【詩】落葉
確信があった
私はあなたを愛しているという
自信があった
あなたの在り方を愛しているという
私たちは時間軸を超え、過去について、未来について語り合える特別な存在
私は秋が嫌い
長い冬が来るから
冬は私を苦しめるから
あなたは秋が好きだと言った
世界が色づき、美しいから
私はあなたのその世界への見方こそが
美しいと思った
なぜだろう、すべては拗れていく
二者の思惑は決して合致せず、
次第に言葉の攻撃性が増していく
私があなたへの想いを言葉にすればするほど、
あなたは沈黙する
誰か
この沈黙の正しい解釈を教えてはくれないか
時間軸に隔たれられた私には、
その沈黙の意味さえ確かめられない
次第に愛は後退し、私の内部に雲隠れする
愛を伝えたかったのに、私はあなたを非難する
赤く色づいた葉が舞い、私の足元に積もっていく
堆積した葉は、無残に汚れていく
青青しかった葉が、美しく色づいた葉が、
時間をかけて、朽ちていく
腐っていく
誰が 何が この事態を招いたのか、
私には判別がつかないが
私があなたを想うことがあなたを傷つけるなら
私があなたを想うことが私自身を傷つけるから
私の目の前から消えてはくれないだろうか
鮮やかな短い秋は去り、長い冬が来る
