第5話 夏に向かって、汗と笑顔のラリー🎾✨
琴乃です☺️🌸
いよいよ夏の総体まで、あと少し!
3年生にとっては、市大会でベスト4に入り、県大会へ駒を進めることが最大の目標です。
放課後のテニスコートは、焼けるような日差しと熱気でいっぱい☀️🎾
土の匂いに、体育倉庫から漏れる古いボールと汗の香りが混ざり合って、まさに“夏の匂い”です🍃
ラケットがボールを打つ音、足元で砂が跳ねる音、仲間の声が遠くまで響くたびに、胸がざわざわします💓
🌻日々の練習
私が通う山森台中学校の女子ソフトテニス部は、3年生7人・2年生9人・1年生12人のにぎやかチーム✨
最近は基礎練習のあと、試合形式の練習が増えてきました。
3年生の先輩たちは最後の大会だから、空気が張り詰めるほど真剣!
ラケットとボールがぶつかる**“パシッ”という音**まで聞こえて、胸がドキドキします💓

篠原真帆主将と三浦香奈副主将
2年生の先輩たちは、鈴岡愛先輩を中心に、私たち1年生を見守りながら
「もっと前で取っていいよ〜」
って優しく声をかけてくれます☺️
でも2年生も、全員が個人戦に出られるわけじゃありません。
出場できるのは、練習での成績や試合運びを考慮した数名。
残りの2年生は、私たち1年と同じようにサポートや応援でチームに貢献しています。
この日は、2年生の先輩たちがコートでラリーをつなぐ姿を間近で見られて、とっても刺激になりました🌟
ボールを追いかける足音、ラケットのぶつかる音、そして笑顔――
先輩って本当にかっこいいなぁって胸が熱くなります💓
私たち1年生は、ボール拾いや得点板、ライン審判、コート整備でサポート📣
でも、鈴岡愛先輩がふと
「琴乃、そのフォア、前よりスピンかかってきたね」
って言ってくれて、喉の渇きも太陽のヒリヒリも忘れちゃいました🌸
🎾練習試合の日
今日は他校との練習試合🌈
団体戦メンバーの3年生ペアは、息を合わせてリズムよくラリー✨
コートに響くラケット音とボールの弾む音、仲間の声が混ざり合って、まるで生き物みたいにコートが熱く揺れています。
個人戦の2年生先輩のサーブは、一瞬でコートの隅に突き刺さる、まるで手裏剣みたい⚡
2年生の出場メンバーは、上級生の中で緊張しながらも堂々とプレー。
出られなかった2年生は、サポートや応援に全力で参加して、声をかけ合ったり拍手を送ったり。
コートの隅々まで、熱い信頼の糸が張り巡らされているようでした💖
見ているだけで手のひらが汗ばんで、心が熱くなります💦
1年でも、全国大会経験のある柿本涼子と大原沙耶は試合に出て、上級生に堂々と立ち向かう姿が頼もしい🎀
私たちは声出し担当。
「ナイスショットです!」
「ドンマイです、先輩!」
声がコートに響くたび、胸の奥のスイッチがぽかぽか🔥
小苗ちゃんと目を合わせて、
真理ちゃんが明るく声を上げました。
「涼子ちゃんと沙耶ちゃんの分まで、私たちも全力で声出すからね!頑張って!」
涼子ちゃんは笑顔のまま目だけでこちらを見て、**「ありがと」**と短く返しました。
その返事の重さに、胸がどきんと鳴ります💓
その横で私の胸もふわっと熱くなって。
同じコートに立つ彼女たちのボールは、私が追いかけるべき**“目標”そのもの。
一瞬、「どうして私はここにいないんだろう」**と悔しくなったけど、すぐに
「この憧れを力に変えて、絶対にあそこに立つ!」と決意に変わりました🍀
🌸出場メンバー発表の日

翌週、部室の前に貼り出された紙📋
「夏季総体 出場メンバー」
団体戦は3年生中心の7名。
個人戦には上級生の名前に混ざって――
「柿本 涼子(個人戦出場決定)」
「大原 沙耶(個人戦出場決定)」
1年生の名前が並んでいました✨
ふたりは小学生のころからジュニア大会で既に県大会出場権を持つ実力者。
フォームも試合運びも、やっぱり違います🎾
沙耶ちゃんは、鋭い目つきで少し怖がられがちだけど、紙に駆け寄った先輩に静かにタオルを渡す、さりげない気配りが光ります。
涼子ちゃんは、わざと大きな声で**「プレッシャーやばい〜💦」**って笑ったけれど、その笑顔の奥には、周囲を一瞬で黙らせるような威圧感が少しだけ漂っていました。

🌈心のラリー
練習後、真帆先輩がみんなを集めて言いました。
「この夏の市大会でベスト4を目指す。試合に出る人も、サポートする人も、みんな“チーム”だからね」
その言葉が心にすっと響いて、夏のコートに向かって、
“みんなでひとつのボールをつないでいく”
そんな気持ちになりました💭

「私たち1年も、コートの外でも、最高のボールをつなげる。」
そう信じて、次の練習も全力で声を出しました🌸✨
🌟次回予告🌟
第6話「夏祭りの夜に、響く笑い声と金魚のきらめき🎆」
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