震災を知る旅で、知らなかった自分と出会う_202404
子どもの「知りたい」から始まった、東北への桜旅。
東日本大震災の伝承館で、私自身の視点も深く揺さぶられました。
これは、親子で見た「もう一つの日本」の記録です。
「見えていなかった」を知るという学び
子どものためにと訪れた
東日本大震災・原子力災害伝承館
私が今ももし
独身だったとしたら
子供がいなかったとしたら
訪れていなかったのかもしれない
参加してみて気づいたこと
それは
当時受け取っていた情報や
印象に残っている報道は
事実のほんの一部であり
全然わかっていなかったんだということ
もともと自分は多くのこと知っている
とは思っていなかった
でも
自分がどれほど見えていないのか
ということはわかっていなかった

改めてあの頃何があったのか
その時社会はどう動いて
そこにいた人はどう感じて
私はどの部分をみていたのか
いろんな資料をみては
息を呑む娘の隣で
私も心と頭の中の
ザワザワはとまらなかった
展示の最後にあった
数えきれない
震災後の写真は
さらに
差し迫ってくるものがあった
私たち家族は、
訪問後いろんな話をしたが
特にこの写真たちについては
沢山沢山気持ちをシェアした
そこには小3だとか大人だとか
歳の差は全くなかった

その時間は
今まで経験したことがないくらい
貴重な時間となった
大きな災害や事件は
教科書にも載り
多くの人が知ることにはなる
でもそうなることで
どこか自分からは遠い何かに
なってしまうこともある
でもそこには
自分が主役となる人生のドラマが
一つ一つ存在している
そんな当たり前のことを
時がたつことで
どこかスルッと
抜け落ちているような
掌からこぼれる砂の様に
毎日ということにはできないだろうけど
節目節目で
震災のことに
想いを馳せる時間を
家族でとろうと心に刻む
