ソルの手紙
ときどき、noteを投稿する前に手が止まってしまうことがあります。
「これでいいのかな…」と迷いが大きくなると、
私はそっと画面を閉じていました。
失敗はしない。
…でも、何も生まれない。
そんな日が、ずっと続いていました。
今は少しずつですが、投稿ができるようになっています。
そのきっかけをくれたのは、一通の手紙と、ひとつの動画でした。
エヴァへの手紙が、私の背中を押した
アメリカの芸術家エヴァ・ヘッセは、ある時期、とても落ち込んでいました。
「自分なんてダメだ」と思い込み、手が止まってしまう日が続いていたそうです。
1965年、エヴァ・ヘッセは自信をなくしその気持ちを、友人のソル・ルウィットに打ち明けました。
「どうしたらいいかわからない」と。
ソルは、すぐに手紙で返事を出しました。その内容は、優しい言葉ではなく、少し強めの励ましでした。
「考えすぎるな」
「とにかくやれ」
「あなたの中にある力を信じろ」
励ましの言葉なのに、まるで魔法みたいに胸に入ってくる文章でした。

引用:https://x.com/CoFiASM/status/1187398387848511491?s=20

50年後、その手紙を読むのはベネディクト・カンバーバッチ
そして約50年後。
2016年、ロンドンのイベントで、俳優のベネディクト・カンバーバッチが、この手紙を読み上げました。
ベネディクトといえば、ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』で世界的な人気を得た俳優です。
(個人的には、天才の役やちょっと変人ぽい役をさせたら、右に出る者はいないんじゃないかなと思っています。)
彼が読むソルの手紙は、
まるで心に直接触れるようでした。
私が初めてその動画を見たとき、
胸の中にじんわりと明かりが灯るみたいに感じたのをおぼえています。
「行動していいんだよ」
「迷っても、そのままでいいから続けてみて」
そう言ってくれている気がして、とても勇気が出ました。
やる気が出ないときの「自分用メンテナンス」
もし、投稿前の記事や、出せずにいる下書きがあるのなら。
一度、この動画を見てほしいと心から思います。
自分の力を取り戻すきっかけは、人それぞれ。
音楽だったり、本だったり、誰かの言葉だったりします。
あなたの心が楽になるもの。
自分らしさを思い出させてくれるもの。
勇気がほしい日にそっと力をくれるもの。
そういうものを、自分用メンテナンスボックスに入れておきましょう。
落ち込んだときに、そっとふたを開けるだけでいいのです。
私にとって、そのひとつが、この動画でした。
やる気が出ないときに聞くべき俳優の声
ベネディクト・カンバーバッチが読むソル・ルウィットの手紙
心の奥にまっすぐ届くソルの手紙。
その手紙は、芸術家だけではなく、
どんな仕事や創作活動にも当てはまります。
やる気が出ないとき。
誰かの声がほしいとき。
自分の力を思い出したいとき。
ぜひ、この動画を見てみてください。
Benedict Cumberbatch Reads Sol LeWitt's Letter to Eva Hesse
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