこが最大のポイントでした。
もちろん、全部行きました!!!すべて詳しく書きたいところですが、今回は落合陽一さんの「null²」と、石黒浩さんの「いのちの未来」について書いていきます。
null² のクラウドファンディングに参加
一番行きたかったのは、落合さんプロデュースの「null²」。あっという間に予約が一番取れないパビリオンになってしまい、苦戦!土砂降りの朝7時前から並んだかいがあって、当日予約を取れた奇跡。
般若心境を10代の頃から口ずさむわたしにとって、四方を電飾アートに囲まれて、目の前に不思議な映像と共に繰り出される『ヌルの森へ帰ろう』のメッセージは、その場では咀嚼できないほど強烈なものでした。

頭で理解するのではなく、身体から伝わってくるメッセージのぞわぞわする感覚が、他では体験できないもの!『みんなパソコンやスマホやAIで、わかった気になってるだけで、そんな計算機を捨てよう。人間って動物なんだよ。動物的感覚を取り戻そうよ。もともといたヌルの森へ帰ろうよ。』このメッセージを最先端テクノロジーから受け取る、なんだかあべこべ感。
万博終了後、落合さんが立ち上げた『ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ』のクラウドファンディング!なんと、お引越し先が決まりました!2027年の花博(横浜国際園芸博覧会)です。情報をウォッチしていきたいと思います。

null²とオリジナルパーカーのどちらにしようか迷ったあげく、両方手に入る【限定品セット】にしました!届くのが楽しみです。

null²から受け取ったメッセージ。自分の中の動物としての感性を大切にしていきたい。時おり、自然に放して解放してあげよう。思いっきり感じることを楽しもう!とはいえ、計算機は手放せないから、AIとも仲良く付き合っていこう。そうやって過ごした時間を、2027年の花博で答え合わせしたい!
精巧なアンドロイドにくぎ付け
情報量が多くて、当日だけではなかなか理解できなかったパビリオン。会場でのインパクトが凄すぎて、出たあとしばらくぼーっとしていました。人間とアンドロイド、肉体と記憶の記録、パーツと本体、倫理なのか希望なのか。
つい先日Xmasプレゼントとして、「EXPO2025シグネチャーパビリオン『いのちの未来』公式アーカイブ映像(解説付)」が公開されました。ぜひ見てください!!!必見の価値があります!
シグネチャーパビリオン「いのちの未来」の体験を記録したアーカイブ映像です。 来場された方は、あの日の雰囲気を思い返しながら。 来場できなかった方は、パビリオンの空気を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
いのちの未来から受け取ったメッセージ。自分の身体とアンドロイドとの関係性より、今後の介護の世界で活躍するであろうアンドロイドとの位置づけに未来を感じました。
あれだけ細やかな動きをするアンドロイドが可能であれば、AI知能を持った、話相手になる好みのタイプのアンドロイド(もちろん顔や姿も)を家に置いて、高齢になったときサポートをしてもらいたい。これはちょっと現実化に向けて真剣に携わっていきたいな。
大屋根リングは360℃感動!
大阪関西万博といえば「大屋根リング」!その素晴らしさは各方面で多く語られています。わたしも虜になったひとり。会場を歩いて一周する楽しさ、パビリオンを上から見下ろす視点、下を歩くと日よけになるしベンチもあって休める。
でも、わたしにとって一番心をつかまれたのは大屋根リングのシルエット。炎天下の中、歩く人の姿が陽炎のようにゆらゆら見える。夕陽を浴びて浮かび上がる大屋根リング。人の動きがアートのように見えて、もう存在がオブジェ。
建築家の藤本壮介さんの存在を知ったことも、おおきなメッセージ。万博会期中東京で開催された展示会に行って、ますますその建築哲学のファンになりました。
大阪関西万博は、藤本さんが会場デザインプロデューサーだったからこそ、あの記憶に残る空間ができあがったのだと実感します!!!これからのプロジェクトも数多くあり、しばらく追いかけます。
宮田裕章さん「Better Co-Bing」の「静けさの森」は藤本さんと一緒にプロデュースされた場所。ここはそのまま保存されることが決まっています。大屋根リングを残す200メートルと連動する予定とのこと!楽しみです。
「Better Co-Bing」も感性にビシバシ伝わってくるパビリオンでした!「静けさの森」のこれからの展開を期待しています。公開されたら絶対行かなくちゃ!
会場を盛り上げたアート・アート・アート
ミャクミャクはもちろん、会場のあちらこちらに飛び跳ねるコミャクたち!会場内のモニュメント、バナー、床で踊るコミャク。どれだけみんなを幸せにしてくれたことでしょう。暑くても、長時間並んでいても、なんだかクスッと笑顔になれるのは、このアートのおかげ。
今でもこの“View Movie ”をクリックした瞬間、ワクワクが止まらなくなります♬
会場で流れるゾーンごとの音楽もステキでした。そのまま環境音楽としてふだんに聞きたい心地いいメロディです。
パブリックアートも目が離せません。わたしの好きなアーティストの作品が置かれていて、撮影も自由~!ベテランのアーティストだけでなく、新たなアーティストも参加してるのだろうなあと思います。いつか、有名なアーティストが「若い頃、万博に出展してた」なんていう日が来るのかな。
会場やイベントを演出するときに、ビジュアルやサウンドは欠かせません。大阪関西万博のように、統一したグランドデザインがあると、参加した人は会場に入った瞬間その世界に入り込みます。わたしも浸りました。
イベント会社にいたこともあるので、この演出には身体の奥からゾクゾク!!!パビリオンに入らなくてもいいから、会場の中にいることを楽しむ時間をもっと持ちたかったなあ~。
さいごに
大阪関西万博は楽しかった!とにかく楽しかった!
今回、紹介したパビリオンはふたつだけでしたが、50近く行ったパビリオンすべてからメッセージを受け取り、つなげていきたいエッセンスを手に入れました。
2025年の夏に体験した大阪関西万博。サウンド、ざわめき、汗、太陽の照り返し、じりじり進む行列、海の潮風、冷たいビール、パビリオンの感動、大屋根リングに植えられた草花のそよぎ、夜のパビリオンの光の反射、夜空の月、むせかえる帰りの地下鉄。まだまだある、多くの記憶。
まだこれから進化するパビリオンのその後、第二の場所を求めての移設、進んでいく研究。そして何よりも、この万博を体験した子供たちの未来。大人たちの将来。行けなかったけど様々なメディアで目撃した多くの人たち。
わたしも大阪関西万博の記憶を、自分自身の進化、そしていつか誰かの進化のサポートができるように、ずっとつないでいきたいと思います。
最後に、わたしの所属するカメラクラブの納会に出したセルフポートレートをUPします!写真はスマホで撮った風景。そしてミャクミャクメイクをしたわたし!最後の最後まで楽しい時間でした。

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