【介護エッセイ受賞作・人生最後の旅行になるかもしれないから】初稿エッセイの公開
いとこのおじさんがですね…
パーキンソンでございまして。
介護が必要な身内の旅行に、
同行した時のことを綴ったエッセイでございます。
エッセイ公募の詳細
以下の団体が主催する「看護・介護エピソードコンテスト」に応募しました。
介護エッセイ、公募のテーマ
看護・介護に携わっている方々が喜びを感じたエピソード・やりがいを見出したエピソード・感動を覚えたエピソードなど、あなたが実際に体験した看護・介護でのエピソードを募集しております。

文字数規定は、2400字以内です。
応募総数は2,000作品を越えていたそうです。
のちほど作品を紹介しますが「理事長賞」をいただきました。賞金3万円をゲットしました。


さて、この記事では受賞作品の初稿をご覧いただきたいと思います。
あなたの創作・エッセイの参考になれば幸いです。
おじさんとの旅行(仮)

1章 はじまり
「次はね、ここに旅行しに行こうって話してるの」
テーブルの上に差し出された旅のしおりをみて、ぼくは声を上げてはっはっはっ!笑わずにはいられなかった。6階のマンションの一室。昼下がりに大きな笑い声が隣の部屋から漏れてくることに、隣人は老々夫婦の声ではないと心配したかもしれない。パソコンが趣味のおばさんは、Wordで写真を切り貼りして旅のしおりを自作している。「長野県」「温泉」の文字だけ確認して詳細は見なかった。一緒に旅をする同世代のお友達に配るためだ。
おじさんはというと、自身の部屋にこもってパソコンをしている。そもそもぼくがお邪魔したのは「パソコンが壊れてなぁ。見てくれないか?」という、いとこのお使いにきただけなのだ。パソコンは壊れてなんかいない。パーキンソンと認知症があって、気づかないうちに設定を変にいじってしまったから、自分で直せなくなってしまっていただけ。ものの10分でぼくは解決できた。おばさんでも解決できるはずなのにぼくを呼びつけたのは、旅の話をしたかった口実だろう。ぼくはデイサービスで働いている。ふたりから信頼を勝ち得ている証さ。
2章 状況説明
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介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。
