落葉の歌
足下に降り積もるふかふかの落ち葉を
どうぞ
ただの枯れ葉だなんて思わないでください。
耳を澄ませば
あの日の笑い声が
聞こえてきませんか?
カサコソと音を立てているのは
ただ燃え尽きた葉であると
思わないで欲しいのです。
透明な光が降り注ぐ初夏の日
頬をなでる風が
懐かしい人の匂いを運んできた
やさしい一瞬が記憶されているのだから。
どうぞ、不用心に
踏み散らさないでください。
そっと、静かに踏みしめていけば
花の季節も
緑の盛りも
静かなる旋律となって
あなたに歌いかける。
わすれない なにもかも
ずっとずっと おぼえてる
いのちのときよ あいのひびよ
かぜとなって てんをかけても
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