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ワーママ女医の日記 [エリックカール展行ったり学会出張したり胃腸炎でてんやわんや]

梅雨入りして雨の日も増えた。
最近は仕事復帰もして生活にも慣れてきたが、それにプラスして楽しむ余裕が出てきたり、余裕からか疲れが出たり。
意外にも盛りだくさんのただの日常。

🐛

代休で午後休をもらった。
ひとり時間をどう楽しむか考えた時、東京都現代美術館で行われている『エリックカール展』に行くことを思いついた。

清澄白河は縁がなく、今回初上陸。
おしゃれなイメージしかなかった清澄白河はいざ訪れてみると、下町の雰囲気を残した街であった。

平日ということもあり、人が少なく閑静な住宅街の中を少し不安に思いながら歩いていると急に大きな建物が。

東京都現代美術館。
木場公園に接しており、建物の印象としては無駄がなく洗練された余白の綺麗な解放感のある建物。

入ると思ったよりもたくさんの人が。良かった、人がいた。間違えてなかった。
そこでいざ鑑賞開始。

休日に娘と来るか悩んだが、正解だったかもしれない。
人はいるが、ゆったりと静かにひとつひとつを見ることができた。

エリックカールのはらぺこあおむしはもちろん、その他の絵本、その原画、コラージュ、彼の歴史を浴びてきた。

めっちゃ可愛い廊下
パパ、お月さまとって!のフォトスポット
ここに関しては人と来た方が楽しい
ガンバッテ!!!
酒🍶

彼の絵は絵本だけど刺激である。
そもそもモチーフは虫が多いし(わたしは虫は普通に苦手)、カラフルさが特徴だが、綺麗に塗られているわけではなくムラがあり、少し不気味な色遣いをしたりする。
幼少期に戦時中のドイツに窮屈さを感じたのが納得なダイナミックで自由な絵が、不思議ととてもかわいい。

日本人は総じて虫が苦手そうだけど、はらぺこあおむしがここまで受け入れられてる理由はなんなんだろうか。

はらぺこあおむしもだが、やさしいだけの絵本ではなく、少し人生の複雑さもありつつ、動物たちへの愛とわくわくが詰まっていた。

お土産もホクホクしながら購入。

シークレットで当てたこれがお気に入り❤︎
食卓に置いてる

展示自体は子供は飽きてしまいそうだなと思ったが、帰ってから託児所が破格の値段でアート体験をさせてくれていたことを知った。

(勝手にツイート拝借しました🙇‍♀️)

めちゃくちゃいい…。
娘にはまだ早いかもしれないけれど、今後また同じような取り組みがあるなら行かせたいと思った。

さーて帰って娘ピックアップして離乳食こしらえる!!


🌀

娘は今、大体夜は1回のみ起きる。
基本的に明け方4時ごろに起きて空腹を訴え、ミルクを渡されると一心不乱に飲み、そのまま寝る。
基本的には寝るのが上手な子だ。

ただ、その日は違った。
急に火がついたように泣き、ミルクを渡しても見向きもしない。とにかく泣き叫ぶ。

ついに夜泣き?と思って、ただひたすらに抱きしめるしかなくなる。
そのまま疲れたように寝る。

夜泣きってあんな感じかぁと思っていたのが、夜中にそれが3回続いた。

明日が休日でよかった。
でも来週から毎日これだったらどうしよう。
仕事に集中できるかな。

異変に気づくのは朝だ。
朝には元気な娘が、また同じように火がついたように泣いた。

流石におかしい。
冷静になると、夜中には授乳ライトしかつけないし、判断力が下がっていたため気づかなかったが、オムツを替えた際お尻周りが赤くなっていた。

朝イチで小児科を受診し、軟膏をもらった。

おむつ替えを頻繁にして、その度にたっぷり軟骨を塗っていたが、どんどんおむつかぶれは酷くなり、なんと便の回数が増えていた。

次の日には、波はあるものの、波が来ると2、3分起きに苦しんで排便するように。

これ……胃腸炎だ……。

思い返すと吐乳の多い娘のお迎え時に「最近胃腸炎になった子がクラスにいるので気をつけてください」と言われたばかりだった。

わたしは少し落ち込んだ。

娘が感染症にかかるのは、保育園に入園した時から折り込み済みだった。洗礼である。

落ち込んだのは、医者なのに大切な娘の不調の原因をヒントがあったにも関わらず1日半ほど気づかなかった。

仕方ない部分はあるものの、当事者になると冷静に判断できないものだなと思った。

幸いなことに娘はミルクは普通に飲むことができ、波がない時は機嫌が良かった。

母や職場に協力してもらったが、登園までは1週間、お尻周りや排便が通常通りに戻るには2週間ほどかかった。

そして離乳食が1週間ストップしたことにもまた落ち込んだ。

保育園の洗礼ってなかなか難しい。


✈️

リハビリテーション学会に参加するため、1泊2日で福岡に行った。

娘が生まれてから、娘無しで寝泊まりするなんて初めてで、流石にソワソワした。
正直ちょっと罪悪感もある。
7ヶ月の娘を置いて泊まりがけの出張なんて……。多分わたしが行きたくないだけだ。

とはいえ、参加義務もあり、娘を連れて行くことの方が負担になると判断して出発した。

娘は母と、娘が実家に泊まると聞きつけた妹が張り切ってお世話してくれていたようだ。ありがとう。

福岡に着いて少し時間もあり、会場周りには何もないと聞いていたので駅でご飯を食べた。

大地のうどんさんのごぼ天肉うどんだ。

ごぼ天どーん!

暑いしどうしようと思ったが、わたしはいつもその店の1番人気をまず選んでしまう。
だって、1番人気ってことは最初に頼まなければならないからだ。

腹を満たして学会会場へ。
海の匂いを感じながら、人の発表を聞いたり、紀伊國屋を覗いたり。
面白そうな本があったが、荷物になるなと控えてしまったが、買いたかった本の名前を思い出せなくて今更後悔してる。小児リハの本なんだけどなー。

自分の発表は意外となんなく終わり、来てくれた先生方にお礼をしたらどっと疲れが出た。

ホテルに行こう……。
サクッとホテルに向かってしまったのである。

泊まったのはスーパーホテルPremier博多駅・筑紫口天然温泉だ。
着いてスーツを脱ぎ、ウェルカムドリンクを飲みながら考えた。

せっかく福岡に来たんだし、楽しむべきだ。

わたしは九州に来ると大好きな弐ノ弐に飛び込みたくなる。あれは最高。関東に来い。でも関東に来たら良さが半減するんだろうな。

また、天麩羅処ひらおもいつか行きたいと思っていた。
塩辛にごはんに揚げたての天ぷら。最高じゃん。

でも地味にどちらも距離がある。

悩んでるうちに、お風呂にまず入ることにした。

大浴場に行くと貸切だった。
当たり前だ、みんな観光したいのに、夕方5時に大浴場くる人なんていない。
いつもはやってるタオルで体を隠す必要もなく、伸び伸びしながら入り、存分にゆっくりした。

上がった時には「絶対混んでる街中に行きたくないな…」という気持ちになってしまった。

スマホを取り出して、開いたのはUber eatsアプリ。

そして割とすぐに着いた。

頼んだのはぞうすいのお店 お通のニラ鶏ぞうすいに梅トッピングだ。

最近のホテルはNetflixが見れるから最高だ。

やさしい雑炊の味に、思ったよりガツンとカリカリ梅がたくさん入っていて元気が出る味だった。

夜11時、明日は昼の便だけど朝起きれれば少しは何か福岡を楽しめるかもしれないと自分に託した。

次の日起きたら朝の9時だった。
10時間睡眠。娘が生まれてからそんなに寝たのは初めてだった。

びっくりである。
もちろん福岡を楽しむ時間はもうない。かなり残念。何してんだバカバカ。

バタバタと準備をして帰りの飛行機に。
飛行機内ではゆっくり本を読んだ。
行きの飛行機は発表する内容の資料を読んでいたし、これまた娘が生まれてから2時間近くも本を読むだけの時間は初めて。いい時間だなぁ。

学会のための出張だし、福岡を楽しみきったとは言えないけれど、わたしのための慰安旅行だったのかもしれない。
じゃあまあいいっか。



☀️

わたしは保育園にベビーカーで登園している。

保育園は中規模保育園であり、ベビーカー置き場は園の中に入る必要がある。
ビルの中にあるそこには、大きくて重い扉を開ける必要があり、なかなかベビーカーで通るのは毎回少し苦労するのだ。

朝、ベビーカーで登園していると保育園から出てきたパパさんがいた。

至って普通の優しそうなパパさんだった。

わたしが少し遅れて入るそぶりをすると、保育園に入る人だと察したパパさんはわざわざ戻ってきてドアを開けて待ってくれた。

そんな小さい優しさにちょっと感動したのだ。

朝の8時、そんな時間に預けにくる人はこれから通勤で時間もそんなに余裕がない。
開けてもらえればそれは嬉しいけれど、1人でもなんとか入れなくもない。

パパさんの優しさでバタバタした朝は良い朝になり、良い日に繋がった。

めちゃくちゃ綺麗事になってしまうけれど、やっぱり人って優しくしてもらえた分さらに優しくなって人に優しくなれると思う。
優しいのゲシュタルト崩壊。

偽善者でも別に良いじゃんねって思った1日である。

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