【Bリーグ試合感想】5/18 三遠ネオフェニックス vs 琉球ゴールデンキングス:琉球がダブルオーバータイムの死闘を制しGAME3へ!三遠は佐々木離脱も全員で渡り合う
GAME1を落とした琉球にとっては後がないGAME2。 三遠は大浦、メイテンが出場できた一方で、1Q早々に佐々木が足を痛めて離脱。琉球もアルマ不在のなか、両軍が「総力戦」「我慢比べ」の様相で突入したダブルオーバータイムの死闘は、最終的に100-98で琉球が勝利。GAME3へと望みを繋いだ。
三遠ネオフェニックス 98 - 100 琉球ゴールデンキングス
1Q |15-14
2Q |20-29
3Q |22-17
4Q |22-19
OT1| 9- 9
OT2|10-12
■ 1Q:泥臭いルーズボール、吉井の躍動で三遠が僅かに先行
三遠はゾーンディフェンスから入り、琉球のインサイドアタックとオフェンスリバウンドを警戒。琉球はローやクーリーのリバウンドに加え、脇・小野寺などアウトサイド陣の飛び込み意識が高く、ボールへの執念を見せる。
しかし、三遠は吉井が2本のスリー+ドライブで1Qだけで8得点。 さらにヌワバや大浦も得点に絡み、佐々木が負傷退場するアクシデントを乗り越えながら15-14で1Q終了。
■ 2Q:ローとクーリーが主導権を奪う。琉球が逆転に成功
2Qは琉球のオフェンスが火を噴く。松脇、ローのスリー、クーリーのインサイドと、チームとして“波状攻撃”が機能。
そして琉球のディフェンスもかなり効いていた。根本や吉井にはアンダーで守りプルアップスリーを打たせ、大浦に対してはスリーを打たせない。 三遠はヌワバのバスケットカウント、大浦のゲームメイクで対抗するも、佐々木不在の影響がじわじわと現れ始める。
ターンオーバーが増え、琉球は速攻やミスマッチを逃さず加点。三遠は根本の終了間際のスリーでなんとか食らいつくが、前半終了時点で35-43と8点ビハインド。
■ 3Q:津屋が目覚める!三遠が追い上げのギアを上げる
後半開始早々、琉球はローのバスケットカウント、クーリーのリバウンド得点とリードを保つ。しかし三遠は津屋がついに爆発。スリーとフリースローで連続得点、特にチームでオフェンスリバウンドを拾って繋いだ場面は印象的だった。
根本のスリー、大浦のミドルなどで一時は2点差まで詰め寄り、琉球は松脇のタフショットなどで耐えるが、吉井が終了間際にブザービータースリーを沈め、56-59と三遠が3点差に詰めて3Q終了。
■ 4Q:点の取り合い、そして松脇の神業で延長へ
このQもローと脇が琉球を牽引。脇はミドルシュートやドライブと、ルーキーとは思えぬ強烈な得点能力を披露。
対する三遠は、メイテンが負傷の不安を抱えながらも要所でインサイドを制し、吉井のスリー、津屋のスリーでついに逆転。さらにヌワバが速攻でアンスポをもらい、試合は三遠に傾くかに見えた。
だが、琉球はブレずにフリースローを確実に沈め、粘りを見せる。 残り5秒でメイテンがオフェンスリバウンドから押し込み、三遠が2点リード。しかし最後の1プレーで松脇がオフェンスリバウンドから片手で放った奇跡のシュートが決まり、延長突入。 琉球ベンチ、観客席大興奮の展開。
■ OT1:吉井の4点プレー、ダジンスキーのスリーで再び同点
延長戦はお互い疲れでシュート精度が落ちる中、琉球はクーリーとカークの高さ、三遠はクラッチタイムのシュート力が光る展開に。琉球は脇のドライブ、カークのフリースローで4点差をつけるが、吉井がファウルを受けながらスリーを決め、1点差に。
さらにダジンスキーが体勢を崩しながらもスリーを沈め、同点。まさに意地と気迫で持っていった2度目の延長へ。
■ OT2:琉球、執念のリバウンドで決着。GAME3へ
2度目の延長はお互いミスが出始め、スコアが停滞。しかし、カークがオフェンスリバウンドから得点し、琉球が先に仕掛ける。三遠は吉井のスリーで逆転、大浦のフリースローで突き放しかけるが、再びカークとクーリーがゴール下を制圧。
小野寺が2本のフリースローを外すも、またもクーリーがリバウンドから逆転のバスケット。 最後の三遠のシュートは決まらず、琉球が2点差で逃げ切りに成功。
■ 総括:リバウンドとセカンドチャンスが勝敗を分けた
この試合を象徴するのは、やはり琉球のオフェンスリバウンド。
クーリーとカークが支配しただけでなく、松脇、脇、小野寺ら外の選手の執念が拾わせた。松脇の同点ブザービーターはまさにその象徴。
三遠も吉井、ヌワバ、大浦が最後まで力を振り絞り、津屋のクラッチスリーやダジンスキーの存在感も素晴らしかった。 しかし、佐々木不在、そして延長でのファウルトラブルとリバウンドの差が響いた。
■ 明日GAME3へ:焦点は「疲労」と「代役」の出来
この死闘を経ての3戦目、キーワードは“体力”と“代役”。
・三遠は佐々木不在の場合、穴を山内、根本がどこまで埋められるか。
・得点面では津屋にも大きな期待がかかる。
・琉球はアルマ不在のなか、脇や松脇が得点面で引っ張り続けられるが。
お互い体力も限界のなか、どこまで強度を保ち続けられるか、GAME3、絶対に見逃せない。
