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ごめんね、大好きだよ。

お婆ちゃんのオムツは、
両方とも汚れていた。

当時、中学生だった俺はその光景を見て、胸が締め付けられる思いだった。
どうして、もっと早く気づいてあげられなかったのだろう。
お婆ちゃんはずっと我慢していたのに。

おじいちゃんが倒れて病院に運ばれ、
母と妹は付き添いで家にいなかった。
父も仕事から病院へ直行していて、
家には俺とお婆ちゃんの二人きりだった。
お婆ちゃんは手足が不自由で、
一人ではトイレに行けないことを俺は知っていたはずなのに、
気づいてあげることができなかった。
「悪いけど、トイレに…」とお婆ちゃんが
申し訳なさそうに言った時、
すでにオムツは汚れていた。

お婆ちゃんはずっと黙って我慢していたのだ。
俺は自分を責めながら、お婆ちゃんをお風呂場に連れて行った。
体を洗ってあげながら、ふとおじいちゃんのことを思った。
おじいちゃんは毎日、こうしてお婆ちゃんの世話をしていたんだ。
何も言わず、ただ淡々と。
おじいちゃんの愛情の深さを、今さらのように痛感した。
お婆ちゃんにできるだけ明るく話しかけ、笑わせようとしたが、
心の中では泣きたくなるほどの後悔と切なさが押し寄せていた。
俺の不甲斐なさに腹が立ち、自分を責めた。

世話が終わると、お婆ちゃんは「本当に悪かったね、ありがとう」と、
震える手でお金を差し出してきた。
その瞬間、俺の心は強く揺さぶられた。

**「お婆ちゃん、俺が赤ん坊の頃、おむつを替えて育ててくれたのはお婆ちゃんじゃないか。俺に無償の愛を注いでくれたのに、お金なんていらないよ!」**と言った。

お婆ちゃんは涙を浮かべて、俺の言葉をじっと聞いていた。
俺たちはそのまま抱き合い、二人で泣いた。
あの日、お婆ちゃんの世話をすることで、
俺は自分がどれほど家族に支えられてきたかを改めて感じた。
お婆ちゃんの愛情、おじいちゃんの献身、そして家族の絆が、
胸に深く刻まれた瞬間だった。
俺にとって、この日は永遠に忘れられない日になるだろう。

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