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[ワーママ]休職したら自分の価値がわからなくなった同僚の話

接客一筋で生きてきた同僚がいる。

現場が好きで、要人対応も任され、講師経験もある。

子どもは3人、仕事が好きで、ずっとフルタイムで走ってきた人だった。

彼女は3年前に、病気で手術を受けた。
その後は薬の影響でメンタルが不安定になり、
休職と復職を繰り返すことになる。

3年という時間の間に、彼女が担っていた役割は、別の人で回るようになっていた。

現場から離れたこと、体力が落ちたことは、
彼女から自信を奪っていった。

配属は事務へと変わって、自分の経験が役に立たないことに気付かされる毎日。

「私、お金をもらうほどの価値、あるのかな」

ある日、誰も代表電話に出たがらないことに気づく。
知らない相手と、瞬時に関係をつくって会話を成立させることは、自分は当たり前にできること。

つまり、経験でも、評価でも、肩書きでもなく、
「どんな人間相手でも、話をつける力」
が自分に残っていると気づいたのだ。

その日から、仕事の見え方が変わった。
電話対応だけじゃない。
人と関わる仕事全部が、自分の現場になった。

働く意味は、経験やスキルを積むことだとよく言われる。

でも本当のキャリアとは、評価される場所を探すことではなく、

あるのに見えてない価値を、見つけることだと思う。

見方を変えれば、また自分を信じられる。

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