「壊れても、もう一度使いたい器がある」〜金継ぎワークショップを終えて〜
先日、「ころは」で初めての金継ぎワークショップを開催いたしました。
講師としてお越しくださったいずみ先生、快く場所をご活用いただき、本当にありがとうございました。
そして、貴重なお時間を割いてご参加くださった皆さまにも、心からの感謝をお伝えしたいです。
定員があっという間にいっぱいになるほどの人気ぶりに、改めて“金継ぎ”への関心の高さを感じました。

昨今の金継ぎの人気には目を見張るものがありますね。
きっかけは、やはりコロナ禍の「おうち時間」だったのかもしれません。
暮らしを見つめ直す時間が増えたことで、作家ものの器に興味を持ち、そして、それを大切に使い続けたいと思う方が増えたのではないでしょうか。
今回のワークショップで驚いたのは、参加された皆さまが、それぞれ思い入れのある器をたくさんお持ちくださっていたこと。
箱にぎっしり詰めて持って来られた方もいらっしゃいました。
みなさん、大切に保管されているんですね。


2024年に行われた「全国金継ぎ認知度調査」によると、「壊れているけれど捨てられない器がある」と答えた方は、約24.9%。
全体で約4人に1人が、「割れたり、欠けたり、ヒビが入ったりしているけれど、捨てられずにとってある、思い入れのある器をもっている」と回答したことになります。
想像している以上に高い数字だと思います。

私たちも、いつか金継ぎを…と大切に保管している器がいくつもあります。
思い入れがたくさんある分、なかなか捨てれないですよね。
きっと、量産品ではなく、手にした時の気持ちや思い出が込められた器だからこそ、修復してでも使い続けたいと思うのかもしれませんね。

実際に、コロナ前に比べ、金継ぎの認知度は日本人女性のあいだで約30%も上昇したそうです。
「丁寧な暮らし」のブームはコロナ以前からありました。
この数年で、実際に手に取って、使ってみたいと思ってくださる方が増えたと実感しています。
コロナがきっかけであっても、とても嬉しいことだと思っています。
器とともに、心も少し豊かになる。
そんな時間を、これからも「ころは」でご一緒できたらと思います。
最後に、今回残念ながらご参加いただけなかった皆さま。
次回の開催も決まりましたので、また改めてSNSなどでお知らせいたしますね。
どうぞ楽しみにお待ちください。

