見出し画像

涙もーろく(054)

 わたしは、人一倍涙もろい。
 ディズニー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」の冒頭で号泣し、続きが見られません。
 カールじいさんって誰?

 涙腺は、年齢を重ねるほど緩くなり、ことあるごとに、無意識のうちに、涙が流れていることがあります。閉まり具合が馬鹿になっています。
 ちょっとした感動で、何かが出ちゃいます。
 いや、涙が出ちゃいます。

 最近では、ミラノコルティア五輪に泣かされました。
 選手の皆さんが頑張っている姿に涙腺が緩み、それを応援している皆さんの温かさに涙します。
 特にフィギアスケート、りくりゅう会ペアの兄さん姐さんの演技は、素晴らしかった。タマ取った瞬間は、何度見ても泣いてしまいます。

 ところが、先日それを上まわる涙もろさを発揮しました。

 車を運転し帰宅しているとき、いつものように渋滞にはまりました。
 前の車のテールランプを見ているだけで、一向に進みません。
 わたしは、Bluetooth接続で聴いている音楽リストを変えようと、スマホを手に取ります(道路交通法第71条5の5違反)。
 画面には、Xのタイムラインが表示されていました。

 こんな一文が、目に留まります。

 ひとつだけ願いが叶うなら、妻と二人で若い頃に戻りたい。ただし、同じ子が生まれる場合に限って。

 どなたが投稿したか覚えてなくて、申し訳ありません。句読点も勝手につけて申し訳ありません。
 あなたの言葉が、わたしの琴線に触れまくりです。

 そう、そう、そうと共感の嵐が押し寄せ、涙が自然に溢れてきました。
 そう、そうと首を激しく縦に振ったから、涙が出たわけではありません。
 そう、今のユニットじゃないとダメなんです。代えがたい大切な家族なんです。

 ああ、また涙が溢れてきました。

 お父さんなら、この気持ちわかります?

 カールじいさんの冒頭で号泣する人は、わかりますよね?

いいなと思ったら応援しよう!