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【脱力の先へ】強くて安定した“ちょうどいい力”を作り出すためのお話

今回は、脱力の先へ、
『ちょうどいい力』を作り出していこう
っていうちょっとマニアックな内容です

そして、視聴者の方から
こういうコメントをいただきました

コメントありがとナス

今回はほとんどが解説で
実践部分はおまけ程度で
しかもちょっと遊び要素が
強いアプローチ法を紹介しました

で、それ以外でも 
何かアプローチできる事があれば
教えてほしいという事ですね

なので記事ではそのあたりに関わることと
動画では内容の都合上まるまるカットした
かなり興味深いお話をしようと思います

✅自己組織化を促すために

動画内で説明したことは
重複するので重要部分以外は
説明を割愛させてもらいます

今回の大きなテーマは
『自己組織化を発現させること』
そのためには
『自己組織化を促す要素を取り入れること』
です
そして、自己組織化は
『起こす』ものではなく
勝手に『起きる』ものです

ということを前提に
動画内でも自己組織化を
促す要因になるものとして
一覧で紹介をしました

ただ、文字が小さくて見づらい…
ってのはあったかと思うので
もう一度ここでも載せておきます

【自己組織化を促す要因になるもの】
◆動作の反復練習

◆外部からのフィードバック
→視覚、映像など

◆内部からのフィードバック
→筋感覚、位置感覚など

◆制約
①環境制約
→不安定な足場など
②課題制約
→制限時間、動作スピードなど
③身体制約
→片足、目を閉じるなど

◆外的焦点
→物を『どう』投げるかではなく
『どこ』に投げるか、など

◆多様性
→同じ動作でも強く・弱くなど

◆音・リズム
→音楽やリズムが持つ秩序にシンクロさせる

◆心理的要因
→遊び要素、競争や協力を入れる

◆休息
→自己組織化を定着させる

◆ノイズ
→動きを邪魔する要素を加える


以上になります
では、いただいたコメントとも
照らし合わせていきましょう

✅外的焦点は熱い!

実はいただいたコメントには
もうご自身で答えに繋がることは
書かれています
それは
『どうしても内観してしまう癖が取れず』
ここですね

『内観』っていうのは言い換えれば
『内的焦点』ということです

上記の説明で言うならば
物を『どう』投げるのかここに
集中や意志が集まって身体を
動かしている状態と言えます

そして自己組織化を促す要因に
『内的焦点』はありません
むしろ真逆の
『外的焦点』の方が必要になります

なので、アプローチすることを
言葉で表すととっても簡単なことです

内的焦点を外的焦点に変える

これだけでいいです
しかもこれは動画内でも
少し触れましたが

外的焦点で身体を動かすと
自己組織化が促されやすい


これは今かなり注目されていて
研究結果もたくさん出始めています

要は上記の自己組織化を促す要因の中でも
今、すごく熱い!
場合によっては他の要因よりも
自己組織化に対しての影響が大きい
可能性を秘めた要因とも言えます

ただ、ひとつ問題があります
もしかすると質問者さんも
そっちの問題に悩んでいるのかも
しれません

どうやって外的焦点にするの?

これですね

では行きましょう

✅外的焦点に変えるために

まず最初におことわりをさせて下さい
質問者さん、あるいは
同じようなことに悩みを持つ方に
できるだけ役に立つかもしれないことを
お伝えすることを最優先にさせてもらいます
ですので、場合によっては耳が痛い
もしくは不快な感情を抱かせてしまう
可能性もあります
その時は本当にごめんなさい

というわけで、進めていきます
まず、質問者さんに
僕は直接お会いしたことはないですが
おそらくとても『真面目な方』だと思います
内的焦点が強くなる傾向がある人は
だいたいは真面目な人です
そういう仮定でまずは
心理的な要因です

『練習はチャレンジをして失敗する場所です』

これだけははっきりと言えますが
練習でチャレンジをした結果
全然ダメだった…ってことに対して
あーだこーだと言ってくる
指導者や先生はダメです
敢えて言おう、カスであると!です

今まで内的焦点でしていて
それがカラダに馴染んでいる(癖)
この状態から外的焦点に切り替えて
動作・所作をした場合
おそらく最初は
相当失敗をします

動画内の言い方では
『カオス』になってしまう可能性も
かなり高いです
なので、場合によっては
内的焦点でした時よりも酷い結果
なんてことは珍しくありません

実は真面目な方ほど
最初のここに足枷がついてたりします
もう一度言いますね
練習はチャレンジをして失敗する場所です
もし、そこに対してあーだこーだと
言われたなら
Konoryがそう言っていたとズバっと
言ってやりましょう
は?誰だよそいつって言われます

なので、もし現状が内的焦点に
なっているから60点とすると
外的焦点に変えた場合
最初は30点になってしまうかもしれません
でも気にしないでください

大切なのは60点とか30点の部分じゃないです
内的焦点を外的焦点に変えたことです

これをしないと自己組織化が
促されにくいままなわけですからね

では、具体的にどんなことをしていくのか?
正直外的焦点になっているなら
なんでもいいのですが
それだと不親切すぎるので
一例として挙げると
『オノマトペ』です

✅オノマトペを活用する

オノマトペっていうのは
擬音語と擬態語の総称で
擬声語とも言われたりします

『テキパキ』動く
みたいなことですね
テキパキがなんなのかは
よくわからないけど
『ダラダラ』動くよりは
しっかり動いてる感があることは
何故だかわかるっていう
ちょっと不思議で面白いものが
オノマトペです

で、オノマトペっていうのが
そもそも外的焦点なんです


『スタスタ歩く』と『ドスドス歩く』
これは外に現れてきている歩行の状態を
表しているので外的な焦点です
そしてなんとなくスタスタ歩く方が
良い歩き方のイメージもあります

股関節から脚を動かして
踵から地面に接地する
これは内的焦点です

自分のカラダの内側に焦点があります
そしてその結果その歩き方は
スタスタになるのか
ドスドスになるのかはわかりません

ちゃんと股関節から動かして
踵から接地してる!
って言っても(思っても)
実際に外的に現れてきているのが
ドスドスならばそれは多分
上手くできていないです

そして、その時に
じゃあもっと股関節の細かな部分にも
注意をして…としてしまうと
それはやっぱり内的焦点です

することは単純なんです
ドスドスじゃなくて
できるだけスタスタ歩こう!

これが外的焦点です
もしそれで最初よりも少しでも
ドスドスがスタスタになったのなら
股関節の動き方や接地の仕方も
良くなっているんです

でも、何もしてないのに…
それでいいんです
自己組織化は勝手に『起きる』んです
自己組織化が発現したことで
歩行に秩序やパターンが
生まれただけのことです

そして、それを生み出したきっかけは
『ドスドスをスタスタに』
っていうオノマトペです

こんな風に内的焦点を
外的焦点に変えるために
オノマトペってめちゃくちゃ使えます


ご存知の方も多いと思いますが
日本語って他の言語と比べて
オノマトペが異常に多いです

それはもしかすると
日本人というのは外的焦点に
重きを置いていたからかもしれないですね

✅実践していこう!

では、ここまでの話を踏まえて
実践・応用していく方法です

まず、ここが1番不快にさせてしまうかも…
と心配な部分でもありますが

質問者さんのコメントの中に
『手で印をつくるみたいなことが
できない状態』

というのがありました

これは本当に憶測なんですが
この一文を見た時に
茶道で直接使おうとしてるんじゃね?
って感じました

要は茶道は手を使うから印は結べない
じゃあ他に何か方法は?
っていう風に僕は捉えたんですね
本当に勝手な憶測ですけどね

まずは茶道以外です

内観してしまう『癖』
という言葉がありました
これは『癖』なんですね
質問者さんが真面目な方だから
出てしまいやすい癖です

で、それはおそらく
茶道の時だけではないはずです
茶道以外の日常動作などは
ほとんど外的焦点でしている
でも、茶道だけ内的焦点でしている

ってことの方がかなり珍しいです

つまり、動作と呼ばれるものは全て、
それを集中してしようとした場合には
内的焦点になりやすい『癖』がある

と考える方が自然です

なので、外的焦点に切り替える対象は
茶道だけでなく、日常生活でする
『動作全て』です

スッと足を上げて靴下を履いてください
シャカシャカと軽やかに歯磨きしてください
ソファにポスっと腰掛けてください
立ち上がる時はシュッと立ち上がりましょう


至る所にオノマトペを使ってみてください
時には遊びましょう
シャカシャカと歯磨き
ガシガシと歯磨き
何が違うかな?どっちがいいかな?
多分シャカシャカの方がいいんですけど
じゃあシャカシャカよりいい
オノマトペは何かあるかな?
こんな風に遊んでください

どんどん自己組織化が促されていきます
そして、茶道をしている時間よりも
日常生活をしている時間の方が
長いはずです
その時間を自己組織化を促す練習に
当てられるわけですから
めっちゃラッキーです

もちろん茶道の時も活用してもらえばいいです
ご自身の緊張で手が震えたりしてしまう
所作をオノマトペ化したら
どんな表現になるのか?
そして、先生や目標とする方の
所作をオノマトペ化したらどうなるのか?
そんな風に活用してもらえたらと思います

内観はしてもいいんです
でもそれは動作中ではないです
動作後に内観して
何が起こっ『た』んだろう?
ってカラダの内側で起こったことを
観てあげてください
この内観は自己組織化を
促すことに繋がる内観です
動作中はダメです
カオスにいっちゃいます

✅最後のおまけ

という感じです
印のようなすごく具体的なものでは
ないですが、最終的には多分印よりも
自己組織化を促すと思います

で、最後におまけです
これは動画でも一切触れてないです
というかいずれこれをテーマに
おそらく動画を作ることにもなると思います

自己組織化を促すことを阻む
すごく大きな要因に
『ストレス』があります
緊張したら思うように動けない
誰しもが経験しているかと思います

そして、そのストレスそのものは
自分でどうこうできない場合も多々あります

大勢の前で披露する
とかなら大勢がストレスの原因で
大勢を排除するために
どっか行けとは言えません

つまりかかってくるストレスそのものを
どうこうできないのであれば
そのストレスに負けないような
状態にもなっておかなくてはいけません

緊張するな!は無理です
でも緊張に潰されてもダメです

ってことですね

じゃあそうなるための方法は?

有酸素運動をしてください

は?ってなりましたか?
僕の思うツボです

筋肉にしっかり負荷をかけて筋トレをしたら
筋力は上がって筋肉量も増えます

これを疑う人はいないでしょう

呼吸が少し上がる程度の有酸素運動をしたら
ストレスに強くなります


今後これは筋肉の話と同じくらい
常識になります、必ずね
筋トレをしたら物理量として
筋肉が増えるように
有酸素運動をしたら物理量として
脳の海馬や前頭葉が大きくなります


気持ちの問題とかじゃなくて
本当に直接的にストレス耐性が上がります

今回の話とはまた観点が変わるので
動画では紹介してませんが
自己組織化を阻む要因のストレス
こいつに負けない脳機能を
持っているというのは
結果的にはこれも自己組織化を
促すことに繋がっているってことですね

楽しめましたか?
というわけで今回はここまでです

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