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個人的な子供の教育の話1 敢えてやったこと、住む場所・中学受験・自勉

子育ては大変だった。末っ子が10万人に1人の病気になるとか、想定外の事もあり、長い人生には色々ある。
ここでは教育に関して、私がやってみた事を総括してみる。

現在
3人目の娘2(末っ子)が大学を卒業して社会人となって2年経つ、上の息子は30才、姉は27才だ。
もう十分に大人である。あれだけ苦労した子育ても今や他人事になっている。
時間というのは全てを消さっていく無敵の艦隊だ。

息子(長男)が大学生の頃、私の話に憤慨している娘1(長女)に言った言葉がある。
「お前さぁ、親父の話を真面に聞くと酷い目にあうぞ、結構適当言っているから」
生真面目な高校1年の娘1は驚く。
何時も行き当たりバッタリに生きていると思っていた兄が意外と親を見ている。
息子は親父が凄いとか、駄目とかではなく、自分の判断基準が大切だとも言っている。
いいんです。

さて、子育てが上手くいったかどうかは、その判断は難しい。
私の判断基準では普通の大人になっていれば上出来、それ以上は基準も判断も面倒くさい。

子供達は皆、自分の特性に合った大学に進学し卒業した。
仕事に関しては、私には何がベストなのかよく分からない。また仕事に優劣をつけても無意味だ。それでもまずまずだとは感じている。
そんな現状だが、私が子供の教育面で敢えて取った行動が幾つかある。それが正しいかどうかは分からないが、ここでは3つ挙げてみる。

敢えてやったこと 
1.物心つく前に東京郊外の文教地区に引っ越す。
2.中学生までに自分で勉強する癖をつける。中学受験をさせた。
3.男の子は、心を鍛えるため公立へ、女の子は友達を作るため中高一貫の女子校へ行かせた。

理由
1.文教圏に住む
地域差

やはり地域差はある。
結婚当初に住んでいた横浜の古い団地、13年間住んでいた間に、団地内で人殺し、放火、かつあげ、近所の里山は不法投棄など色々な事件があった。
小学校の前を全裸で歩いている男とか、団地内のスーパーのある広場に昼間から酔っ払いがいる。毎日が面白すぎた。

不法投棄の車が放火された

ある休日、団地のベランダから下を見ると小3の息子が殴られている。
私はぶち切れて、攻撃している小学生を本気で怒鳴る。

またある日、息子が泥だらけで片方裸足で帰ってきた。
聞くと中学生にサンダルを田んぼ(休田)に投げ込まれ、1足が見つからなかったと言う。
その中学生は学校で、いじめられている子だった。親も話が通じる相手ではない、どうにもならない徒労感を抱く。
親ガチャとか最近言うが、やはり所得の少ない住人が住む地域の教育環境は悪い。そこで普通に勉強するのは厳しい。

とは言え、世話好きのご近所さんはいるし、子供好きのお年寄も、いい子もいる。
近くに里山があり自然環境は素晴らしい。
夏場はヒグラシの合唱で目が覚めるほどだ。
しかし、小さい子供を持つ人達は皆、ある時期に引っ越しをしていた。
ようするに賃貸費が格安なので、皆さん頑張って、お金を貯めるためにこの場所に住んでいたのだ。
子供の教育環境に危機感もあったので、私も勝負することにした。

会社を辞める
2001年から2002年にかけて、ITバブルが崩壊、会社の統合、合併が半年ごとに繰り返され、使わない名刺が山となった。
さらにリストラ推進のため、情報技術者は早期退職を優遇されていた。かなり退職金が貰えた。まだ日本も余裕があった。
現行の給料は年齢としては悪くはなかった。しかし迷走する会社で、上司がコロコロ変わり、何処に飛ばされるか分からない状況だった。
今更転勤や仕事の変更は勘弁願いたい。子供の教育のため定住したい。
退職条件のいい時に辞めよう。
私は決断し、早期退社に手を挙げた。

景気(株価)

家の購入
その退職金を頭金にして家を購入する。
一応名前を知られている会社だったので、ローン審査を問題なく済ませるため、辞める直前までに家を決めた。
家を探すタイミング、購入するタイミング、支払いのタイミング、退職金の振り込まれるタイミング、タイトな工程で胃が縮まるほどのスリルを味わった。
そのため引っ越しが5月の連休ってしまった。子供達には悪いことをした。

小4の息子、転校した学校は天国のようで、給食を食いまくり太りだした。
友達もいい子が多くなった。一安心だ。娘1は小1、娘2は時期外れで幼稚園がなかなか見つからなかったが、ご近所さんの紹介で入園出来た。

問題の仕事の方だが、1年後、密かに親会社の部長が準備していたベンチャー企業に誘ってもらった。今以上に難しい仕事だったが、家のローンもあるので、背水の陣で望んだ。

家は一戸建で、東京の郊外、田園風景の続く多摩の文教圏に購入した。
三鷹から国立辺りは大学や学校が多い地域だ。

国立近辺
三鷹近辺

2.中学受験
計算力・漢字

子供にとって自分で勉強する訓練は必要だ。これはスイミングの練習と同じで、まずはバタ足(計算力、書き取り)を繰り返し身体にたたき込む。そしてクロール(算数)、平泳ぎ(国語)、応用問題(バタフライ)の練習となる。
それと自分でも小学校の受検勉強ならなんとか教えられる。受験対策としては一番楽だと思う。

塾への丸投げでは普通の小学生は勉強しない。家で勉強する癖もつかない。
親が教えないと駄目だった。
私と妻は、漢字の書き取り、百マス計算の競争とかリビングで子供らと一緒に勉強した。
子供部屋での勉強は自勉の癖が付いてからでないと無理だ。
通勤時の電車の中で、今夜の勉強のため、中学受験の教材を読む。なんだかんだで、私も小学校の勉強を楽しんでいた。百マス計算は大人でも訓練で計算が早くなる。
漢字は、パソコンの影響でかなり書けなくなっていた。

3.進学先
男の子はカオスな場所で戦って、または逃げて、色々な価値観に触れ、部活をして、仲の良い友達を作る。精神的に強く育って欲しい。
だから公立がいい。
失敗したら、何とかする気はあった。文教圏なので学校は沢山る。

女の子は、成長が早く、中学生でも思考回路が大人なので、回りに男がいると、それに気を取られて友達が作りづらくなる。また本音を見せない付き合いが続くこともある。
そして、着飾ることに気を取られて勉強も部活もおろそかになる(個人的な考えだ)

その点女子校は、男の力を借りずに力仕事でもなんでも積極的にやる機会が多い。男みたいな友達関係もある。
「***君、これ持ってくれるぅ」なって言わない。
学校にもよるけど、中高一貫の女子校がいい。

受験では娘1,2とも中高一貫の女子校へ入学した。息子は近所の公立の中学校から都立高校へ。息子と娘2はバレーボール部、娘2は水泳部、どれも6年間続けた。それなりに活躍していた。

予備校へは行かない
大学受験に関しては、予備校や塾には行かず、自勉で済ました。これは中学受験の効果だった。また偏差値の凄さだけで大学を選ばないことを勧めた。
私的には、偏差値高い大卒とか、妙なエリート意識はいらない、仕事を選ぶようになるからだ。
仕事は何でもやってみる。それが重要だと思っている。

個人的な子供の教育の話2へ続く


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