文学フリマ札幌11 反省会
こんにちは。サイトウです。
7/20(月・祝)札幌コンベンションセンターで行われた文学フリマ札幌11に出店してきました。
タイトルが反省なのは、ちょっと自分自身変わっていかなきゃいけないなと思い始めたからです。
詳細は後で書くこととして、まずは嬉しかったことを列挙。
嬉しかったこと
・『文集 祝日』の印刷会社がおすすめしたところだった
・藤本拓さんが忍者みたいな速さで現れて飴をくれて去っていった
・無計画書店のふたりがいつもどおりキラキラしていた
・青木聖奈さんがイングランドのシャツを着てた(ワイもイングランド推し)
・「『鬱な日』持ってます!NOMAD BOOKSで買いました!」というお客さんがいた
・「『鬱な日』持ってます!ZINEフェスで買いました!」というお客さんが3連続でいた
・試し読みコーナーから直進して来てくれた方がけっこういた
・隣のブースの方が作品出来上がらないまま出店していて注目を浴びていた
・新作のタバコZINEが思いのほか売れた
さて、ここからは反省です。
今回、実をいうと50冊売ることを目標にして会場へ向かいました。
しかし結果は・・・達成せず。
要因はいくつか考えられます。ブースも派手な方ではないし、知名度もあるわけではない。そしてなにより、一冊の単価が高い。
わたしの作品は1冊1,000円、これは文学フリマの商品の中では高値な方かと思います。
値下げも一時考えたことはありましたが、現在価格で買ってくれた方へ申し訳ないという気持ちがあったり、自分自身の努力を鑑みて値下げはしていません。
そんな作品を、今回はなんというか、売りさばく感じで売ろうとしているよこしまな自分がいました。
その心は、きっと過去2回出店のZINEフェスや、自費出版本イベントではいつも目標値より売ることができていたという自信があったから。
でも今回の出店で、自信は完全に過信だとわかりました。
文フリの醍醐味は、お客さんとの交流であったり、一冊の本を手渡せる喜びにあります。
自分が文章を書き始めたのも、売れたいからではなく、書くことで自分も誰かも少しでも楽になってほしいという思いからでした。
その、作品を介した「人」がいることを忘れかけていたというか、上手く言語化ができないのですが、売り子ロボットでもいいじゃんというような売り方をしていたような気がします。
お客さんを信じるということができていなかった。自分の作品も信じきることができなかった。もしかしたら座っているときの態度に醸し出されていたかもしれません。
それでも買いに来てくださった方には本当に感謝です。ありがとうございます。作品は本物ですし、自信を持って薦めます。ただ、
素人が文章を書いて、それをお金を払って読んでもらうことは当たり前なんかじゃない。
そのことを肝に銘じて、初心に返ろうと思いました。
今回買った本の中に、沈溺つろさんの『コップの水にうつる日々』というエッセイ集があります。
14歳中学生の著者の本で、パラパラと読んだだけで「エッセイが好き!」という初期衝動がすごく伝わる良書です。
自分も忘れていました。初期衝動。好きという気持ち。文章を書くことに慣れ親しんだおかげで、文章自体は上達したかもしれないけれど、そうした想いの部分が薄らいでしまったのだろうと思います。
なぜ文章を書いて本を作っているのか。
何が「好き」だったのか。
少し自問自答する機会にしたいと思います。
なんだか暗くなってしまいましたが、イベント自体は楽しかったし、会いたい人にも会えたし、こういうハレの場に自分の居場所があること、すごくうれしいです。
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