デスクの足元を見てほしい。配線整理だけで仕事場が変わる
デスクの上はきれいに片付いているのに、足元を覗くとケーブルが絡み合ったジャングルになっている。モニターの電源ケーブル、PCの充電器、スマホの充電ケーブル、デスクライトのコード、USBハブ。数えてみると7〜8本のケーブルが床を這っていて、掃除機をかけるたびに巻き込む。
見て見ぬふりをしてきたデスク下の配線を整理するだけで、仕事場の印象が一変します。足元がすっきりすると掃除が楽になり、ケーブルを踏んで断線するリスクも消える。床を這うケーブルがなくなると視覚的なノイズが減って、不思議と作業への集中力も上がります。
この記事では、デスク下の配線を整理するための3ステップと、各ステップで使うアイテムを紹介します。予算5,000円以内で、あの配線ジャングルをゼロにできます。
Before → After 配線整理の3ステップ

配線整理は一度にやろうとすると挫折します。以下の3ステップに分けて進めると、30分で完了します。
ステップ1 ケーブルトレーでまとめる
電源タップとACアダプターをデスク下のケーブルトレーに載せます。床にあった配線が天板の裏に移動するだけで、足元が一気に広くなります。掃除機がスムーズにかけられるようになるのは、この段階で実感できます。
ステップ2 ケーブルクリップで固定する
デスク上で使う充電ケーブルやUSBケーブルを、マグネット式のクリップでデスクの縁に固定します。使わないときはクリップに戻すだけで、ケーブルがデスクの裏側に落ちなくなります。
ステップ3 余ったケーブルを束ねる
ケーブルトレーとクリップで整理した後に余るケーブルの長さを、結束バンドやマジックテープで束ねます。ケーブルが長すぎるとたるんで見た目が悪くなるので、必要な長さだけ残して残りを束ねるのがコツです。
この3ステップのうち、最も効果が大きいのがステップ1のケーブルトレーです。ここから見ていきます。
2,000円以下で足元が消える、PAVSTINE ケーブルトレー
配線整理の最初の一手は、ケーブルトレーで電源タップを床から持ち上げることです。PAVSTINEのケーブルトレーは1,980円で、デスク下の配線を一掃できます。
幅43cm×奥行12.5cm×高さ10cmの強化炭素鋼製トレーで、電源タップとACアダプターをまとめて載せられます。重さのあるアダプターを入れても曲がったりたるんだりしない剛性は、炭素鋼ならではです。
取り付け方法は接着ネジとビス止めの2WAYから選べます。賃貸でデスクに穴を開けたくない場合は接着ネジ(耐荷重2.5kg)、しっかり固定したい場合はビス止め(耐荷重6kg)。レビューでは「付属の両面テープでも落下せず十分に耐えてくれる」「電源タップとACアダプター数個で約2kgを入れているが問題なし」と、接着ネジでも実用的な強度があることがわかります。
底面がオープンメッシュ構造なので、ケーブルや機器から発生する熱を逃がし、ホコリも溜まりにくい。密閉型のボックスと違って通気性がいいため、電源タップの過熱リスクを抑えられます。
価格は1,980円(記事執筆時点)。星4.6、79件のレビュー。
穴あけ不要のクランプ式、NODOCA ケーブルトレー

デスクに接着もビス止めもしたくない場合は、NODOCAのクランプ式ケーブルトレーが最適です。天板を挟んでハンドルを回すだけで設置でき、跡を残さずに取り外せます。
幅43cm×奥行12cm×高さ15cmの航空グレード鋼材製。天板の厚さ18mm〜32mmに対応し、最大積載質量は5kgです。電源タップを2つ入れてもまだ余裕があるサイズ感で、レビューでは「エレコムの雷ガード付き延長タップを二つ入れて使っているが問題なし」という声もあります。
マジックテープのケーブルバンドが付属しているので、トレー内のケーブルをさらに束ねて整理できます。ケーブルを絡ませずにまとめておけるのは、地味ですが実用性の高い付属品です。
PAVSTINEとの使い分けは明確です。デスクに穴を開けてもいい人や接着でいい人はPAVSTINE(1,980円)。穴を開けたくない賃貸住まいの人や、頻繁にデスクのレイアウトを変える人はNODOCA(3,299円)。差額の1,319円は「跡が残らない」という安心料です。
価格は3,299円(記事執筆時点)。星4.3、797件のレビュー。ケーブルオーガナイザーカテゴリで43位。
大型デスクには布製の、SHUWEI ケーブルトレー 91cm
幅140cm以上のデスクを使っている場合、43cmのケーブルトレーでは電源タップが収まりきらないことがあります。SHUWEIの91cm幅ケーブルトレーは、大型デスクやL字デスク向けの大容量モデルです。
外装にオックス生地、底面に硬めの板、内側にレザーを使った3層構造で、スチール製のメッシュトレーとは一線を画すデザイン。デスクの下から見えたときにも生活感が出にくく、インテリアに馴染みます。
手前のフックを外すだけでメンテナンスができるのも布製の利点です。ケーブルを追加したいとき、接続先を変えたいときに、トレーの中にアクセスしやすい。スチール製のメッシュトレーだと、一度ケーブルを通すと配置変更が面倒ですが、布製はそのストレスがありません。
レビューでは「取り付けは簡単でしっかり固定でき、見た目もシンプルですっきり」「配線がすっきりして足元が広くなった」「もっと早く買えばよかった」と、配線整理の定番アイテムとして評価されています。
価格は4,988円(記事執筆時点)。星4.5、32件のレビュー。
デスク上のケーブルを固定する、Sinjimoru マグネットクリップ
ケーブルトレーでデスク下を整理したら、次はデスク上です。充電ケーブルを抜いたあと、ケーブルがするりとデスクの裏に落ちてしまう問題。拾い上げるためにデスクの下に潜る手間が、積み重なるとストレスになります。
Sinjimoruのマグネットクリップは、この「ケーブル落下問題」を1個263円で解決します。6個セットで1,580円。ケーブルにクリップを装着し、デスクの縁に両面テープで台座を貼るだけ。使い終わったケーブルをクリップの近くに持っていくと、マグネットでカチッと固定されます。
7.5mm径まで対応するので、USB-C、Lightning、HDMI、LANケーブルまでカバーできます。内側のEVAフォームがケーブルを傷つけずにホールドし、太めの編組ケーブルでもしっかり固定。レビューでは「磁石もしっかりしていて使いやすい」「中にスポンジが付いているので滑ってどこかに行ってしまうこともない」と高評価です。
価格は1,580円(記事執筆時点)。星4.7、109件のレビュー。ケーブルオーガナイザーカテゴリで40位。
見た目にもこだわるなら、Pebel ファブリックケーブルホルダー

シリコン製のケーブルクリップはどうしても安っぽく見えてしまう。デスク周りのインテリアにこだわる人には、Pebelのファブリックケーブルホルダーがおすすめです。
その名の通り、ベース部分にファブリック素材を使った5本固定タイプのケーブルホルダーです。シリコン製に比べてホコリが目立ちにくく、手触りもよい。書斎のデスクに置いても浮かない質感です。
ベース自体にマグネットが内蔵されているのが特徴的で、スチールデスクや冷蔵庫などの金属面には両面テープなしでそのまま吸着できます。位置の移動も自由自在で、家具を傷つけません。木製デスクには付属の両面テープで固定します。
ケーブルクリップをベースに近づけると、磁力で自動的に等間隔の定位置に収まります。5本のケーブルが常に整列した状態を保てるのは、この磁石構造のおかげです。レビューでは「角度がピタッと決まる磁石配置が気に入った」「シンプルで便利な新しい選択肢」と、見た目と機能の両立が評価されています。
価格は1,399円(記事執筆時点)。星4.6、31件のレビュー。
予算別の配線整理プラン
最低限プラン(1,980円)
PAVSTINEケーブルトレー1つで、デスク下の電源タップを床から天板裏に移動する。これだけで足元の景色が変わります。
おすすめプラン(3,560円)
PAVSTINEケーブルトレー(1,980円)+ Sinjimoruマグネットクリップ(1,580円)。デスク下とデスク上の両方を整理できる最もバランスのいい組み合わせです。
こだわりプラン(4,979円)
NODOCAクランプ式トレー(3,299円)+ Pebelファブリックホルダー(1,399円)。穴あけ不要で見た目にもこだわりたい人向け。賃貸住まいのテレワーカーに最適です。
配線整理は一度やれば終わりで、効果は毎日続きます。5,000円以下の投資で、デスクの足元が別空間に変わる。掃除が楽になり、ケーブルの断線が減り、視界がすっきりして集中力が上がる。後回しにしてきた人ほど、やった後の変化に驚くはずです。
