目の使い方で動きも変わる!【知覚-運動カップリング】
今回は目がテーマの動画です
こっちではちょっと動画の補足をしたいと思います
✅パルボ系とマグノ系
まず、
・中心視野
・周辺視野
って呼ばれる視野があって
この辺は動画のメイン部分なので
詳しくはそちらをご照覧あれい!
そして、神経系の方では
・パルボ系(Parvocellular pathway)
・マグノ系(Magnocellular pathway)
と呼ばれるものがあります
じゃあ、こいつらには
どんな特徴があるのかというと
【パルボ系】精密・識別
・高解像度
・色の識別
・空間的な細かさの識別
・反応はやや遅い
なので、パルボ系は
『中心視野寄り』と言えます
そして
【マグノ系】動き・変化
・低解像度
・コントラスト感度が高い
・動き・速度・加速度の検出
・反応は速い
なので、マグノ系は
『周辺視野寄り』と言えます
で、ここからが今回の記事の
本題です
✅神経系はめっちゃ複雑
パルボ系の特徴を見ると
中心視野の特徴と似ていますし
マグノ系の特徴を見ると
周辺視野の特徴と似ています
なので、
中心視野で見た情報は
パルボ系で処理される
そして
周辺視野で見た情報は
マグノ系で処理される
ってのが基本的な考え方で
間違いはないです…が!
研究が進むごとに
実はここがあやふやになってもいます
中心視野の情報をマグノ系で
処理することもあれば
周辺視野の情報をパルボ系で
処理することもある
更にそもそもパルボ系・マグノ系って
いうのは伝達されていく経路が
異なるから区別されているものでも
あるのですが
実際の運動時なんかは
そんなに明確に分離されていない
ってのも明らかになってきています
まぁ、こんな感じなんです

もうぐっちゃぐちゃなんすわ
ちなみにこれは
視覚に関連する領域を
32に分けて、それを6階層で
処理しているっていうことを
表している図でもあるのですが
この32とか6っていうのも
明確に定義されているものでは
なかったりします
なので、パルボ系・マグノ系って
いうものは
完全に分離されているものではなく
むしろ
『相互に関連する巨大なネットワーク』
っていう認識をしておく方が
良いかと思います
✅現実的な使い分け
で、よっぽどこういうのに
興味がある人じゃないと
別にこんなのを見てもむしろ
よくわからん!ってなるだけで
実際には
じゃあ具体的にどうやって
目を活用すればいいの?
ってところですよね
あくまでも個人的にですが
僕は運動の大半は
・カラダの反応
・リズム
・タイミング
で行っている状態が良い
って思ってます
頭で考えて判断して動く
どうやって動かそうか決めてから動く
こういう状態よりも
なんかカラダが勝手に反応したり
カラダの様々な筋肉が
基盤になるリズムやタイミングによって
コントロールされて
カラダを動かしている状態
こっちの方がいい
って思ってる派です
と、なると
反応・リズム・タイミングってのは
視野でいうと『周辺視野』
経路でいうと『マグノ系』
になります
正直、僕はどうやったら
周辺視野が強くなる
マグノ系優位で処理を行うのかっていう
具体的な見方、みたいなところまでは
明確に答えてあげられません
せいぜい、動画内で話したことや
宮本武蔵のアニキが言ってるような
遠山の目付みたいなところくらいまてです
なので、こうすれば
確実にマグノ系を優位にした
状態で物を見れますよ!
って事は答えてあげられないのです…
ただ、こういうのはいかがっすかね?
見方は教えてあげられないけど
『結果から自己判断したらどうっすかね?』
って事ですね
要はみなさんが
何かしらの対象を見て、カラダを動かした
この時に
カラダは素早く反応して
カラダの一部分の
力感や動作感覚ではなく
カラダ全体でリズムを生み出していたり
タイミングを合わせれば色んな部分が
勝手に協調して動いていた
こんな事が起きていれば
それは周辺視野で捉えていたり
マグノ系で処理をした
つまり、そういう知覚情報を入れたことに
対して起こった運動
『知覚-運動カップリング』だった
っていう判断をしていけばよいです
逆に
んん…今のは反応が遅かったな…
色々と考えながら動いてしまったな…
こういう風になったなら
それは中心視野で捉えすぎて
パルボ系が優位に働く
知覚情報の入力の仕方だった
ってなります
じゃあ、少なくともその見方ではない
別の見方をした方が
マグノ系が優位になるかもしれないから
ちょっと見方を変えてみよう
ってなことをして
また結果を判断していけば
いいんじゃないですかね
言ったように、パルボ・マグノは
巨大なネットワークなので
完全に分離させることはできないですし
運動の大半はマグノ系からの処理で
起こってくれる方が良い、とは
言いましたが
これは別に中心視野がいらないとか
パルボ系は使ってはいけない!
ってわけでもないです
動画内でほんのりと紹介した
優秀なランナーさん
ランニングは最初の一歩目が大切で
それさえ上手くいけば後は音ゲー
なんだと
じゃあ最初の一歩目、そこに関しては
しっかりと動きをコントロールして
確定させてあげた方が良いですから
中心視野やパルボ系が働いた方が
良さそうです
ただ、その後は音ゲーなわけですから
モロにリズム、つまりマグノ系です
ただ、例えばその後の
走り続けている時の視野も
ずっと周辺視野ってのはなんかおかしいので
前を走る選手や先にある目標物を
中心視野で捉えてはいるでしょう
でも、パルボ系優位で処理していると
走りにリズムがなくなるわけです
なので、視野自体はある程度
目標物を中心視野で捉えては
いるのだけれども
ガッツリ見るとパルボ系が優位になって
走りのリズムが出てこないかもしれない
こういう事を確認しながら
見方を変化させていけば
自分に合った見方
みたいなものが少しずつ
掴めてくると思います
ってか正確にはそれしか
方法がなさそうな気がします
ってなわけで
『答えじゃない答え』
『答えの見つけ方』みたいな
お話にはなってしまいましたが
いかがでしょうか
まぁ、こうやって見たら
最適な知覚情報が入るぜ!
みたいな唯一無二の答えみたいのが
あるなら簡単にトップアスリートに
なれますから
そんな簡単なもんじゃないって気持ちで
試行錯誤しながらよりよい
自分に合った物の見方ってのを
探していただければ
いいんじゃないでしょうか(テキトー)
じゃあ、またね
2000円でオンラインレッスンが受けられる!
(もうすぐパンクしそうなので終了するかも)
