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父、25年住んで初めてベランダへに出る。ゴミ屋敷を片付けたら暮らしがひとつ動き出した

私の実家は、いわゆるゴミ屋敷。

母が入院してから、休日や仕事の合間をぬって実家に通い、コツコツと断捨離を続けています。


新聞、カタログ、空箱、正体不明のダンボール。

掘っても掘っても出てくる、ゴミの地層。
少しずつ崩していった結果…


ついに、ベランダまでの道が開通しました。


👇before


👇after



この賃貸マンションに移り住んで、25年…

父、初めてベランダに到達。


アポロか。

正確には、ベランダの前が新聞紙の山で塞がれてただけなんですけどね。

その山がなくなって、84歳の父はベランダへ。

そして何をしたかというと。

父、初めて洗濯物を外に干しました。


母が入院して、自分で洗濯をするようになった父。
これまでは部屋干しオンリーでしたが、ついにベランダで洗濯物を干せるようになりました。

父の家事スキルが1上がった!



ゴミ屋敷を片付けたら、今までできなかったことができるようになった。
断捨離って、ただ部屋を「きれいにする」作業じゃなかったんだなぁ。


洗濯ばさみは時の流れに勝てない。


ほっこりしたのもつかの間。

ベランダに昔からあった、プラスチックの洗濯ばさみ。

触ってみたらボロッボロ。

つまんだ瞬間、
パキッ。

…おかきか。

表面もザラザラに劣化していて、触るだけで粉みたいなものが手につく。
当然、それが洗濯物にもついてしまう。

せっかく洗ったのに、干したら汚れるって、なんの苦行。


プラスチックの洗濯ばさみって、外に出しっぱなしにしていると、紫外線や雨でどんどん劣化するんですよね。
気づいたころには、パキパキ割れる状態に。

25年の時の流れは、洗濯ばさみにも容赦なかった。


なので私は、プラスチックの洗濯ばさみを使っていません。

愛用してるのはステンレス製の洗濯ばさみ。



それからもうひとつ。
ステンレス製のピンチハンガーです。


自宅で使ってみて、これがなかなか良かった。
だったら実家もこれでいいじゃん、ということで、同じものを買いました。


「もう買い替えなくていい」が一番ラク


ステンレスなら、雨風にさらされても、プラスチックみたいにボロボロになりにくい。

強い日差しに当たっても、そこまで神経質にならなくていい。

そして何より、
もう買い替えなくていい。

わが家では、もう何年もステンレス製の洗濯ばさみを使っていますが、今のところ劣化する気配はゼロ。

安いものを何度も買い替えるより、長く使えるものを少しずつ揃える。

高齢になったら、なおさらそのほうがラクだと思います。


実家には、物があふれています。
でもその一方で、本当に必要なものが、ちゃんと使える状態になっていない。

だから今は、いらないものは減らす。
必要なものは、ちゃんと使えるものに替える。

そんなふうに、少しずつ暮らしを整えています。
ステンレスの洗濯ばさみは、その方針を象徴するような存在になりました。


ベランダに、洗濯物が揺れている

25年間、ほとんど使われていなかったベランダ。
そこに今、父が干した洗濯物が、風に揺れています。



ゴミをひとつ捨てたからといって、人生が劇的に変わるわけじゃない。


でも、
床が見えて。
ベランダまで歩けるようになって。
父が洗濯物を干すようになって。


暮らしって、案外こういう小さな変化の積み重ねで、少しずつ整っていくのかもしれません。


まだまだ先は長いけれど。

今日もひとつ、わが家の暮らしが前に進みました。

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