こわいこわいも...(^^;;
こたろんと申します。
Clubhouseという音声SNSで
とってもお世話になっています
脚本家の今井雅子先生✍️💐が
無償提供されている『膝枕』という作品の二次創作をしてみようと思い立ちこちらの話を書いてみました。
今井雅子先生、ありがとうございます。
今井雅子先生の『究極の愛のカタチー
『膝枕』(通称:正調膝枕)はこちらです。
お膝元(^^)🦵✨
画面の向こうにもほっこりリアル
このようなあたたかいみなさんの
おかげでつながらせていただいております。
先日、膝枕erで落語でも仲良くしていただいていますわくにさんが、
徳膝太鼓(古典落語 火焔太鼓に膝入れ)
を書かれて演じられとってもいい味わいでした。サゲも粋で素晴らしくて💫
他の方々も演じられ掛け合いされたり
それぞれにとってもいい味わいでした。
そんな中、話になり、勧めていただいて
ひざまんじゅうこわい
(膝入れ まんじゅうこわい)を作らせていただきました。
少しでも、皆さんに落語に興味を持っていただきけましたらと、また
気軽に読んでいただけましたらと
思っております。
✨登場人物に膝枕erお友達にも出演いただいております。
冒頭から膝、膝、膝枕と言っておりますが
こちら「膝枕」は
2021年5月31日からClubhouseで朗読リレー(#膝枕リレー)が続いておりましてもうすぐ1300日になろうかというところご興味がわきましたら参加してくださいね。
落語の台本はこちら
世紀末亭さまからお借りしています。
🙇♀️🏮
落語に膝入れといえば
今井雅子先生が書かれた
膝浜 (古典落語 芝浜に膝入れ)
https://note.com/masakoimal/n/na0f7e9dc900e?magazine_key=mcef0cd536421
わくにさんの書かれた
徳膝太鼓(古典落語 火焔太鼓に膝入れ)
もぜひご覧になってくださいね
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ひざまんじゅうこわい 古典落語 まんじゅうこわい 膝入れ こたろん
え〜私のほうも一席お付き合い願うので
ございます。
我々のこの落語と申しますものは
話の最初に「枕」というものを持ってきまして、そこからだんだんと落語の中へ入っていったりしまして、
さてこの現代、
娯楽や楽しみというものを挙げますと
人それぞれとは思いますが
テレビにラジオ、映画、絵本、歌舞伎、講談、文楽、浪曲、落語、各種SNS、
野球、サッカー各種スポーツ、
旅行、読書に美術芸術鑑賞、ドライブ他
もうラインナップは豊かですなあ。
そんな中の「落語」に
まんじゅうこわいというお話
こちらは落語絵本になっていたり
お馴染みの方々もおられるかもですな。
まんじゅうこわい
さてこのこわいということば
みなさんは何かこわいものありますか。
私は、、、
ここだけの話ですよ
あの、怪談話とかこわい話が怖くて
聞くともう身体がブルブル震えてくるんです。聞いた後は一人で夜中用足しに行くのも怖くてね
また一方で
こわいこわいといいながら
こわいもの見たさなんということばもありますな。
両手で顔を覆っておきながら
指の隙間からそっと覗くやつね、、、(笑)🫣
まあ今の時代のように溢れる娯楽がほとんどなかった頃は
みんなで集まってしゃべるというのが
娯楽だったみたいでして、
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●顔ぶれが揃ろたなぁ
▲さぁ、申し合わしたよぉに今日は集まってしもたけども、せやけどなんやで、
顔が違うよぉに人間は皆それぞれ気性なんかも違うと思うがなぁ
●そらそやがな、違うさかいえぇねやで。こんだけのもんが皆揃ろて便所行きとなったら騒動やさかいなぁ
▲そな、おかしなこと言ぅねやあらへんがな。
▲好きなもんでも、皆それぞれ違うと思うが、おまはんなんか何が一番好きやい?
●わしの一番好きなものは、まぁ酒か
▲なるほどなぁ、男らしぃてえぇなぁ、
酒の好きなやつは「一番好きなもんは、酒」おまはんは何が好きやい?
●わいは二番が酒やで
▲なるほど、こっちは一番で、こいつは
二番が酒か。一番は何やい?
●一番好きなもんは……、二番が、酒や
▲二番分ったぁんねん。一番を尋んねてんねや
●三番は……
▲誰が三番聞ぃてんねや。一番好きなもん何やハッキリ言ぅてみぃ
●へ~~、女ごや
▲何や言ぃにくそぉにしてる思たで。
隣りは?
●わしゃ羊羹やなぁ
▲こいつはまた甘党やな。おまはんなんか何が好きや?
●蓮根の天ぷらや
▲ケッタイなもんが好きやなぁ、蓮根の天ぷら好きか。あんたは何が好き?
●まぁ、わたしの好きなもんと言ぅと、
麺類ではボタ餅か
▲ボタ餅て、あら麺類か?
●魚類やったか?
▲何も分かったない、こいつ。
ああ、膝屋のあつこはん あんたは何が好きや?
●まぁわてはそぉやなぁ、お料理に圧をかけることやのん
▲こら~誰や今「料理だけかえ?」言うたんは ほうほう料理に圧掛けたらなおさら
うもうなるなあ。
●漬け物屋のななえはん あんたは何ぞすきなもんあるかえ?
▲そうねえ、甘いもん アイスクリームとか
たくさん漬物漬けた後に食べるとこれが
またおいしい!
●ほうほう そやろなあ、聞いているうちにわいまで食べとうなってくるがな
●さのやのゆうこはん おまはんはどうじゃ?
▲そらもう朗読、源氏物語とかね
●ほう、えらいもんが好きなんやねえ、
結構結構
●かわいやのいねこはん おまはんは何がすきや?
▲そやねえ、スキーにボクシングに朗読に。。。。
●ほう! 元気やな ええなあ
▲すずやのじゅんこはん おまはんは何が好きや?
●そらもう うちは ご飯、おむすび、
中身は鮭に梅に昆布にたらこに
具いっぱい、
▲わあ、ええなあ、腹減ってきたがな
さあ、好きなもんでもこんだけ
違うんやなあ
しかしまぁ、嫌いなもんも銘々違うやろと思うねやがなぁ、おまはんなんか何が嫌いやい?
●ヘビ、もぉあの朽ち縄、縄がこないして置いてあるだけでも、わしゃ足がすくんでまうねやさかいなぁ
▲そらまぁ、ヘビは誰しもあんまり好きなもんはないけど、なかにはまた如何物(いかもの)食いちゅうて食ぅ人かてあんねやで。隣りは?
●わいはナメクジがかなんなぁ
▲その隣りは?
●カエルや
▲えらい義理堅いなぁお前ら、なにもそぉ順にいかいでもえぇねや、おまはんは?
●わしゃもぉムカデ見たらゾッとするなぁ
▲あぁ、あれも嫌らしぃなぁ、隣りは?
●わしゃゲジゲジがかなんなぁ
▲おまはんは?
●イモムシや
▲そっちは?
●デンデンムシや
▲デンデンムシ……、情けのなってきたなぁ。
あんたなんか何が?
●わしゃもぉアリ。アリほど恐いもんないで
▲アリみたいなもんが何が恐いねん
●気色悪いがなアリっちゅうやつはお前。こぉ、チョコチョコチョコッと歩いてるやろ、こっちからもチョコチョコチョコとアリが歩いて来て鉢合わせするやろ、ほな、この角みたいなもん出してきてな、こぉ合わして何や話しとぉねん。
●ひょっとしたら、あらわしの悪口を言ぅてんねやないかと……
▲誰がそんなもん言ぅかい。アリが気色悪いて、えらいやつがいとるなぁ。
▲あれっ、光っつぁんそこにいてなはったんかいな? いや、この人いっつもな、黙ぁって人の後ろのほぉに座ってるさかい分からへんねやがな。で、ニタニタニタニタ笑ろて。あんたに聞かなんだなぁ、あんたの嫌いなもん、恐いもん何か言ぃなはれ?
★別に……
▲「別に」て、いつもあんたしゃべれへんやろ。ちょっと言ぅてぇな、誰かて人間あるやないかいな、何かその恐いもんとか嫌いなもんとか
★そらまぁ、ないことはないんでやす
▲ほな、ちょっと……
★それが「あれが恐い」と、口に出して言ぅのんも恐い。
▲よっぽど恐いねやなぁおい、言ぅのんも恐い? そぉなったらよけ聞きたいがな。あんた何が恐いねん?
★あのぉ、実はな……、笑いなや
▲笑えへん、笑えへん。人間誰しも恐いもんあんねやさかい……、 何や?
★ひざまくらがこわい
▲ひざまくまん?
おい、そんなまんじゅう知ってるか
お前? そんなんないなぁ。
●ちゃうちゃう ひざまくら
▲ひざまくら? ひざまくらっちゅうたらあの床本作家の今井先生の作品から思いついて
わくに堂はんが形にしたやつ
おなごの腰から下の、、、
★うぅ~ッ殺生やぁ~、ひざまくらのひの字を聞ぃても恐いのに「おなごの腰から下のに」や、言ぃやがって……、あぁ~ッ震えが起こってきた。あッ、あぁ、こらあかん。震えが納まるまでちょっとお先、さいなら、ごめんやす。
* * * * *
●変わったやつがおるなぁ世の中には、
おい。ひざまくらが恐い?
▲まぁまぁ、そら言ぅたれん。虫が好かんちゅうのは誰しもあるもんや
●「あるもんや」ちゅたかて、ひざまくらはおかしぃやないかい
▲いやいや、徳川家康てなあんな偉い将軍でもな、クモが恐かったんやてぇ。ス~ッと上から小さい豆粒みたいなクモが降りて来ても、もぉ体がすくんでものが言えなんだちゅうぐらいやさかい、人間誰しもあんねや。
●ほ~っ、そんなことてあるもんやろか……?! オモロイこと思い付いたで
▲何や?
●いやいや、あの光っつぁんちゅうやつなぁ、平生(へぇぜぇ)からちょっと高慢な顔して、みんながワァワァ言ぅてても一人話に入らんと、横手のほぉから「アホなやっちゃ」てな顔しとぉんねやあいつは。せやから、これからちょっとオモロイことやったろ
▲どないすんねん?
●「どないする」て、みなでひざまくら買ぉて来んねや。光っつぁんの家行くねん 「お見舞いや」言ぅて、パパパッとひざまくら放り込んだったら、ひざまくらのひの字を聞ぃても恐いやつが、こぉ目の前ホンマもんが飛び込んで来てみぃ、あすこのうちは一方口でやなぁ、裏口あれへんさかい逃げることがでけんがな。
●パッポ~ンッ「キャ~、バタバタ、キャ~、バタバタ」いぅて光っつぁんが転がり回って苦しむところを、みんなで見て楽しむっちゅうのはどないや、おい?
▲わしゃまた、そぉいぅことがいたって好っきゃがな。なるほどあの光っつぁんに……、ほな、さっそくひざまくら買ぉて来い。ひざまくらの中のひざまくらちゅうなん買ぉて来いよ、光っつぁんに馬鹿にされんよぉにな。
▲買ぉて来たか、早いなぁ。何や……?
●これはぽっちゃりひざまくらや
▲上等買ぉて来たな、そっちがおふくろさんひざまくら、ほうほう
そっちは?
守ってあげったいひざまくらに
親父のアグラ膝枕、わ、ナビコ膝枕まで、ぎょおさんやなあ
さすがわくに堂の膝枕、ラインナップは豊かやなあ
よしよし、みなで手分けして持って光っつぁんとこ行こ、手分けして。
▲何やでしかし、もぉこんなん見たら芝居やら活動ちゅなもんアホらしぃて見てられへんであんなもん。あんなもんどないオモロイちゅたかて人間がやっとぉねん、わざとな。こら正味やがな、パッポ~ンッ「キャ~、バタバタ」
パッポ~ンッ「キャ~、バタバタ」こんなん見たらもぉ、これから芝居なんか見られへん……
▲静かに、静かにせぇ、光っつぁんの家の前まで来た。ちょっと様子見てみるさかいな(ガラガラガラ……)光っつぁん、おあんばいはどぉでやす、みんな心配して出て来たんやけど
★へぇ、お陰さんで、震えだけはやっと治まったよぉな具合で
▲あ、さよか……
▲「震えだけやっと治まった」やて、また改めて震え直さんなんのん知りよれへん……。
いぃえぇ、あの実はなぁ、あんたに是非お見舞いがしたいちゅうてな、見えてるお女中がいてはりまんねけどなぁ。
おひさはんちゅうてな、色の白いポチャポチャとした別嬪さんでんねん。入ってもらいまひょか、入ってもらいまっせ。
そら放り込め……
●キャ~バタバタ、キャ~バタバタ、キャ~バタバタ
▲お前が「キャ~バタバタ」ちゅうてどないすんねん
●えッ?
▲お前ばっかりやないかい
●あれ?わいか?
▲「わいか」や、あらへんがな。光っつぁんが「キャ~バタバタ」
言ぅのん見て楽しもちゅうたんやないか。お前の「キャ~バタバタ」聞きたいいぅて、みな買ぉて来たんちゃうで。
▲わざわざ銭出して買ぉて来て、こんだけのことやってんのに、中シ~ンとしたぁるやないかい。どないしてくれんねんこれ?
●そんなこと、わいに怒ったかて知らんがな。わしかてこんなこと始終やってるわけやあれへんがな。
生まれて初めてやがな、多分こぉしたらこぉなるやろ……。しかし、ちょっと静かすぎるな
★あない言ぅたら多分こぉなるやろと思たら、きっちり掛かりやがった。
わしゃ独り身で恋人もおらへんし打ち込めるもんもないけんど、ひざまくらがなかったらおられへんねや。ぎょ~さん放り込んでくれたなぁ、当分買わいでもえぇわ……。ウワァ~、上等のを買ぉて来てるやないかい。
★こら何や……、体脂肪40%、やみつきの沈み込みのぽっちゃりひざまくら
はあ〜たまらんなあ〜
こっちは、よいしょっと、母に耳かきされた遠い日の思い出が蘇るなあおふくろさんひざまくら
こっちはと、小さいし細いなあ、小枝のようなか弱い足で懸命におまはんを支えますえ まもってあげたい膝枕、
わあ、めったにお目にかかれない
ナビコ膝枕
「ナビ主はんはなまけものおさきまっくらひざまくらこのままでは路頭に迷います!」
な、何やて!?
言いたいことだけ言うてどっか行ってもたがな
あ、これこれ、
箱入り娘膝枕まで
「ようきてくれたなあ、おまはんの家や思うてゆっくりしとくれや」
うわあああ〜っ!!
これはかつて味わったことのない沈み心地やなあ~
▲ちょっと待て、ちょっと待て様子がおかしぃぞ
●何がや?
▲「何がや」て、中でボシャボシャ、ボシャボシャしゃべる声と、いびきみたいなん聞こえるで
●そんなことあるかいな、光っつぁん一人もんやでおい、こらちょっとおかしぃやないか……
●あ~ッ?★あぁ~ッ!●あッ!
▲カラスやがな、どないしたんや?
●光っつぁん、ひざまくらに頭載せて気持ちよさそうに寝てる!!
▲えッ?
▲「膝枕で寝てる!?」
あぁ~、また騙されたんやあいつに……。えらい目に合わしゃがったな。
もし、光っつぁん!
★う~ッ、ビックリした。
★ただいまはおぉけにごっつぉはんで
▲何が「おぇけにごっつぉはん」や。あんたがひざまくらが恐いっちゅうさかい、恐がらそ思てみんなひざまくら買ぉて来たんや。
あんたのホンマに恐いもん、何やねん?
【さげ】
★今度は、切り離すのこぎりがこわい
(わてら、はなれられへんさだめなんどすえ)
