【エッセイ】レモンは甘いし、花は草の味がする。
人はそれぞれ違うおかしなところがある。
いろんなどうでもいいを考え、謎の癖があり、違う日常がある。
他人の頭の中をみて、一休みしませんか?
思ったより変だなとわらってリラックスしてくださると幸いです。レモンは甘い
レモンは甘い。
わかってくれる人はいまだにいない。
だがこれは譲れない。誰もがレモンは酸っぱいと言うだろう。
確かに、少し果汁をなめる、果肉を食べるだけだとまだ酸っぱい。
でも、口いっぱいにカットされたレモンをほおばってみると、
酸味がだんだん甘味になってくる。
酸っぱさの中に甘味があることに気付く。
レモンの皮も、はむはむすると甘味を感じる。
酸味の中にある甘味に気付く喜びを味わってみてほしい。
やめられなくなるから。
私は、甘いレモンが好き。

「life hurt coffee heal.」
メニューを見た。
カフェなのに、ステーキを食べれる値段だった。
おじけづいたことを店員さんに悟られないように、
しれっとした顔で頼んだ。
おいしそうだな。(≧▽≦)
飲み物はフルーツの “じゅーしー” な果肉が口の中を泳ぎ、
上のクリームは苦味の中に香ばしさがある。
ビーツの甘味をグレープフルーツの苦味と爽やかな酸味が
中和してくれる。
外側はしっかりした焼き加減で、中はクリーミーで柔らかい
それでいてスパイス?バニラの甘い香りが舌をそそるプリンみたいなチーズケーキ。

つまり、いろんな味がした。正直何を頼んだかよくわからない。
名前を見てもわからない。
品を見てもわからない。
Boy ×1
Basque burnt ×1
レシートにはそう書いてあった。
大人の味なのかな。
ワクワクする。
無性に何かしらのケーキが食べたかった。
現実から遠ざかりたかった。
普段下りない駅で降りる。
適当に歩く。
そしてカフェに行った。
自分の勘を頼りにいいお店を探す。
頼んだメニューはよくわからない。
初めてくるお店でただ一人、値段におびえている私。
普段なら絶対来ないお店。
何も触れたくない、考えたくない、関わりたくない。
そう思って居場所を探してきた。
角の席に座る。
周りを見る。
日本のお酒、飲み口が薄いワイングラス。
ドリンクを作っている店員さんをぼーっと見る。

するといろいろなことを考える。
日本に帰ったら、
キャラメリゼしたナッツと、カリカリに焼いたチーズ、
野菜のスパイス炒めを用意して、
メニューは母の手書きにして
お家バーでもしよう。
スマホのフリック入力って片手で打つものなのか、
両手で打つものなのか。
どっちがおおいのだろう?
時間が経つ。
そして、
レシートを見ていると見つけた。
life hurt coffee heal.レシートに粋な言葉があった。
落ち着いた。

もしも「押し入れ」を究極のカフェに改造したなら
カフェには何の要素が必要か考えた。
ドリンク・スイーツはもちろん要る。
そして、周りの人の声が打ち消されるくらいのBGM。
カフェに行って嬉しいときは
角の席が空いている時。
自分の周りが囲まれており、目線を横切るものがないというのは落ち着く。
ふと思った。
となれば、押入れをカフェにしちゃえば完璧なのでは。
押入れは四方が壁。
他の人の声もない。
ドリンクとスイーツは買ってくればいい。
音楽も好きに流せばいい。
壁紙をグレーの漆喰のようにして、ライトをつける。
そして、何かしらの椅子と机があればもう完璧。
壁にお気に入りのポストカードを貼ったっていい。
ドアを閉めたらもう別の空間になる。

楽しいだろう。
でも、自分で歩いて見つけたおいしそうなカフェに入る。
何が売っているかわからないこのワクワクもたまらない。
美味しい料理の隣にある花は、きっと美味しい
料理にお花がついていることがある。
お寿司、刺身、ドリンク、唐揚げ?にも。
料理についているお花を見ると食べたくなる。だって、
美味しい料理についているお花。
ならばおいしいであろう。
と思って、口に入れる。
咀嚼する。
口の中で花弁がほどける。
おいしそうな表現だが、基本的に草の味。
タンポポはもしゃもしゃして、舌触りが好きではない。
小さなパンジーのようなお花は、香りはいい。
でも、やはり味は草。
舌触りもよろしくはない(笑)
いつかおいしい添え物のお花に出会うべく、今日も一つ食べてみる。
うう..
花の味。レモンの行方
唐揚げについていたら、齧りたくなる。
家族と一緒の時か、仲のいい人と一緒の時は齧る。
しかし、そうではない時は涎をためながら我慢する。
レモンを食べれるとき、
考えるべき問いが生じる。
それは、
齧ったレモンの皮をどこに置くか。口に入れたものである。
大皿に置くわけにはいかない。
自分の取り皿に置いても口の中から出した皮を人に見せるのは気が引ける。
難しい。
枝豆のようにさや入れをくれたらいいのに。
私以外にレモンを齧る人はいないのだろうか。
あの酸味の中の甘味に気付く喜びを味わえるのに。
仕方ないから、
齧ったレモンの皮は周りから見えにくい、
自分が使っている余った皿にしれっと出している。
もし唐揚げについたレモンを絞らないなら、
レモンサワーに入っているレモンが要らないなら、
私に声をかけてほしい。
おそらく口に涎をためているから。
おばちゃんがくれたタイのかき氷
暑い。
暑い。
暑い。
帽子で首に風を送る。
ご飯を食べに行く。
すると、何かを言われた。
なんか、ごりごり音が聞こえる。
何かなと待っていると、
かき氷が来た。
私は、ものすごく暑そうにしていたのかもしれない。
かき氷をサービスしてくれるらしい。

何味かはわからない。
おそらく、イチゴとライチとイチジクの間のような…
とにかく甘くて冷たくておいしい。
タイにもかき氷ってあるんだなと思いながら、
すぐに溶けて、おっきな一つの氷となったかき氷を食べる。
スプーンが違う触感をとらえた。
柔らかいゼリーのようなものと、
ほくほくしているもの、
オレンジの物は、栗のような食感。
そして甘い。
クリの甘煮かな。
と思って食べ進める。
疑問が生じる。
タイに栗はあるのか。

オレンジのそれは、かぼちゃだった。
汁物の具材としてしか見ていなかったかぼちゃは、
タイでは、スイーツのトッピングになっていた。
しかもうまい。
しっとりしていて、噛むほど甘味が出てくる。
そしてほくほくもする。
この何味かわからない甘いかき氷のおかげで、
私をまとっていた熱は冷えた。
今日は、かぼちゃの可能性を知った
暑い夏の一日であった。
ありがとうサービスしてくれたおばちゃん。
美味しかったよ。
でも、チャーハンを食べている真っ最中に持ってこられると、
食べる順番に困ってしまうよ。(笑)
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