見出し画像

【背骨を柔らかく動かす】ミラーニューロンの働きを上手に活用しよう!

今回は背骨を柔らかく動かす
っていうのを
【ミラーニューロン】と組み合わせて
説明してきました

そして、ミラーニューロンが
反応しづらい要因のひとつとして
"脳内で表象を作ることができない動作を
見てもミラーニューロンは反応しづらい"

ってことも説明しました

逆に言えば
表象を作ることができれば
ミラーニューロンを活用しやすくなる
ってことですね

記事ではそのあたりの補足的な
ことをお話ししていこうと思います

✅カラダを3つの方法で動かす

今回、背骨を動かしていく時に
『具体的な筋肉や骨の動きは
考えなくてもいいです』と言いました

カラダを動かす時には
大きく3つの方法というか意識・集中の
仕方で動かせるかな、と思います

①動作や部位に重きを置く
これは上に書いた具体的な筋肉や骨の
動きを考えてってやつですね
腹筋にグッと力を入れるや
お尻の筋肉をキュッと閉める

あるいは骨盤を前傾させるや
肩甲骨を寄せるのように
カラダのパーツの動きを考えながら
動作をすることができます

②イメージでカラダを動かす
・頭のてっぺんから紐で吊るされているように
・大自然の中でリラックスして
・自分のカラダが液体になったように
こういう感じですね
イメージなので自由です
こういう風にイメージをすることで
カラダを動かすこともできます

③表象(シンボル)でカラダを動かす
これはイメージを更に
単純化そして具体化したもの
って言えばいいですかね

例えば僕が呼吸をする時に
表象として使っているのは
『鐘の音』正確には『鐘の音そのもの』です
鐘は叩くとゴーンと音がします
そしてこの音は一度鐘を叩いて鳴ったなら
途中で急に音の大きさが大きくなったり
小さくなったりはしません
そして最後は残響って言えばいいですかね
もう音はしてないのかもしれないけど
まだ聞こえる気がする、ような感じで
音の最後の切れ目がわからないくらい
穏やかに音は消えていきます

この音そのものを呼吸で再現します
途中で鐘の音が急に変化しないのと同じで
呼吸も急に変化はしない、吐く息が
途切れ途切れになったりもしない
そして最後はいつ吐き終わったのか
吸い終わったのかもわからないくらい
穏やかに消えていく
実際にもう息は吐いていないのかも
しれないけれどカラダはまだ
息を吐いている動きをしている気がする
みたいなことですね
そして残響も消えた時に
次は吸うという動作に切り替えます
後は同じ、もう一度また鐘が鳴ります

鐘やそれを叩く部分は
何もイメージしていないです
そこで鳴る音
この音だけを脳内で作り出しています
当然その音の質感は鐘ですから
カーンでもキーンでもなくゴーンです
音の質感までもを具体的に
脳内で作り出しています

少し表象化ってのが伝わりましたかね
シンプルだけど具体的なもの、
スイッチのようなものって
言ってもいいですかね
ポチっと押したらそれでもう終わり
それくらいシンプルな方法で
カラダを動かす方法です

ちなみにたまに絶対音感を持っている人は
音を色で捉えたりする
みたいなことを聞きますが
これも表象化だと思います
同じ赤(音)でも濃い赤、オレンジっぽい赤
ピンクっぽい赤、黒っぽい赤
音の機微を聞き取ったり弾きわけたり
しなきゃいけないので
こうなってくるのはごくごく
自然なことなんだろうなと思います

✅表象(シンボル)は何でもいい

もう少しだけ補足して
次にいこうと思います

動画内でも言いましたが
表象ってのは自分にとって
具体的なものなのであれば
何でもいいです
他者に伝わる必要も
納得してもらう必要もありません


僕は鐘の音をゴーンと言いましたが
私はボーンだと思うってなことになっても
お互いにそれで構わないってことです
変える必要もなければ共感する必要もないです
もし、何かで学術的にボーンが正しい
表現でしたってことが確定しても
ゴーンでいいです

また、表象(シンボル)っていう言葉だから
形あるものでなきゃいけない
ということもありません
音も色も別に形はないですからね

特に日本人はオノマトペを
豊富に使い分けますから
音や擬音はかなり表象として
使いやすいと思います

もっというなら最終的には
『あれ』とか『これ』の
レベルになってくることも
普通にあります

大切なのは単純化されているけど
具体的に脳内で表すことが
できるかどうか
これができれば本当に何でもいいですね

✅知識でカラダは動かない!

今回の補足記事で1番伝えたいのは
ここです
カラダを動かす3つの方法の
①動作や部位に重きを置いて動く
どの筋肉に力を入れるのか?
どんな風にカラダのパーツを動かすのか?

実はこれが1番カラダの動き・動作が
おかしくなってしまうカラダの動かし方です

この動かし方を適用した方がいいのは
運動の初心者とボディビルダーくらいです

1番最初は何の指標(イメージ・表象)も
ないから①でいいですけど
できるだけ早く①でカラダを
動かすっていうことは
抜け出せるのが理想だと思ってます

①の最も優れている部分って
『知識の共有』なんですね

◯◯筋とか◯◯骨みたいに
ちゃんと学術的に名前があるから
みんなで同時に認識して共有できます
これが最も優れているところです

『グッと脚を挙げましょう』
これ意味わからないですよね

仰臥位で
右股関節を45度外旋して60度屈曲
内・外転は中立位
膝は完全伸展、足関節は底屈位
これは解剖学さえ知ってれば
みんなが認識して共有できます

でもカラダを動かす時には
こんなこといちいち考えないです
というか正確には不可能です

その動作に関わる全ての筋肉や
関節を洗い出して筋の出力から
関節の角度や可動域も全部考えながら
動くなんて不可能です


そもそも解剖学が存在しない頃から
ヒトはちゃんと動いてましたからね
もっと言うならイッヌやネッコは
絶対に解剖学も運動生理学も
全く知りませんよね
自分の中にいくつの骨や筋肉があるかなんか
知る由もないです
骨や筋肉という概念すらないかもしれません

じゃあイッヌやネッコは
カラダの使い方は下手くそで
ちゃんと動けてないか?
下手すりゃヒトの方が負けてる
部分も多々あるくらい
普通に上手に動いてますよね

知識がなくとも動かし方を知っていれば
カラダは動かせます
車の構造を知らなくとも
運転方法を知っていれば
車を走らせることができるのと同じです
ただ、それを共有することができない
ということだけです

なので
①動作や部位に重きを置く
っていうカラダの動かし方は

運動の初期や明確にその必要性がある場合
または、ボディビルなどの
特定の筋肉に的を絞ってそこに
最大限の効果を出したいような
ボディメイク目的であれば有効ですが
『動作』っていうところに
重きをおいているなら
まず使わない方がいい 
カラダを動かす方法です

もちろん、後で学術的な整合性を
吟味したり、他者と共有したりするために
勉強したり活用することは
有意義なものですけどね

✅表象は他者と共有できない!

面白いものでこれはさっきと真逆になります
複雑な動作の細部にいたるまでの動きは
脳内で表象化されたもの
単純だけど具体的なシンボルがあれば
それがスイッチになって一気に
その動作に関わる脳の領域や神経が
活性化されます

カラダを動かす時にはめちゃくちゃ
活用できる有効なものです

一方で表象は共有がほぼできません
『僕の呼吸の脳内表象は鐘の音です』
こうなるわけですからね

だから共有するためには言葉を
足していく必要がありますが
そうなると表象よりもイメージに
なっていきます

イメージになると表象よりかは
共有がしやすくなります
ただ、本当に正確にいうと
その時点でもう表象の共有では
なくなってしまってもいます
(近いものを共有はできてはいると思いますが)

更に共有を高めたいのであれば
これはもう知識で共有していくしか
なくなっていきます
ただし、更に表象からは
遠ざかっていきます

呼吸でいうなら
横隔膜の話になるってことですからね

僕自身は呼吸時に横隔膜を動かそうとも
思ってないですし
鐘やそれを叩くところをイメージ
していることもないです
表象は『鐘の音そのもの』ですから
鐘の音しか脳内では作られてはいません

更に100歩譲って共有できたとしても
僕の表象がみなさんに役立つのかどうかも
わからない、というかおそらく
ほぼ役には立たないでしょう

そういう意味では共有できないというよりかは
『共有する意味がない』
っていう方がいいかもしれないです

でも、動作の時には役に立つから
何かしらは伝えたいし
指導者なら伝えなきゃいけない
とも思います

だからいつも動画内では
表象をイメージや知識に変換して
伝えていると思ってください
で、自分なりにでいいので変化や感覚を
しっかり感じてくださいってよく言うのも
それが最終的にはみなさん自身の
表象化に繋がっていくからです

✅ミラーニューロンを活用する

こんな風に
知識は共有できるけど、動作時は
知識でカラダを動かしているわけではない

そして
表象はカラダを動かす時には便利だけど
他者と共有することができない

ってことが起こります

ここでミラーニューロンは
大きな役割を果たしてくれるわけですね
ミラーニューロンは『共感』の
神経細胞
ですからね

表象そのものは共有できないけど
その時にその人のカラダの中で
起こっている脳・神経・筋肉の働き
これはミラーニューロンのおかげで
見れば共有できることになります

知識ですることではない
かといって表象は共有できない
だから実際にカラダの中で
起こっていることをミラーニューロンを
活用して『見て盗む』
そして、そこで感じたことを
自分にとって最適な表象にしていく
更に学術的に整合性が取れているかを
知識で共有していく

こういう感じでしょうか

カラダを動かす時には
こういうことを気にしながら
動かしてあげると運動効果にも
顕著に現れてきます

今回は背骨でそのあたりを
実践していきましたので
よかったら試してみてください

オンラインレッスンが2000円で受けられる!
⬇️

いいなと思ったら応援しよう!