ハッピーライティングマラソン#39|あなたが一緒にいて楽しい人は、どんな人ですか?
本田健さんより
ハッピーライティングマラソン#39にて、
オススメに選んでいただけました。
最高に嬉しいです。
引き続きよろしくお願いします。
2026/02/26|今週のお題 ハッピーライティングマラソン #39
あなたが一緒にいて楽しい人は、どんな人ですか?
私の答えは、迷わず——娘たちだ。
正直に言うと、子育てが、むちゃくちゃ面白い。
ときどき本気で思う。
「この子たち、人生何周目なんだろう?」と。
学校の出来事を話しているはずなのに、
急に哲学みたいな問いが飛んでくる。
ある日、私が車を運転しているとき、
小学4年生の娘が突然聞いてきた。
「ママは、将来何になりたい?」
思わず運転しながら笑ってしまった。
答えに詰まっている私を見て、
娘は続ける。
「ママだって、将来があるでしょ?」
子どもとの対話のなかで、
ときどき不思議な感覚になることがある。
まるで、目の前の子どもが過去の自分だったり、
どこか未来から来た存在のように感じる瞬間だ。
思いもよらない視点で、世界を切り取ってくる。
子どもを育てている、というより——
最近は、同じ景色を一緒に見ている感覚に近い。
むしろ、過去や未来の自分と会話しているような気持ちになる。
私が押さえ込んできた固定概念を、
彼女たちには持たせたくなくて、
できるだけ自由に考えてほしいと思っている。
そうやって見守っているつもりなのに、
ときどき気づく。
もしかしたら、私自身も、
本当はこんなふうに面白おかしく世界を
見つめることができたのかもしれない、と。
昔、言葉にできなかった疑問。
飲み込んできた感覚。
「こんなこと考えてもいいのかな」と
胸の奥にしまっていた気持ち。
それを、目の前の我が子が、
何の遠慮もなく差し出してくる。
だから私は、同じ景色を見ているつもりで、
実は思い出させてもらっているのかもしれない。
正しさよりも、面白がること。
答えよりも、「なんでだろう?」を楽しむこと。
子どもたちと話していると、
世界が少し軽くなる。
大人になると、会話は役割や目的を帯びがちだけれど、
彼女たちとの時間にはそれがほとんどない。
ただ笑って、
ただ驚いて、
ただ「へえ」と思う。
一緒にいて楽しい人とは、
自分を頑張って説明しなくていい人なのかもしれない。
今日も夕飯のあと、どうでもいい話で笑い転げながら、
私はふと思った。
もしかしたら私は、子育てをしながら、
もう一度、自分を育て直しているのかもしれない。
もしかしたら、それは神様からのプレゼントなのかもしれない。
そして、それが今、いちばん楽しい。
🕊️Kotohogu365
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